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YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

山も崩せば塵となる

2011-07-02 05:32:05 | 震災ボランティア2011春夏
作業1日目。昨日はこの小さな湾に面したお宅の家財を集積場へ運び出す作業をしました。すでに屋内から庭先に出されてはいましたが、海水に浸り、雨に濡れ太陽であたためられ、カビと異臭とハエが半端なく溢れている現場での作業は、正直きつかったです。

途中何度も途方に暮れましたが、その都度周りで頑張っている仲間の姿に励まされました。 一人じゃ太刀打ちできないことも仲間となら頑張れる。

午後2時、終わりなき作業に見えた一面の家財の山がほとんど、分別されて集積場へ運び出されていました。スゴイ!!



道端に流されてきた巨大な岩だって、力を合わせて移動しちゃいます。ピラミッドもこうやって作ったのでしょう。みんなで知恵を出しあって、限られた道具で成し遂げちゃうのです。

今感じていることは、まだうまく言葉にできないことが多いですが、とにかくここへ来て、やはりよかったです。

今日はワカメの養殖のいかだを固定するための重り作りをします。袋に60キロの砂利を入れる作業です。前回は20人ほどで600作ったそうです。最終目標は1万個。昨日の気分は「山も崩せば塵となる」でしたが、今日はことわざ通り「塵も積もれば山となる」でがんばります。

唐桑の朝

2011-07-01 08:34:32 | 震災ボランティア2011春夏
昨晩はかなり強い雨が降っていましたが、1晩あけてよい天気になりました。



ここは「巨釜半造(おおがまはんぞう)」という景勝地だけあって、すばらしい夜明けを眺めさせてもらいました。







今いるところは津波の影響はなかったそうで、海岸は美しいままの姿を見せてくれています。

今日はいよいよ作業に参加です。個人宅の家財出しと聞いています。

昨日、気仙沼でバスを2時間近く待っていたのですが、そのとき唐桑に住んでいるというおばちゃんとずっとおしゃべりさせてもらいました。唐桑のことや被害のようすなどいろいろ教えてもらいました。その現場に入るわけです。
バスから見ただけでも津波の威力には驚かされるばかりだったので、ちょっと緊張な朝です。

行ってきます

2011-06-30 08:06:45 | 震災ボランティア2011春夏
本日より、とりあえず3泊の予定で気仙沼の唐桑へ行ってきます。

実際のところ、今日は移動で終わるようなものだし、現地に馴染む間もなく帰ってくることになる可能性大の、にわかボランティアです。まずは一歩を踏み出すことが大切ということでf(^^;



ボランティア活動保険なんてものがあることも初めて知りました。

地域の社会福祉協議会で手続きするのですが、「お疲れ様です。気をつけて行ってきてください。」なんて励まされ、ちょっと気恥ずかしくなりました。

現地では携帯は通じるということ(充電もOK)なので、ボランティア中は1日1回を目指して記事を更新できればと思っています。

では、行ってきます。

準備

2011-06-29 06:23:43 | 震災ボランティア2011春夏
明日から気仙沼へボランティアへ行くための装備の確認をしています。

説明会で聞いてきた道具をかき集め、買い足してみました。足りないものもあるけどなんとかなるかな?

雨具、長靴、防塵マスク、手袋、ヘッドランプ、シュラフ、食器

シュラフの使用は12年ぶりかも。いやもっとか?1年に1回くらいは干していましたが、ちゃんと使えるのかしら。ダニとかいたら困るな^_^;

食器は山用のものがコンパクトだけど、こちらも使用するのはずいぶん久しぶり。捨てずにおいて良かった(*^^*)

雨具はゴアテックスは汚れるともったいないから、安いの買いました。着ることになったら暑いだろうなあ…。

ヘルメットと長靴に入れる踏み抜き防止の鉄板は貸してくれるというので甘えます。

食料は嗜好品だけでよいらしいので、あとは洗面用具と着替え、暑さ対策や虫よけグッズなど細々したものを用意すればいいのかな…。そうそうID用の写真もいるのでした。先日パスポート用に撮影したのですが、かなりのオバサン加減にガッカリしましたっけ^_^;
気仙沼へは、新幹線と大船渡線を使って行くつもりです。そこからバスに乗って唐桑へ。夕方到着予定です。ボラセンターは高台のドライブインにあり、風光明媚なところだそうです。

唐桑の美しさと震災の爪痕を心にしっかり焼き付けてこようと思います。