雨降りの昨日。月例の「土曜日を有意義に過ごす会」は予定を変更して上野の国立科学博物館へ。
博物館って、こんなに楽しかったのかぁ…と思うほど楽しめた。っていうのは、ここの博物館は自然科学の展示が豊富。今回は「地球館」しか行けなかったけど、進化の歴史や極地から熱帯まで、様々な生物の様相が分かりやすく展示されている。
先週行った八重山の展示も↓
マングローブ(オヒルギ)の受粉の仕組みとか、びっくり。リュウキュウメジロの顔(頭)に花粉が弾け飛ぶんだって!
雄花が海面を移動するウミショウブの受粉仕組みも詳しく図説されていた。
このコーナーのタイトルがまた素敵。
「多彩で巧妙な送粉システム。みずから移動できない植物が子孫を残すために獲得した美しき戦略」
「美しき戦略」とか、なんてかっこいい
表現!まさにそんな感じだし…。
自分の目で見てきただけに、より身近に感じられたのかも。百聞は一見に如かずって、本当ですよね。
ここの博物館では、土日に「ディスカバリートーク」っていうのをやっていて、研究者の方から展示物や研究内容を教えていただけるミニ講演会があります。集合場所に行けば誰でも聞けます。時間は30分。一般向けに分かりやすく解説してくれるので、聞きやすかったです。
昨日は「博物館の昆虫標本コレクション」と特別展に合わせた「江戸時代の科学」についての2つディスカバリートークがありました。
ちなみに今後の予定はこんな感じ↓
実際に研究者から、お話が聞けるってすごいですよね。しかも無料!!もっと、もっと活用しなきゃって思いました。
で、我々「土曜日を有意義に過ごす会」のメンバーは入館の際に「リピーターパス(1050円)っていうのを購入しました。これは購入した日から1年間有効で、620円の入館料が何度でも無料。付属施設の「自然教育園(310円/目黒)」「筑波実験植物園(310えん)」にも入園可。しかも館内レストランや売店での割引もある豪華なパスです。
ちなみに「土曜日を有意義に過ごす会」のメンバーは現在2名(笑)
次回7月はこのパスを使って、「自然教育園」へ行きますよー。会員募集中!
話が脱線しましたが、特別企画の「医は仁術展」も見てきました。
日本の医学が、祈りやまじないの時期を経て、江戸時代に東西から入ってきた科学と融合。日本に根付く「仁(他を思いやる心)」がベースになって、独自の発展を遂げてきたというのがコンセプト。
当時の医療器具や医学書、解体新書が作成された当時の様子。かなりえぐい絵もありましたが、それも科学の発展には不可欠な事実。それを知ることも大切だと感じました。
そして300年という泰平の世を維持した江戸幕府の素晴らしさ。小石川に国民向けの療養所を作った徳川吉宗。庶民の健康のために邁進した多くの医療従事者たち。
医学や科学の知識を持ち合わせていなくても、自分の国が誇らしく思える、そんな内容でした。
薬薬屋の看板に笑ったり、モダマが生薬だったことに驚いたり。「人型人蔘」を発見したり(今も昔も人面○○とか人型○○って話題になるもんですね)。
会場には医学生や医療従事者が多いようで、あちこちから専門的な話も聞こえてきてましたけど…。そんな会話についつい耳をそばだてて楽しんじゃいました(笑)
ちなみに今回のお食事は、博物館のレストランで、パンダプレートを頼んでみました。
それに、上野の森にいつの間にかできていた、かっこいいスタ○でコーヒーも飲みました。そんなわけで今回もおしゃべりと自然観察(?)を十分に楽しめた会となりました。博物館、オススメです!
国立科学博物館のHP→こちら
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