北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

北京で焼酎ゲット!

2012-03-16 17:52:09 | 北京暮らし おでかけ編

韓国人が多く住む地域の『南湖総合市場』で日本の焼酎がゲットできる!と、市場に詳しいある日本人に教えていただきました。そんな素敵な情報をゲットしたからには、行かないわけにはいきません。

北京でも買えるとなれば、日本から一升瓶(それも2本)抱えてこなくて済みますからね~。(あれは重かった・・・)

 

 

週末とあって買い物客もいっぱい。

市場は大きなプレハブのような建物の中にあるらしいので、さっそく入ってみましょうか。

 

 

焼酎さ~ん。こんにちは~!

 

 

 

「いらっしゃい」

 

 

?????

ココハ食品ヲ扱ウ市場デスヨネ???

 

 

建物に入ってすぐにノックアウトされそうになりました。 危ない危ない。

『総合市場』の名の通り、食品以外のお店もあるらしい。

 

 

 

ずら~~~~っと並ぶ店をちらちら眺めながら歩いて。

 

 

 

どんどん歩いて・・・ようやく一番奥にたどり着いたと思ったら、そこは。

 

 

 

まさかのビリヤード場だった。

気が動転して、キラキラモードで撮ってしまいましたよ。

 

 

市場でビリヤード・・・。
 ここは中国。どこで何を楽しもうが勝手なのです。

で、肝心の市場はといいますと、この細長い店の並びと平行に隣接していたのでした。

 

 

 

色鮮やかなフルーツ!

 

 

 

カラフルな野菜がいっぱい!

 

 

 

韓国人がよく来ることもあり、唐辛子もたっぷり。

 

 

 

まだ土がついたままの新鮮野菜から。

 

 

 

乾物。

 

 

そしてもちろん、生ものも。

いきますよ~!

 

 

お肉売り場。

原形をとどめておられるお肉さんも並んでいるので、リアルに撮らずに、遠くからパチリ。

 

 

 

こちらはお魚売り場。

近所の市場では冷凍状態で売られているお魚がほとんどなんだけど、ここでは。

 

 

 

ひょえ~っ!!! 蟹ですよ、蟹!

・・・って、どんだけ種類あるん?

 

 

この市場を教えてくれた方は、お魚売り場の常連さん。家で蟹を蒸して食べているとか。

これは・・・あれですね。

私の胃腸が北京仕様になったらぜひとも家で蟹&日本酒でいきたいもんです。(今からヨダレが・・・)

 

 

 

肉や魚が並ぶ中、唐突に調理器具屋さんが現れたり。

 

 

 

こちらは炊飯器も。

(手前に微妙なドラえもんは気にしない)

 

 

さらに、近所の市場と違って。

 

 

 

韓国食材がずら~り。

 

 

 

お酒からお菓子まで何でもあるし、更に・・・。

 

 

 

キムチとか韓国惣菜もあり、ここで明太子をゲット。

 

 

さて、肝心の焼酎。

この市場で多分1軒だけと思われる日本食材屋さんでゲットしました。

狭い店に業務用サイズの日本食材や調味料、お酒は日本酒、焼酎、梅酒などが並んでいるんだけど、欲しい銘柄は埃がかぶっていたり、ラベルが破れていたりとちょっと不安。

ニセモノだったらショックだな・・・と弱気な私たちは結局おめあての銘柄を諦め、小さなサイズで売られていた焼酎をお試しすることに。

 

 

というわけで、この日の晩酌は。

 

 

あぶり明太子&焼酎お湯割り。

 

焼酎、本物でした。(疑ってごめんなちゃい)

韓国製の明太子は、日本の物よりほのかに甘くてまろやか。

ごちそうさまでした! 


不思議でおもろい中医の世界にはまるの巻

2012-03-15 17:41:20 | 北京暮らし いろいろ

突然ですが、我が家に新しく加わった愉快な仲間をご紹介します。

 

 

「みなさん、初めまして。ボク、けいら君です」

 

 

経絡が一目でわかる人形ということで、けいら君と名付けました。

 

 

こういう人形が好きなんですかぁ~・・・みたいな誤解を受けてはいけないので、はっきり言います。

 

好きではありません。 むしろ苦手です。 

夜は絶対に目が合いたくないので。

 

 

そっと箱にしまっておきます。

 

 

で、なんでけいら君が我が家にいるかと言いますと、実は先週から中医の全身按摩を習い始めたんですよ。

最初にもらった道具一式が、けいら君と。

 

 

 

教材。 

右に写っているのは“かっさ”、中国語でぐあしゃぁ~!と読み、なんとなくその響きが好き。

昨日も授業でゴリゴリやってきました。

 

 

そして。

 

 

 

こっ、これは、カッピング!

