天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

FocusCheckerPro3.5 位置再現性が良くなりました。

2009-01-08 22:23:26 | フォーカシング支援ソフト
 昨夜は雲に阻まれて合焦まで行きませんでしたが、今夜は邪魔者も無く
数回フォーカシングのテストが出来ました。結果はほぼ同じポジションで
ピントが合い、位置再現性が良くなりました。
昨日書きました「露出時間+ミラーアップ時間」分の遅延機能も実装し
上手く機能しています。

測定星:アルデバラン
ε160 露出5秒 2ステップ=約40μm毎に8コマ撮影のうちの3コマ
左からPositionは601、603、605で、斜鏡スパイダー干渉像から
中央の603Step目にピントが来ていると判断しました。
画像は1コマずつナビゲーション可能ですので前後との比較でピント位置
を探すのが楽です。またPositionとリンクしていますので選択した画像の
位置へ簡単にフォーカサーを位置付ける事が出来ます。

※今回は判り易いように露出を長くしてスパイダー干渉像を使いました。
  この画像では輝度が高過ぎて自動ピント検出は機能せず、推測位置は
  意味がありません。
 

しばらく月が大きく撮影出来ませんので、冷却KissDの結露対策を練りたい
と思います。当初ヒーター取り付けを考えていましたが、現在はカメラ内部へ
の乾燥空気送風を検討しています。


フォーカシングと画像転送不具合  解消した様です。

2009-01-08 00:47:26 | フォーカシング支援ソフト
 「FocusCheckerPro3.5」でフォーカサー・モーターが指示通り回らない
のとEOSUtilityでの画像転送の不具合ですか、ソフトの改良と「撮影画像
の確認」を「切り」に設定でどちらも解消したようです。
雲間からでしたの2回しかテスト出来ず、2回とも雲に阻まれてピントが合う
ところまで行きませんでしたが、撮影した恒星像を見る限りでは良い感じで
合焦に向かって収束していました。
2回とも8コマづつの撮影ですが、この間画像転送も問題なく行われました。
ただ、上記とは全く別に、一点だけソフトを修正しなければなりません。
それは「露出時間+ミラーアップ時間」だけ次のフォーカサー移動開始を
遅延させる機能です。