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天体撮影ソフトと天体写真のブログ

惑星をメインに天体写真を掲載。極軸セッティング・インターバル撮影、オートフォーカスソフト頒布も行っています。

「フォーカシング支援ソフト」と「Webカメラ」の連携

2007-10-12 14:26:01 | フォーカシング支援ソフト
先日書きましたフォーカシング支援ソフトとWebカメラの連携が可能と
なりました。掲載写真左下の小窓にWebカメラLiveViewを表示し、
自動で画像をキャプチャーしながらフォーカスの判定をして行きます。
しかし、用いたWebカメラはToUcamなのですが画質が悪く、上手く
フォーカスを判定できません。
取り込んだ画像を目視で判定しフォーカサーを位置付ける事は可能
ですが、あまり実用的ではありません。
もともとWebカメラでのフォーカシングが目的では無く、テストで代用した
訳ですがEOS 40D等デジタル一眼のライブビュー映像のキャプチャー
ではどうでしょうか。
KissDの外部ビデオ出力で静止画像は出せますので、LiveViewでは
ありませんが事前撮影した画像をキャプチャーすることで凡その画質は
判断出来ると思います。
キャプチャーボードを入手したら試してみたいと思います。



デジカメのライブビューでオートフォーカス可能でしょうか?

2007-10-10 18:55:18 | フォーカシング支援ソフト
 最近のデジタル一眼はライブビューの搭載が当たり前になってきましたが、
Webカメラの代わりこの機能を使って極軸セッティング、更にはシャツターを
切らずにライブ画像を取り込んでオートフォーカス出来ないか考えています。
残念ながら私はライブビュー機能をもったカメラを所有しておりませんが、
キャプチャーボードを使えばWebカメラと同様にPCへの画像取り込みは
可能と思います。TGV-Mではそのようにして極軸セッティング支援ソフトの
画像入力デバイスとして御使いいただいております。
 極軸セッティング支援ソフトではTGV-Mの様にキャプチャーボードさえ
有ればそのまま使えると思いますが、フォーカシング支援ソフトの方は
ビデオ画像取り込み機能を付加する必要があります。
とりあえず極軸セッティング支援ソフトと同様にWebカメラを接続出来るよう
にしてテストしてみたいと思います。

何方かデジタル一眼のライブビュー画像取り込みに付いてコメント頂ければ
嬉しいです。


105SDHF・・レデューサーでピントが出ない。

2007-10-08 23:49:58 | フォーカシング支援ソフト
昨日はPentax105SDHF直焦点でのオートフォーカスを書きました。、
今夜はレデューサーを付けて試そうとしましたが、何とピントが出ません。
ピント位置は当然内側に引っ込むとは思っていましたが・・・。
67カメラアダプターからフェザータッチ・フォーカサー取り付け部
までで切り詰めることができるか要検討ですが、難しそうです。



Pentax105SDHFでオートフォーカス

2007-10-07 17:51:19 | フォーカシング支援ソフト
Pentaxの105SDHFに電動フェザータッチ・フォーカサーを取り付けて
オートフォーカスのテスト撮影を行いました。フェザータッチ・フォーカサー
の取り付けは以前こんなときの為に入手しておいたフラットベースを、
67判レンズリアキャップを埋め込んだ木の板に取り付けて作りました。
本格使用時はアルミ版で作り直します。

写真1 : 左から105SDHF+67カメラアダプター+自作簡易FTFアダプター
      +FTF。金色つまみがフェザータッチの微動ノブ、それに接するのは
      モーターに取り付けたホイールで、これが接したり離れたりで電動・
      手動を切り替えます。




写真2 : 上がフォーカシング支援ソフトでオートフォーカス実行させた際の
      画面で、左グラフ内で左から7番目と8番目の間に合焦位置が
      有ると推測し(白線で表示)、その位置を算出し自動でフォーカサー
      を位置付けます。
      下の10個の恒星像はグラフ上の10個のプロットに対応し、
      フォーカサーの移動量は20Step(92μ)です。
      当初10Step(46μ)では前後との差が判断できず綺麗なグラフが
      得られませんでした。しかしピント位置推測機能により設定移動量
      以下でフォーカサーの移動が可能ですので求める精度の2倍程度
      でカーブを取った方が良さそうです。
      目測でも7番目と8番目の間に最良のポイントがありそうです。


写真3 : 写真2のピント位置で撮影したM42画像中心部を等倍で切り出した
      もので、ピント確認用ですので露出は短めで未処理です。
      Pentax 105SDHF FL700mm直焦点
      Canon EOS KissD、ISO800、露出90秒

結果として反射よりも屈折の方が星像が安定していますので
オートフォーカスの精度が高いように思います。
また写真4の非オートフォーカス版を用いてピント合わせした
M42画像よりもピントが出ています。比較してご覧頂下さい。

写真4 : 以前テスト撮影したM42画像
      左はカメラファインダー目視、右は非オートフォーカス版ソフト
      によるピント合わせ。

「フォーカシング支援ソフト」ご使用頂いております。

2007-10-03 13:57:37 | フォーカシング支援ソフト
惑星撮影時のフォーカシングにUSBフォーカサー・コントローラを
使っていますが、このコントローラの製作者様は当方の
「フォーカシング支援ソフト」でビットランの冷却CCDカメラBJ-41L
のオートフォーカスを実現されていて、下記ブログでご紹介されています。
 http://kuwana.exblog.jp/  10月2日

冷却CCD以外にデジカメでもオートフォーカスが可能となりますが、
私の方は赤道儀の問題もあり最近、直焦点撮影は行わず、惑星撮影に
上記USBフォーカサー・コントローラを、PC接続はせずに電動フォーカサー
としてピント合せに使っています。
オリジナルにはハンド・コントローラは付いていませんが写真のように
HCを取り付けて使い勝手が良くなりました。
尚、現在の頒布品では液晶による位置表示が可能のようで、惑星屋さんにも
お勧めです。