背中とかにポッコポッコくっつけて、取り外した後に紫っぽい跡がつく、あれですね。

これを家でやる日が来るんやろうか・・・?

 

 

 

実は前回の滞在時に中国漢方を習ったことがあり面白かったので、今回はより実用的な(?)全身按摩のクラスに参加することにしました。 マッサージ好きにはたまらない授業であります。

 

長年中医を専門にしてこられた先生が、理論と実践の両方を教えてくださるんだけど、その先生。 私の親指の爪を見てひとこと。

 

 

「身内に心臓が悪い人がいるでしょう?」

 

 

 

・・・占い師ですか?

 

おっしゃる通り、母方の祖父は心臓が悪く、これまで3度手術を受けました。

さらに私の手のひらをまじまじと見て。

 

 

「手相にも出ている・・・」

 

 

は?

どうやら一般的に“感情線”と呼ばれる線が鎖状になっている人は、心臓要注意らしい。

『感情線を見ると、感情豊か、愛情あふれる方ですね』などと以前(素人に)言われ気を良くしていたというのに、なんということだ!

 

 

 

・・・とまあ、不思議でおもろい中医なのであります。

足マッサージ等にいくと、足裏と体の各部位に関係があるというような図がはってありますが、足裏だけでなく。

 

 

手も体の各部位と連携してるそうな。

 

 

この絵なんて、手の上に人体がのっかちゃってますからね~。

 

 

授業は先生の用意してくれた教材を使って進めていくのだけど、気になるのが挿絵。

 

 

 

薄ら笑いが怖い。

 

 

無表情が怖い。

 

 

一通り全身按摩を学んだあかつきには、無料で実験台を募集したいと思います。

勇気のある方は、ど~んと私にぶつかってきてください。


正反対? ベジタリアンフードVSラーメン!

2012-03-14 17:28:16 | 北京暮らし もぐもぐ編 いろいろ

昨日の記事については色々とご心配いただき有難うございました!

アドバイスを参考にして、ストレスたまらないように、無理せず楽しく暮らしていきたいと思います。

 

 

さて、こちらで楽しみと言えばやっぱり・・・。

 

『食』

 

ですよね。

 

なんだか体も弱っていそうなので、ここは体に優しいベジタリアンフードふたたび!といきますか。

 

 

前回もご紹介しました『百合素食』。

お昼過ぎに行ったら、なんとほぼ満席!

 

 

急遽スタッフが使っていたテーブルを片づけて、セッティングしてくれました。

 

 

 

この日はお天気も良く、日差しもぽかぽか。

というか、むしろ日差し入りすぎでごめんねとスタッフが申し訳なさそうだったけど、ここ中国においてその控えめな態度に大いに癒された私であります。

 

 

 

暖かくなったら昼ワイン!と楽しみにしていたけど、やっぱりこの季節はお茶でまったり・・・かな。

 

 

 

それにしても、相変わらず凝ったメニュー。

こちらはベジタリアン仕様の北京ダック。

 

 

 

 

これなんて、完全にナマコだ。

・・・が、本来のナマコをよく知らないので、比較ができないのでした。

 

 

今回注文したのはこちら。

 

 

ハスの葉に包まれたお野菜いろいろ。 

・・・以外に、ハムやソーセージらしきものもありますね~。

味もかなりそれに近いのにはびっくり。 

 

 

 

シンプルなアスパラの炒め物も、塩加減、火加減ともにバッチリ!

 

 

水餃子。 中身はもちろん。

 

 

 

お野菜だけど、あのコクはどうやって出してるんだろ?

 

 

そして!

 

 

ソーセージ???

大豆で作られているのだと思うのだけど、見た目も味もほぼソーセージ。 すごすぎですわ。

 

 

で、前回はまったパンプキンスープ。 今回はお一人様用の小さなポットで。

 

 

雰囲気、味ともにまったり満足のこのお店。

スタッフも(約1名のイライラガールを除き)おだやかでサービスもgood。 ←これ、北京においてと~っても重要なポイント。

 

 

 

体にも心にも良い、素敵ランチでした。

 

 

・・・とまあ、こんなのばかり食べてたら体も健やかになるんだろうけど、ここ1か月ほどラーメン探しの旅を続けている私は。

 

 

 

例のお店でいよいよ醤油ラーメンを食したのでありました!

