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病院広報は、現在、日本HIS研究センターの中心的な商品カテゴリーのようになっていて、
病院広報の説明をすれば、当法人のすべてを解説したかのように誤解されることもあります。
そこで、ここ暫くは当法人の本来の目的や理念について解説していきたいと思います。
NPO法人である日本HIS研究センターの定款(目的および事業)には、
この法人は、「医療・保健・福祉などいわゆるヘルスケアサービスの提供には、
健全な施設運営の確立とともに、利用者と提供者の相互理解と信頼が不可欠と考え、
HIS理念重視のもと、よりよい医療・福祉環境とコミュニケーションの創造を目的とする」
という文面が鎮座しており、つづいて保健・医療・福祉・教育・情報化社会・消費者保護など
健康はないのですが、関連のお馴染み言葉がならんでおります。
大方の法人や団体の定款では、同様になんとなくの方向が示されているのが普通ですが、
これでは具体性がなく、初めての人には鬱陶しいと思いますので、
新年をまたいで、HIS思考を中心に使い方の例などに触れていきたいと思います。
途中でボロボロと落ちてくる知識の片割れが、お役に立つこともありますのでご期待ください。
病院広報はあくまでも「広報」の範疇を考えてのことです。
いい広報展開は、情報の発信者にも、受信者にもプラスがあるものです。
いわゆる「知っておいてよかった・助かった」というあれです。
多くは親切で、分かりやすい以上に、高度な判断・気の利いた配慮のある情報です。
しかし広報とは、情報あるいは情報の塊である。また、必要な言葉の塊である、
ということもできます。必ずしも言葉の塊が役立つのか、
ルールどおりの言葉で伝えて、本当に効果のある伝達ができるのか、
という心配も多々あるのではないか、と思いますがどうでしょう?
確かに言葉のやりとりは、双方が同じように理解できていて初めて成り立つ仕組みです。
日々日本語での暮らしをしていて当たり前に考えていても、わからない人にはさっぱりわからない。
言葉だけでなく、常識や判断の基準や社会の仕組みなども、知り合っているからこそ、
好き放題のコミュニケーションができるわけです。
何が知られていて、何がでえきないのか。広報であってもなかっても、
相手のそのような前提を理解して、相手に「よかった!」を届けることが必要です。
広報は「理屈」だけではない、「感覚」によることが多いのも、
多様な人、社会を把握して判断すること、いわゆる見識が必要になるということです。
ビジュアルの「人間革新」は、多少大げさのようです。
しかし、いうほどでもなく、やはり革新は機械では難しく、人間が革新を起こしていく、
苦もあり楽もあり、それがなければ、なにも始まらないわけです。
その意味でHISは「人間革新」のモットーによるものと言えます。
では次回に。
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