goo blog サービス終了のお知らせ 

天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

北アメリカ星雲 ISO100 60分露出

2009-08-26 09:56:38 | 星雲・星団
 北アメリカ星雲をISO100で60分露出撮影しました。
星像は少し流れていますがガイドの問題なのかそれとも鏡筒側の撓み
なのか判断が付きません。εでオフアキシスガイドを実現出来ればと
思います。
ダークを撮ったのですが引いたら変になりましたので、ダーク処理無しの
ISO100、60分露出一枚画像です。
すこし強めの処理です。


2009.8.25 22h41m06s~23h41m11s
ε160+冷却&IRC換装改造KissD
ISO100、冷却温度約8->6.6℃、露出60分
PHDGuiding+DSI Proによるオートガイド
コンポジット・ダーク処理等無しの一枚画像

P.S
60分2枚撮影の後にダークを撮ったので冷却温度が変化してしまい
ダークが合わなかったのだと思います。途中で撮るべきでした。


M31 光軸調整+カメラマウント調整+新補正レンズ

2009-08-25 02:54:53 | 星雲・星団
 昨夜は久々に透明度が良かったです。
光軸とカメラマウントを調整し、加えて借用のデジタル対応補正レンズの
効果で周辺像が大分良くなったε160で撮影のM31です。
フィルター換装により赤が強く出ますが、その色調の処理方法が
まだよく分かりません。
露出20分でもISO200に冷却でノイズは少ないようです。
改造で混入したのかゴミや周辺減光が目立ちますので、ダークや
フラット処理がこれからの課題です。
PHDGuiding+DSI Proによるオートガイドもまずまずでした。


2009.8.25 00h35m28s~00h55m28s
ε160+冷却&IRC換装改造KissD、ISO200、冷却温度約8℃、露出20分
PHDGuiding+DSI Proによるオートガイド
コンポジット・ダーク処理等無しの一枚画像


ε160/130用「デジタル対応補正レンズ」によるNGC6992

2009-08-23 16:11:16 | 星雲・星団
 昨夜、星仲間のTさんより借用のε160/130用「デジタル対応補正レンズ」で
旧補正レンズとの比較もしたくて再度「網状星雲NGC6992」を撮影しました。
撮影条件や処理が異なる為一概にはいえませんが、星像は一段引き締まり
赤いコマ収差はやはり小さくなっています。
ただ、今日確認したらε160の光軸が狂っており、昨夜のテスト画像でも
四隅でピントが狂っていましたので、調整のうえ今夜再度テスト撮影したいと
思います。


2009.8.22
ε160 
冷却&IRC換装改造KissD、ISO200
露出470秒ノータッチガイド、冷却温度約10℃
コンポジット、ダーク処理等無しの一枚画像




M104、M81とM82と流星と

2009-04-30 21:46:01 | 星雲・星団
4/28に撮影したM104とM81・M82です。
M104は撮影準備に手間取っているうちに鏡筒がドーム回転部に
掛かってしまい、テスト撮影のISO1600、3分露出一枚で終わりました。
高感度設定に冷却無しでしたからノイズが多いです。
M81・M82には流星が飛び込みました。元画像では人口衛星と思われる
軌跡も見られます。

【M104】 ε160、EOS KissD、ISO1600、露出3分 中心部切抜き

【M81・82】 ε160、EOS KissD、ISO200、露出10分x2枚 中心部切抜き


今日は月がある上に透明度も悪かったのですが、上記2つの対象の
眼視での見え具合をNGT-12.5 32cm反射に140倍で確認しました。
M104は中央を横切る暗黒帯がスッと一直線に見えその片側が特に
明るく見えます。
M81・M82は写真ではM81が大きく写りますが、眼視ではM81の周辺は
見えないのでM82の方が明らかに大きく見えます。
ただし、もっと条件の良い日にじっくり観察すればM81の周辺部も見えて
来るかもしれません。
また、M82の中心付近がくびれているのが分かります。


ε160の光軸調整

2009-04-25 18:44:12 | 星雲・星団
 ε160の主鏡光軸調整ネジを不用意に触ってしまいましたのでカメラと
補正レンズを外して接眼アダプターを付け、センターリング・アイピースで
光軸調整を行いました。
最終調整でセンターリング・アイピースを覗くときに見口から目を1m位
離すと「目」-「見口」-「十字交点」と3点で光路が決まり、より正確な調整が
出来ます。
掲載写真1枚目はピント合わせ後、光軸調整の確認に撮影したM13です。
あえてISO100に10分露出ですが、途中うす雲が掛かったようで輝星が滲み
ガイドも少し流れています。
2枚目は記事には関係ありませんが4/18撮影のM81・82です。
こちらはISO400、8分露出ですがガイド鏡がFL360mmと短く、しかも
マウントにガタがあり更に流れています。
どちらもε160の焦点距離では短過ぎてあまり向かない対象です。
因みにM13はノートリミング、M81・82は中心部トリミングです。