味噌から始まり、塩、しょうゆとラーメン三部作、三都物語、完結です。

 

 

肝心のお味ですが、最後の方はちょっと飽きてきた・・・かな?

このお店なら私は味噌ラーメンが一番好みの味でした。

 

 

ま、そんなわけで、食の面では体の声に正直に、食べたいもん食べてる毎日です。(それがいいのか、悪いのか???)


北京 病院デビュー

2012-03-13 15:58:08 | 北京暮らし いろいろ

昨日、病院へ行ってきました。

前回の北京在住時にもお世話になった、日本人医師のいるインターナショナルクリニック。

 

 

実は1か月ほど前から少しずつ顔に吹き出物が出始め、ここ1週間で急にひどくなりました。

どうも体の中から出ているような、何か悪いもんを出そうと体が作用しているような感じの吹き出物。

 

そこでふと思い出したのが、前回の失敗であります。

 

 

 

にーはお、しぇしぇ・・・など最低限の中国語しかわからない状態で始まった前回の北京生活。

とにかく1日も早く中国語をマスターして日常生活を楽に過ごしたいとの思いから、受験勉強の比ではなく、文字通り寝食以外の時間はすべて中国語学習にあてている状態でした。

それが約1年続き、ようやく何となく言葉にも慣れたかな~と思ったある日。

突然私を襲ったのが。

 

 

耳鳴り。きぃ~んっ!

 

 

勉強自体は楽しかったので自分では気づかなかったのだけど、やっぱりどこかでストレスがたまっちゃったのかも。 あれ以来いまだに、朝から晩まで耳鳴りが続いています。

(ま、慣れましたが・・・)

 

 

そんなことがあったので、今回の肌荒れもストレスのサインかも!!! これはいかんっ!と焦ってしまいました。

そりゃ気付かないうちにストレスたまりますよね。 周りには私を混乱させる訳わからん人や訳わからんもの、そして不思議スポットがごろごろ転がってるんですもんね~。

 

つい先日も、ある場所に行くにあたって目印にした『今日美術館』という場所には。

 

 

 

なんか屋上に変な人がいっぱい並んでたし。

 

じろじろ見るなっ!

 

 

 

かごの中の恐竜らしきものが。

 

 

 

やたらメンチきってたし。

 

 

だいたい、お前ら、なんやねん。

 

 

集団で人を馬鹿にしてるやろ~!

 

 

「いやいや、してませんって」

 

 

って、言いながら。

 

 

 

なんやねん。そのポーズ。

 

 

 

「えへへへ~、ごめんなさ~い!」

 

 

って、全然顔が謝ってへんし。

 

 

 

よってたかってお前ら。

 

 

人を馬鹿にしやがって~!!!!!

 

 

 

これはあれですね。

ストレス解消、肌荒れ対策にはビタミンCですね。

 

 

と思っていた矢先、やっちゃんが出張土産で。

 

 

 

いちごを持って帰ってくれました!

うほほ~。

 

 

いちご、ぎっしり。(ダンボールに直接ぶちこんであるのは気にしない)

 

 

ただ、ここは中国。 直接口に入れるものだし、一応農薬対策しておきましょか・・・と、水につけたけど。

 

 

いちご、多っ!

 

 

前回のミニマンゴーでは新じゃが疑惑が持ち上がりましたが、今回のいちごはどうだ!

これがプチトマトに見えると言う人がいたら、職員室まで来てください。

 

 

 

めっちゃめちゃ甘くておいしかったイチゴを、一生分・・・というのはうそやけど、めっちゃたくさん食べたので、吹き出物も一気に消滅だ~と思ったのですが、残念ながら肌荒れは相変わらず。

 

 

そんなわけで昨日、病院へ行ったのでした。

 

日本人医師の診断はと言うと。

 

 

「吹き出物と言うより湿疹っぽいですね。 アレルギーの可能性がありますね」

 

 

アレルギー・・・ですか。

確かに肌荒れがひどくなったここ1週間、これでもかというくらい突風が吹き、砂埃が舞った北京。 その空気にやられた可能性も大いにあるなあ。

冬よりも春の乾燥の方が厳しいという人もいるし。

 

 

結果。

 

 

 

錠剤の漢方薬と、西洋薬の抗アレルギー薬、そして塗り薬を出してもらいました。

さらにこの病院では以前も中医に診てもらっていたので、その予約もちゃちゃっとゲット。

 

 

ま、とりあえずストレス起因のものではなさそうとわかった時点で一気に気が楽になりました。(←単純)

