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天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

EOSUtilityでの画像転送不具合

2009-01-07 12:10:36 | EOS KissD冷却改造
 EOSをご使用の方の殆どはEOSUtilityを使われていると思います。
私も撮影画像の取り込みは勿論、フォーカシングソフトからもEOSUtilityの
リモート撮影機能を利用しています。
ところが先日、PCへの画像転送の失敗が多発しフォーカシングが出来なく
なりました。以前から時々同様の現象はあるものの、ソフトとカメラを再起動
すれば直っていましたが、今回は直らず、数コマは取り込むものの、必ず
途中でエラーになります。
出力先フォルダーを覗くとサイズがゼロの画像ファイルが出来ています。
色々試した結果、カメラ設定メニューの「撮影画像の確認」を「切り」にしたら
その後は上手く転送されるようになりました。
モニターへの撮影画像表示中に転送が始まるとカメラがBUSYになる様です。
冷却改造で一度モニターが写らなくなりましたが、その影響で何処かに
不具合があるのかも知れません。
KissDのフィルター除去改造をされた方も同様の現象が発生した様で、
この方法で解決されるかどうか、その結果によっては何か判るかも
知れません。


冷却改造KissD ロシアン・ファーム書き換え出来ました。

2008-12-28 12:28:44 | EOS KissD冷却改造
 12月16日に出来ないと書いたロシアン・ファームへの書き換えですが、
昨夜何とか出来ました。
特に何もいじっていませんが、CF未挿入時の動作がちょっと変わったな、
と感じ、ファームをコピーして起動したら「Execute Upgrade」が表示
されました。この時点でファームのバージョン表示が最新版と同じだったので
一旦キャンセルし、念のため再度ロシアン・ファームコピーし直し起動したら
今度は「Execute Upgrade」は表示されません。
何回か電源ON・OFFを繰り返しても駄目で、苦し紛れにPCでCFのエラー・
チェックを掛けて再再度試したら「Execute Upgrade」が表示され、無事に
ロシアン・ファームが入りました。ISO感度に「H」が追加され、ミラーアップも
出来てします。しかし、今日試したら書き換え画面は表示されません。
カメラ側というよりもCF側の問題なのかも知れません。


P.S
やはりPCでCFにチェック・ディスクを掛け修復すると「Execute Upgrade」が
ちゃんと表示されるようになります。特にエラーはありませんが・・・。
ただ、Upgradeをキャンセルしすぐ電源を入れても次はNGです。
CF自体、撮影及び撮影画像の保存には支障ありません。
原因は何でしょうか? 今度別のCFで試してみます。




冷却改造KissD 再度M45を撮影中

2008-12-19 20:47:09 | EOS KissD冷却改造
 12月19日20時40分現在、一昨日見事に結露した「冷却改造KissD」で
再度M45を撮影中です。FocusChecerPro3.5によるフォーカシング時の
画像を見る限りでは今回は結露は無いようです。湿度の関係でしょうか。
非冷却時8.3度から冷却時マイナス5.7度でマイナス14度と、電源は
同じですが先回より冷えています。撮影中に1~1.5度は上昇すると
思いますが・・・。
インターバル撮影ソフトのタ段階露出機能を用いて、各一枚づつですが
ISO100で3分、6分、8分、10分の露出をセットして自動撮影しています。
結果は後程掲載させて頂きます。

23時20分現在、M45に続きM42をISO400で10分、5分、3分で
撮影中です。気温が下がったせいか冷却温度は約マイナス7℃です。


タイトルはM45となっていますがM42のテスト画像を掲載いたします。
撮影時点では冷却温度はマイナス7.1℃で、特に対策はしていませんが
今回は結露は見られませんでした。湿度が低かったのでしょうか。
ノイズは同条件の未冷却画像も撮って比較するべきでした。

【M42 】 ε160 冷却改造KissD ISO400 露出10分x1枚 
      当倍切抜き未処理画像


M45も処理しました。こちらは8枚コンポジットです。

【M45】 ε160 冷却改造KissD ISO400 露出5分x8枚


冷却改造KissD外観

2008-12-18 23:44:37 | EOS KissD冷却改造
 結露対策が急がれる「冷却改造KissD」ですが、今日は外観を少し紹介
したいと思います。もともとはDIS Proを冷却しようと用意していたペルチェ
素子と冷却ファン・ヒートシンク、そして温度計を用いて始めた冷却改造です
が、冷却ファンが壊れ温度計は-1度以下は未対応でペルチェは能力不足と
殆どが入れ替わってしまいました。
冷却ファンは適当なサイズのもの一個の方が良いと思いますが、小型の
同機種が3個ありましたので2基としました。

2基の冷却ファン取り付け位置が分かります。
2基目はスペースの関係で前傾させ取り付けました。


この角度からも2基目の冷却ファン取り付け位置が分かります。
温度計は内蔵で電池駆動ですが、5Vを掛けた時だけバックライトが
点灯し暗闇でも確認できます。フリーになっているリード線にその
スイッチを取り付けますが、操作時にカメラが動かない様にケース
には付けません。
 

USB、リモコン、ビデオ端子の移設温存にこだわりました。ビデオ端子は
底面にあります。2基目の冷却ファンとヒートシンクとの間が空いています。
塞いだ方が効率的でしょうか? この方がヒートシンク外側にも風があたり
良いようにも思いますが・・・。2つの冷却ファンとも防振ゴムを介して
ヒートシンクに取り付けてあり、振動防止効果大です。
 

上から「温度計、冷却ファン、ペルチェ素子」のスイッチです。
赤LEDは飾りで点灯しません。フリーのバックライト用リード線が見えます。


CMOS 見事に結露しました

2008-12-17 22:32:33 | EOS KissD冷却改造
 とりあえず完成した「冷却改造KissD」でテスト撮影したM45ですが、
CMOSが見事に結露しました。
使用した電源の容量不足で非冷却時9度から冷却時マイナス1.5度と
マイナス10.5度しか冷えませんでしたが、それでも結露してしまいました。
対策を検討しなければなりません。

【冷却ON】 CMOS温度-1.5度 ISO200 露出3分 レベル調整

【冷却OFF】 CMOS温度9度 ISO200 露出3分 レベル調整
        冷却時の結露が残ったままでの撮影です。
冷却の効果はもう少し長い露出を掛けると判りやすいのですが、
全体に赤いカブリが少なく、ノイズは低減されています。
また、ファンによる振動ですが防振ゴムの効果で今のところ影響は
無いようです。