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YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

ボランティアを終えて

2011-07-05 09:01:32 | 震災ボランティア2011春夏
無事帰宅し、蒸し暑さに辟易する朝を迎えています。

昨日の復興市で購入した唐桑手ぬぐい。なかなかかっこいいデザインです。たった5日間の滞在で、すっかり唐桑が大好きになってしまいました。



唐桑はカキやワカメの養殖の他、カツオがたくさん水揚げされます。滞在中、二度もお刺身をご馳走になりました。カツオの写真がなかったので、差し入れていただいたホタテ貝の写真です。これも刺身と潮汁でいただきました。



唐桑ボランティアセンターは、レストランのオーナーがご好意で場所を提供してくれているのですが、ときどき料理も提供してくれます。地元の方からの差し入れも増えているようで、自宅にいるよりむしろ豊かな食生活。



このレストランの前がまた素敵な場所で、被災地にいることを忘れてしまいます。しかし、手前に見える岩は「折石」といい、昭和初期の大津波で折れてしまったのだといいます。

海岸線の公衆トイレに「津波用心」の看板があったり、「津波体験館」という施設があったり、この土地と津波との関わりの深さを感じさせられます。



ちなみにこの時期はマンボウもとれるのです。地元の方は刺身にして食べるようです。マンボウは、かなりの重量があるようで、4人がかりで水から引き揚げられました。

風光明媚で、静かで豊かな漁村。おそらく震災がなければ一生足を踏み入れることがなかったこの場所で、地元の方と共に作業をしたという経験は、なんだかとても不思議なことに感じます。



少しずつ漁業が再開されきたとはいえ、まだまだ震災の傷痕が深く、まったく手付かずのまま、放置されている倒壊家屋も数多くあります。

現地に行ってみたいと考えている方、毎日忙しくて時間がない方、1日だけでも力になれることはたくさんあります。金曜夜出発、日曜帰りのツアーもあるようなので、まずは一度「RQ市民防災センター」のHPを覗いてみてください。

RQは母体がエコツーリズム協会なので、自然系の方が多いのもちょっとしたお得ポイントです。今回の滞在で岐阜にある白川自然学校のインタープリターや併設レストランのシェフと知り合いになり、遊びに行く約束をしてきました♪



アメリカからの学生ボランティアが差し入れてくれたチャリテイブレスレットです。アメリカでこれを売り、売り上げを寄付しているそうです。

STAY STRONG JAPAN

わたしも8月に再訪するつもりです。


2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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私も行ってきます (テレマーク)
2011-07-10 17:09:51
 初めてPCでブログを見ています。携帯版より、やはりこちらの方が見やすいなあ。
 さて、うちの奥さんが陸前高田から帰ってきました。たくさんの収穫があったようです。幸さんやうちの奥さんの行動に触発され、私もこの週末にRQで登米に行くことにしました。登米を選んだのは、以前、カヌーで北上川を下っていたとき、登米の町が大変良かったのを思い出したからです。金曜夜東京発で日曜昼には現地を出る、1日または1日半のプチボランティアになりますが、微力ながら貢献できるといいなと思っています。頑張ってきます。
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尊敬 ()
2011-07-11 08:35:13
テレマークさん、お返事遅くなりました。

お仕事の忙しさが想像できるだけに、この時期に行動を起こされれこと、尊敬します。

登米はRQの東北本部がある大きなボラセン。体育館に寝泊まりする数、常時60人以上と聞いています。キッチン班があり、食生活は豊からしいですが、風呂は近隣の民家でもらい湯で、交代制のはず。

わたしがいた唐桑とは車で1時間半かかるそうですが、毎日登米から出張部隊が来ていて、帰りは温泉に寄っていました。仕事内容によりますが唐桑で「カキばさみ」があるようなら立候補されるとよいと思います。仕事的には緩いので、チャリで鍛えた筋肉がもったいないですが、現地のかたとの交流があり、職場に持ち帰れるものが大きいかと。でも時期的にもう終わっているかな?

わたしも次は登米に行こうと思っているので、帰ってきたらぜひ話を聞かせてください。

この暑さと夜行の強行軍。くれぐれも無理しすぎないでくださいね。

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