いずれにせよ、無意識のうちに小さなストレスがたまっていなかいよう、こまめにガス抜き(?)するのが大事ですね~。 気をつけよう。


またまた南鑼鼓巷 今回の買い食いは成功か?の巻

2012-03-12 16:17:16 | 北京暮らし おでかけ編

火がほしい・・・。

 

 

と思ったので、買いに行きました。

家には今、マッチもライターもないんですよ。

先日お香でもたこうかと思ったんだけど、考えてみたらそういう類は船便禁止だったから火をつけるものがない。 コンロもIHなので使えない。

せっかく買うなら可愛いものが欲しいということで、面白マッチを売ってた店が数軒並ぶ『南鑼鼓巷』へまたまた行ってきました。

 

 

暖かくなってきたので、鳥籠も外に。

落ち着きのない鳥で、その運動量は半端なかった。

 

 

 

南鑼鼓巷に到着。

すっかり観光スポットではあるのだけど。

 

 

一筋曲がれば。

 

 

 

懐かしい風景に出会えるので、お気に入りの場所のひとつです。

 

 

 

前回ここに来たのは氷点下10度以下だった真冬。

その時に比べたらずっとずっと暖かくなったので。

 

 

 

通りで絵を書くおじさんや。

 

 

 

外でヒマワリの種をかじりながら将棋をさしてたんだろうな~と思われる跡もあり、春もすぐそこって感じです。

 

 

暖かくなると増えるのは人だけじゃなく、開店している店も増えてたのにはちょっとびっくり。

この前は寒いからって、休んでたのか?

 

 

 

窓をば~んと開けて開放的なこちらのお店。

素敵~!とかけよると、あら大変。

 

 

 

ペンキ塗りたてなので注意してください。

 

 

ちなみにここは。

 

 

ユースホステル。

前回見たユースと言い、なんだかオシャレであります。

 

 

そんなのどかでコジャレた建物が並ぶ南鑼鼓巷だけど、やっぱりどこか抜けているというか残念ポイントがありまして。

 

 

道端にありえないお化粧品の看板。

 

 

 

 

こちらはパン屋さんなんだけど、手書きの内容がまた自信なさげなんですよ。

 

 

“たぶん北京で一番美味しいパン”

 

 

・・・自信持てよ!

 

 

ほかにも。

 

 

こんなに可愛い喜羊羊が。

 

 

 

充血してたり。

 

 

 

人民服着たオバマさんTシャツや、思いっきりチャイナなのに何がPRADAだと突っ込みたくなるような品々がいっぱい。

 

 

さて、この通りでは食べ歩きしている人もよく見かけます。

店によっては「食べ物持ち込み禁止」と貼紙していて、中には絶対持ち込んじゃダメなものを指定している店もある。

 

 

 

『臭豆腐食べてる奴は入るな!!!』

 

貼り紙の右下にち~さく“う〇ち”の画が書かれているのがおわかりでしょうか?

ま、それほど臭い食べ物なんですね~。 

私も無理です。が、だからと言って、う〇ちの画はかきません。

 

 

さて、前回はおよそ本来の味とはかけ離れたたこ焼きを食べて激怒した私ですが、今回はこちらにチャレンジしてみました。

 

 

 

鶏手羽をこんがり焼いているのが美味しそう。

風来坊、世界の山ちゃんとまではいかなくても、イメージとしてはそんな感じかな?・・・とちょっとだけ期待して買ってみたら。

 

 

 

そのちょっとの期待も打ち砕かれた。

 

・・・味が甘いんですよ。奥さん。

こちらでよくあるがっかりパターンのひとつに、甘くないだろうと思っていたものが甘かったというやつ。

(過去のがっかり例: 激甘ポテトサラダ、パンケーキ風たこ焼きなどなど)

 

まあ、甘いと言っても砂糖ど~ん!という遠慮なしの味ではなく、どちらかと言うとハチミツ風のほのかな甘み。

そしてその上にガンガンかかっているのが花椒、つまりビリビリしびれる中国山椒。

 

 

総括: イメージする手羽先とは全然別物だけど、これはこれでまあまあ美味しかった。熱々だしね。

 

 

今回はもう一軒買い食い。

 

 

 

いつも大行列のヨーグルト屋さん。

偶然列が短かったので、思い切って1個買ってみました。

数種類あるのだけど、売り切れているものもあり。

 

 

今回はオリジナル味をセレクト。 1個10元。

 

 

これは日本でイメージするヨーグルトというより、ミルクプリンにほのかにヨーグルト風味を足したという感じ。

ふるふるやわらか~!だったので、あっという間に完食しました。 

正直、ものすご~く長い行列に並んでまで買う味とは思わないけど、1~2分待つくらいならまた食べたいかな。(←単にわがまま)

 

 

 

行列と言えば、帰りのバス停近くに。

 

 

ものすご~い繁盛店が!

