佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



大項目2では、生活道路と安全対策、街路樹の伐採について質問しました。








◆14番(橋岡協美)
 次の大項目にいきます。生活道路と安全対策、街路樹の伐採について。未来に希望が持てる魅力あるまちづくりを掲げて、西田市長は就任以来取り組み、安全安心なまちづくりの取組として、おじいちゃん、おばあちゃん、子供たちが安心して歩くことができるよう、生活道路の整備や通学路の安全対策など、道路の適正な維持管理に力を注いでいただいております。
 しかしながら、市民意識調査を見ますと、重要度が高いけれども、満足度が一番低いのは道路環境です。通学路の安全対策は教育委員会、学校、警察、道路管理者が連携して3年に1回の頻度で実施する通学路交通安全プログラムなどによる合同点検と、令和3年度に実施した土木部の通学路点検に基づいて整備を行っていると伺っております。前回の通学路合同点検、その詳しい時期と趣旨について伺います。

○議長(敷根文裕) 教育長。

◎教育長(圓城寺一雄) お答えいたします。
 前回の通学路合同点検につきましては、令和3年度に実施しました。通学路における児童生徒の交通安全を一層確実に確保するために、学校、教育委員会、道路管理者及び警察が合同で通学路の点検を行ったものです。前回は、学校から報告された危険箇所78か所を点検し、見守り活動を含め、全ての対応、対策が完了いたしました。
 以上でございます。

○議長(敷根文裕) 橋岡議員。

◆14番(橋岡協美) 78か所完了したということですが、具体的に学校からどのような危険な状況が挙げられ、それに対してどのような対策をされたか伺います。

○議長(敷根文裕) 教育長。

◎教育長(圓城寺一雄) お答えいたします。
 各学校から挙げられた危険な状況の一例といたしましては、抜け道で車のスピードが速いなどといったことがございました。それを受け、見守り活動を継続するとともに、道路維持課や警察などに依頼し、グリーンベルトや車線分離標の新設、砂利部のアスファルトの舗装などの対策を講じております。
 以上でございます。

○議長(敷根文裕) 橋岡議員。

◆14番(橋岡協美) それでは、その次に参ります。
 ユーカリが丘1丁目の街路樹伐採の要望と根上がりの補修について。まずは、お配りしました資料の表をご覧ください。こちらの表は、令和5年度の小竹小学校児童登下校時の事故のうち、スクールガードが遭遇したもの7件です。特徴として、7件のうち5件が1丁目歩道のざらざら箇所で発生している点です。さらには、7件中5件の転倒事故は全て1年生です。その際の出血は歩道にしばらく残っていた状況が次の配付資料でもあります。このざらざらの道路の状況も見ていただきたいと思います。
 これら7件の転倒事故は、あくまでもスクールガードが遭遇したものですので、実際には歩道での転倒事故によるけがの件数は多く、昨年度はごみ出しに出た大人の方が歩道で転倒し、19針縫うけがを負っています。また今年、新年度、4月から本日まで2か月ちょっとの間に、もう6件の転倒事故が起きているということを伺っています。
 これらの転倒事故を受けて、自治会では以下のような経緯で現在に至ります。令和4年6月、ユーカリが丘中央通り街路樹伐採について要望書を提出。令和4年12月3日及び令和5年1月21日に、ユーカリが丘中央通り樹木に関する意見交換会を開催。令和5年4月2日、令和4年度ユーカリが丘1丁目自治会総会にて、会員総数684世帯のうち賛成399、反対5、無効票1で賛成多数で第5号議案 ユーカリが丘1丁目中央通りの樹木伐採について可決されました。これを受けまして、令和5年4月3日、ユーカリが丘1丁目中央通りの樹木は伐採し、歩道を補修してくださいという要望書を佐倉市長宛てに提出。令和5年8月30日に要望書の回答がユーカリが丘1丁目自治会長に届き、内容はご要望区間の街路樹全ての伐採及び伐採後の歩道の補修工事に向け、予算確保に努めてまいりますと記されていました。その後8月議会定例会にて、会派の齋藤寛之議員がユーカリが丘1丁目中央通り伐採と補修について質問し、自治会からの要望書を受け、予算確保に努めているという答弁をいただいています。令和6年度に入って2か月と10日で既に6件の転倒事故が起こったのは先ほど申し上げましたが、ユーカリが丘1丁目自治会として、将来を担う子供たちや高齢者の安全確保は自治会の最優先課題であるとして取り組んでくださっています。
 そこで伺います。佐倉市内で転倒によるけがが発生しているような歩道の状態が悪い場所について、今後どのように対策をしていくか伺います。

