佐倉市議会はしおか協美
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自治体直営か?指定管理者か?委託か?の勉強会終了後、代官山のTSUTSYAへ行ったのは、今から4年前の夏。

佐賀県武雄市が図書館経費を1割削減し、サービスを向上するために

TSUTAYAグループに運営を委託・指定管理に移行。

2年前の夏には、志津議員団で武雄市図書館を視察しました。

図書館リニューアル前の市民アンケートで希望が多かった雑誌の充実と喫茶コーナーの設置はTSUTAYA指定管理でクリア。

TSUTAYA指定管理になりおおいに満足もしくは満足と答えた市民は83パーセント。

新しい図書館スタッフの対応におおいに満足もしくは満足が70パーセント。

指定管理に移行して市民の満足度が上がり、利用者、貸出冊数ともに増加、図書館開館日は年中無休の365日。

このような図書館を開館したら本が売れなくなると作家たちに反対されたそうですが、新刊購入は1冊のみで

リクエストによる複本も1冊と決めてあるので、開館後のTSUTAYA及び市内書店での新刊の販売はかなり多いとのこと。

その武雄市図書館について、佐賀新聞で以下のような報道が今夏にありました。

「レンタル大手TSUTAYA(ツタヤ)を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理者

として運営している武雄市図書館の2015年度収支は796万円の赤字だった。赤字は3年連続だが、

前年度より半減し、2年連続で縮小した。併設する書店などの収益は収支に含まれないが、

同社は「民業部分を含めても赤字」とし、全体収支でも3年連続の赤字となった。」

 

選書についても課題があった指定管理者ですが、やはり指定管理で運営する前提には市がしっかりとしたビジョンを示すことが重要です。

今議会で、志津コミュニティーセンター、草ぶえの丘、市民公益活動サポートセンター、よもぎの園、さくらんぼ園、

間野台学童保育所と染井野学童保育所、飯野台観光振興施設の指定管理についての議案を審議しています。

「指定管理者制度」は、地方自治法の一部改正(平成15年9月)により、これまで公的団体等に限られていた公の施設の管理について、

法人その他の団体を期間を定めて指定し、その管理を代行させることで、民間の能力を活用しつつ、住民サービスの向上と

経費の節減等を図ることを目的として創設された制度です。

指定管理者制度による市の第一の目標である、民間事業者やNPOの持つノウハウや創意工夫が活かされているか、

既存施設を徹底的に活用し、価値を創出することが出来ているかを判断基準に審議してまいります。

 

 

 



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