ヨーグルトよりむしろ、こっちが気になる・・・。

 

 

そして気になると言えば、これまたバス停そばの飲食店。

 

 

 

『肥猫』!? ぽっちゃり猫!?

 

 

 

日本でお留守番中のぽっちゃり猫、にゃおはん。

看板キャットにいかがでしょうか?

 

 

 

さて、目的のマッチですが、こんなの買ってしまいました。

 

 

また出た! ドラえもん。

ひと箱10元(120円少々)の中に。

 

 

ぎ~っしりマッチ箱。

しかも1個1個全部画が違っていて、更に。

 

 

裏面の画もそれぞれ異なるという凝りっぷり。

 

・・・やけど、そもそもこんな商品、アリなんやろか?


日本を想う

2012-03-11 12:04:29 | 北京暮らし いろいろ

東日本大震災から今日で1年。

ここ北京でも、支援チャリティーが開催されるそうです。

 

ただ。

情けないことに私の中ではいまだに、震災のことを誰かと語ったり、この日にアクションを起こせるほど震災を受け止めきれていません。

 

なので今日は一日、自分の中で日本を想って過ごしたいと思います。

そして明日からはまた、あの日のことを忘れず、生かされている自分ができる支援を細く長く続けたいと思います。

 

 

篠山紀信氏が40数年にわたり撮り続けた坂東玉三郎氏の写真展。

真っ白の壁に50点もの写真が並び、ため息が出るほどの美しさです。

行ったのは2月なのでとうに期間は過ぎていたのですが、798芸術区『東京画廊 + BTAP | 北京』にまだ展示されていました。

 

その入口に置いてあったのは、篠山氏による震災の写真集『ATOKATA(あとかた)』。

ページをめくるたびに去来した思い、どう表現してよいかわかりません。


西単の書店 漫画売り場は幼稚園の図書室状態?

2012-03-10 13:51:37 | 北京暮らし おでかけ編

日本、中国問わず本屋さんが大好きなので、北京でも大規模な本屋さんへ行ってきました。

 

『北京図書大廈』。 とにかくでかいです。

 

 

地下1階から4階まであるのだけど、各フロアがとにかく広い。 見渡す限りずら~~~~~っと本棚。

あらゆるジャンルの本が揃っています。
・・・というか、量が多すぎて却って混乱するぞ。

 

 

日本と違うな~と感じるのは、5冊、10冊とまとめ買いする人が多いためかスーパーの買い物カゴみたいなものが設置されている。 カゴに取っ手がついていて、ごろごろ転がしながら、好きな本が見つかったらぽんぽん入れていけばよいというわけ。 中には。

 

 

赤ちゃんを入れてひっぱってる客もいた。
(確かにジャストサイズではあるけどね)

 

 

 

店内はこんな感じ。 みんな静かに読んでいるのだけど、あるエリアだけは別世界でした。

それは。

 

 

『漫画コーナー』。

 

 

ちびっこ達は、立ち読みはおろか座り読みが当たり前。

更に寝転んでるヤツはいるわ、ジュース飲みながら読むヤツはいるわ、挙句勝手に歩きながら大声で朗読してるヤツもいて、こちらは通路を歩くことすらできない。

 

 

 

・・・ここは幼稚園の図書室か?

 

 

 

で、いざお会計しようとすると、なんかやたらに~ちゃんやおっちゃんが集まってきて「カードはいらんか? カードはお得だよ」などと売りつけようとする。

どうやら図書カードのようなものを販売しているらしいのだけど、レジ近くの床にひかれた黄色い線の外側でしか販売活動ができないらしく、皆そこにずら~っと並んでいる。

 

 

会計するにはそこを通らなくてはならないので、カードを買う気がない私はに~ちゃん達をかき分けかき分けようやく買い物終了。

本を買うだけで疲れた。

 

  

 

外に出ると、木には赤い実のようなものが。

 

 

 

ライトでした。

本屋へ行ったのはまだ2月の始めごろだったので、春節飾りが残っていたんですね~。


大人気『香満楼』で地ビール&北京ダック

2012-03-09 20:39:23 | 北京暮らし もぐもぐ編 中華

いつ見ても、ローカルの人々でごった返しているお店があります。

それがこちら。

 

ライトアップされた店名が頼りなげだけど、大人気 『香満楼』。

実はこの前日、店の前を通りがかった時に酔っぱらってたイキオイで翌日の予約を入れたのでした。

予約なしだったら待たされるので、酔いのイキオイに今日も感謝。

 

 

このお店は北京ダックが美味しいと有名なんだけど、それ以外に私たちが興味津々だったのは。

 

 

 

地ビール!