○議長(敷根文裕) 土木部長。

◎土木部長(櫻井高明) お答えいたします。
 歩道の状態が悪い場所につきましては、現地を確認し、状況に応じて安全確保のため応急措置を行っているところでございます。その後、必要に応じて補修工事を実施してまいります。
 以上でございます。

○議長(敷根文裕) 橋岡議員。

◆14番(橋岡協美) 補修をしていくということなのですけれども、街路樹維持管理事業の基本方針を令和7年度に策定するとあります。街路樹はグリーンインフラの一つでもありますが、街路樹を伐採するのが目的ではないのです。安全な歩道を確保してくださいという目的の先に街路樹を伐採してくださいということがあるのですけれども、既に安全性が保たれない危機的状況の街路樹及び歩道が散見されている状況です。道路利用者の安全確保を優先し、迅速な現場対応を行いながら、前倒しして基本方針の策定に取り組んでほしいと令和6年度当初予算審議では会派で求めています。ユーカリが丘1丁目自治会エリア内の中央通り全面伐採と補修について、これまで述べたとおり市民の安全を守ることができなくなっています。事業実施を求めますが、ご見解を伺います。

○議長(敷根文裕) 土木部長。

◎土木部長(櫻井高明) お答えいたします。
 ユーカリが丘1丁目自治会エリア内の中央通り全面伐採と補修につきましては、令和5年度に自治会からの要望を受け、令和6年度の予算化を予定しておりましたが、その後近隣地域の皆様から街路樹伐採について様々なご意見をいただいたことから、市といたしましては慎重な対応が必要と考え、街路樹伐採は予算化を見送った経緯がございます。
 一方で、今年度に入り、自治会の方々と話合いを行うことと併せて細かく現場を調査して、児童の転倒事故が相次いでいる歩道につきましては、通学路の安全確保のため、局所的な補修を実施することといたしました。補修する区間は、Ⅰ―39号線、通称中央通りと2―177号線、通称みずき通りの交差点からユーカリ南部調整池に面する間の東側歩道部を対象として、劣化した舗装の補修と根上がりの処理という2種類の方法で、特に損傷の著しい箇所につきまして今年度中に実施してまいります。
 今後につきましては、自治会の要望である全面伐採と補修を進めていくため、順次予算確保に努めてまいります。
 以上でございます。

○議長(敷根文裕) 橋岡議員。

◆14番(橋岡協美) 通学路の安全確保という意味で、補修を先にやっていくというご答弁だったと思います。この歩道の補修について申し上げますが、地球温暖化によるヒートアイランド対策として、東京都では60%の歩道がヒートアイランド対策対応となっています。バギー、乳母車に乗車している赤ちゃんの熱中症予防の観点からも、歩道の補修の際にはヒートアイランド対策で工事をしていただきたいと思います。
 最近の歩道の補修につきましては、浸水性の具材は使っているので、内水害の対策はしっかりと行っていただいているということは伺っています。
 先ほどユーカリが丘の他地域から意見が上がったということがありますが、当該ユーカリが丘1丁目自治会エリア内の中央通り歩道補修について、ユーカリが丘1丁目以外の自治会などから要望はありますでしょうか。ありましたら、その要望の内容について伺います。

○議長(敷根文裕) 土木部長。

◎土木部長(櫻井高明) お答えいたします。
 ユーカリが丘1丁目自治会以外の要望につきましては、学校関係者から令和5年度末に3件の要望書が提出されております。主な内容といたしましては、街路樹の根上がりによる転倒事故をきっかけとする歩道補修要望と舗装表面の劣化による転倒事故をきっかけとする歩道補修要望でございます。
 以上でございます。



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