普通のと黒と2種類あります。

 

 

 

とりあえず普通ので。 

おぉ~! 地ビール~! (って、当たり前)

北京のビールはなんか物足りないというか、物によってはスカみたいな味で変な甘みと酸味だけが残るものもありビール好きには残念なところなのですが、これはしっかりした味です。 

 

 

さて、北京ダック以外に数品頼んだのだけど、四川料理も美味しいとのことなのでまずは。

 

 

よだれ鶏!

よだれが出るほど美味しいという一品なんだけど、確かに鶏はしっとり、タレはゴマこってり&ピリ辛でついつい2切れ、3切れ・・・と食べてしまいます。

 

 

見た目も綺麗なこのお料理。

名前は忘れたけど、タケノコの柔らかい部分を皮ごと煮た涼菜。

外側は簡単に向けるので、中の柔らかいタケノコ部分を食べるんだけど、これがまたいいお酒のアテになるわけです。

 

 

 

注文時のミスで、なぜかお皿にてんこもりの野菜炒めを。

 

 

2つも食べる羽目になってしまい、いかん、いかん、お腹がふくれてしまうではないですか。

早く北京ダック、かも~ん!!

 

 

 

・・・とその前に、海老が先にやってきました。

実はこの海老、北京ダックの値段よりも高かっただけに、大きい! ぷりっぷり。

 

 

がしかし、これを食べたら絶対にダックが入るスペースがなくなってしまう。 はてさて。

 

 

・・・と、迷っている間に気付いたらビールをもう一杯注文していたのは、一体何の不思議現象か。

 

 

そうこうしているうちに。

 

 

北京ダックさん、登場です。2人なので、半只(1/2の量)。 

98元(1200円くらい)ですが、数年前に比べるとかなり値上がりしてますね~。

 

肝心のお味ですが、お気に入りの店『ダートン』に比べると若干オイリーな皮だけど、外はパリッパリ、口に入れるとじゅわ~っと広がるうまみ。

身の部分も「ワタシ今、ダック食べてるんや~!」という気になるしっかりした濃い味。 そういえば色も濃かったな・・・。

 

 

結局ダックを食べたらお腹いっぱい。 ダックを頼むとついてくるスープがど~んと大量に来てそれもかなり美味しかったのだけど、残念ながらここで静かに終了。

北京では“打包”といって余ったお料理を持ち帰ることができるので、お高い海老さんは打包して。

 

 

次の日のランチ、海老天丼に生まれ変わりましたとさ。 めでたしめでたし。


北京も春うらら~  だけど色々ある毎日

2012-03-08 17:46:21 | 北京暮らし いろいろ

昨日のブログに載せた、どっからどう見ても

 

 

マンゴー! 

 

にしか見えない写真に、何だよみんな。 よってたかって新じゃが新じゃがって!

 

 

 

・・・って、言われてみれば確かに新じゃがにしか見えませんわ。

もしかしたら、マンゴーを買ったつもりで、うっかり新じゃがをつかまされたのかもしれない。

ということで、このマンゴー改め新じゃがを。

 

 

 

こってり煮てやりました。

というのはもちろん嘘で、もりもりマンゴー食ってます。 

  

 

 

さて、天気予報によると、昨日は最高気温10度を超えたとか。 

確かに歩いていて「暑っ!」と、マフラーとイヤーマフラーとダウン、そしてヒートテックを放り投げたくなりました。 

昨日はさらに風も強かった! 春一番だか何番だかわからないけど、まっすぐ歩けないほどの強風に、ゴミとかゴミとかゴミが舞っていました。

それでも何となく“におい”が春なんですね。

 

 

 

目の前を歩いている人が、頭はトナカイで体はヒョウで、追い越して振り返るとマスクはやはりアニマルだったりしてまだまだ真冬を感じさせる激寒ショットではありますが、やっぱり空気は春。

 

 

 

干してある衣類も冬よりなんだか大胆で、春が来たなと感じます。 赤パンが目にまぶしい。

 

 

 

そんな春うららの雰囲気に包まれて平和な毎日かと言いますとそういうわけでもなく、今はこちらで大事な会議が行われている関係か、NHK国際放送が突然真っ暗になったりもしますが、ま、別に騒ぐほどのことでもないですね。

 

私にとっては。

 

 

冷凍餃子を買ってきて。

 

 

 

茹でたてほかほか。 わ~い! 食べるぞ! 食べるぞ!

・・・と、新品の“餃子酢”を開けようとしたら。

 

 

 

中途半端に途中で切れて涙したということの方がよっぽど大事件。

 

これ、この商品に限らず一度や二度じゃないんですよ。 

普段ゆるゆるのくせに、なんでこの部分は取っ手が切れるほど固く栓をするねんと言いたい。

 

 

こんな小さなサプライズ(というのか?)は、日常のあちこちに転がっていまして。

 

 

 

歩道を占拠する傍若無人の車の後ろで、進行を妨げられてむかついたおばちゃんがバンバン手のひらで車を叩きながら怒鳴っていたり。 

 

 

そんなにたくさんのうずら卵をどうするのか目が釘付けになったり。

 

 

 

 

道端にしれっと、とんでもない状態の車が放置されてたり。

 

 

 

・・・って、何がどうしてどうなったら、こんな状態になるんですか?

 

 

ま、そんなこんなで。

 

 

信号が赤だろうがなんだろうが、水戸黄門の印籠のような『停』マークを手に車を停止させて。

 

 

 

ざっざっざっと。

 

 

 

横断していく方々・・・の帽子は冬仕様だけど。

 

 

春はもう、そこまでですね。(←強引すぎるシメ)


ラーメン食べて、三里屯へ行こう!

2012-03-07 13:34:43 | 北京暮らし おでかけ編

昨日は学校のある日でした。

一度気になると一定期間ハマる性格なので、向かった先は。

 

 

またまたラーメンやさん。

前回塩ラーメンがなかなか美味しかったので、看板メニューの味噌ラーメンを注文してみました。

 

うむ。お味噌のバランスがgood。 これまでほとんど味噌ラーメンを食べたことなかったのだけど、これならたまに食べてみたいと思う味ですね。

次回は(←通う気まんまん)最大の難関、しょうゆラーメンに挑戦です。

 

 

 

さて、昨日は。

 

 

 

空気がきれい! 約1週間ぶりの綺麗な空!

こんないい天気の日を無駄にできない・・・と、南鑼胡巷(については→ こちらの日記を)へ行こうと思ったんだけど、あらかじめ調べておいたバス停が見つからない。なんでや。

 

うろうろしてると。

 

 

なんかの撮影? 

見るからにお笑いコンビという感じの2人がなんかやってました。

 

 

うろうろ30分ほど迷ってからようやく見つけたバス停。

更に十数分待ってようやく来たバスに乗ったのだけど、そろそろ道路が混み始める時間。

南鑼胡巷へ行くのは諦めて、結局途中下車して向かったのは・・・。

 

 

 

三里屯。

大使館が多いこともあり、外国人率が高いこのエリア。

数年ぶりに来てみたら新しいビルがぼっこぼこ建っていてびっくり。 ユニクロの文字が目立な~。

 

 

 

先日この建物内にあるバーへ行ったんだけど、店内にはたくさんの西洋人、スタッフはもちろん基本英語。

ここは・・・六本木か?って感じだったけど、すべての客が洗練されているわけではなく、ザ・中国人!って感じのグループもいて、それがなんだかほっとしたり。

 

 

 

でも綺麗な建物に囲まれてこういう所を歩いていると、自分が今どこにいるのかわからんようになりそうです。

 

 

 

アップルストアもあるしね。

 

あ、でも。

1月のiPhone4S発売時にはここで暴動が起きたんだった。

購入希望者があまりに多く殺到しすぎたので、販売予定時刻になっても開店できなかったらしいんだけど、それに怒ったみなさんが、卵を投げるわ、暴言は吐くわでわっちゃわっちゃになったそうな。

・・・やっぱりここは中国なのだ。

 

 

 

こちらはバーストリート。 

 

 

 

バー以外にカフェも。

暖かくなったとはいえ、まだ冬の気温の北京。

にもかかわらず、左上にちらっと写っているブ屋根付きテーブルでは西洋人が楽しそうにお茶してる。

いつも思うのだけど、なんでそんなに寒さに強いのか。 皮膚が分厚くできているのか?

 

 

バー、カフェ・・・と飲食店以外に。

 

 

 

なんだかよくわからない雑貨店やセレクトショップみたいなのも並び。

 

 

 

こちらは美術関係のお店。

ここで額縁を作ってもらっていた友達もいたなぁ。

 

 

 

三里屯通りを北へ進んでも。

 

 

 

まだまだあるぞ、素敵ビル。

 

 

 

こちらは、先ほどユニクロが入っていたビルの関連。

北に位置しているので左の案内板には“北”の文字。

 

 

 

 

それにしても、人、いないな~。

この広場で唯一見かけたのは、地元のおばちゃん達と思われるグループ。 なにやらめっちゃ楽しそうに爆笑中。

 

 

 

ちょっと奥まった場所にあるからか、広場もガラッガラ。

 

 

 

有名ブランドも入っているんだけど、わざわざ北京で行く必要もないし。

 

 

 

黒帽子の上に白うさぎ有り。

 

 

綺麗なビルが増えたけれど、一方でそのすぐそばには。

 

 

以前からの風景。

前はぜ~んぶこんな感じやったなあ。しみじみ、遠い目。

 

 

ひなたぼっこしながらおしゃべりするおばあちゃん2人を見かけたり、この場所ではないんだけど。

 

 

 

ペットボトルのキャップを駒かわりに将棋を楽しむ2人、それを囲む人たちを見かけたり。

ほんまにこちらの皆さんは楽しむのが上手!

 

 

なんか色んな人、いろんな文化が混在してる街やな~と改めて実感したお散歩なのでした。

 

 

結局この日はぶらぶらして、ミニマンゴーをゲット。150円もしなかったんじゃないかな。

部屋中マンゴーの香りがふんわふわ~であります。

 

 

おまけ:

家に帰って汚染レベルをチェックしたら、意外な数値が。

 

 

アメリカ大使館の数値より、北京市の数値の方が高いじゃないか!

測定場所が違うから不思議ではないけど、いつもはアメリカ数値の半分以下なのにね~。


北京でベジタリアン料理 『百合素食』と『三摩地素食茶芸空間』

2012-03-06 18:17:13 | 北京暮らし もぐもぐ編 いろいろ

なんだか最近北京のよくわからん写真やら不思議ネタばっかりだったので、今日は素敵北京をご紹介します。

中国での楽しみと言えば、やっぱり“食”でしょ~!

 

 

近々中国人の友達とご飯を食べることになっているのだけど、あらびっくり、しばらく会わないうちに彼女はベジタリアンになってた。(どの程度のベジタリアンかはわからないけど)

・・・のでお料理チェックも兼ねて、2軒のベジタリアン料理のお店へ行ってきました。

まずはこちら。

 

 

『三摩地素食茶芸空間』。

入り口からしてすごいです。肉も魚もモリモリ食べる私たちですが、遠慮なく入らせていただきます。

ちなみに素食というのは中国語でベジタリアン料理のこと。

 

 

メニューを見ると、およよ! 日本語が。 (でも店員さんは中国語)

 

 

 

店内は静かで落ち着いた雰囲気。

店名の通り茶館でもあるので、スイーツと一緒にまったり過ごすのも良いかも。

 

 

 

コースターの画。

指で葉っぱをつまんでるんですね。(一瞬、ひっくり返ったうさぎに見えた。 そう見えない??)

 

 

こちらは、野菜のタルタルをパリパリの皮で包んだもの。

これは美味しいんだけど、下にあるのは何故かあま~いポン菓子(だったっけ?)。

 

 

麻婆豆腐。

確かにしびれる辛さだけど、麻婆豆腐を期待して食べたらちょっと違うかな。

 

 

 

大ヒットだったのはこちら。 松茸スープ。

松茸がゴロゴロのぜいたく土瓶蒸しを飲んでるみたい。

 

 

え~と、これは・・・。 きのこと野菜の炒め煮にみたいなやつ。

飛びぬけて美味しいというわけではないけど、安心して食べられる味。

 

 

 

期待して頼んだコーンときゅうりの揚げ物。

きゅうりの揚げ物なんて初めてだったけど、味云々の前に脂っこかった。

 

 

 

シンプルな炒飯。

これが結構おいしくて、あっさりパクパクといただきました。

 

 

というわけで、このお店はメニューによって当たり外れがありました。 誰かを連れて行くなら、何度か通って他のメニューをチェックする必要あり・・・ですね。

 

 

一方こちらは大ヒットのお店でした。

 

 

『百合素食』。

 

 

 

大通りからちょっと入った胡同にひっそりとあるお店。

伝統的な四合院造りの店内には。

 

 

 

可愛いテーブルと。

 

 

 

本! 本! 本!

ベジタリアン関連の本かなと見てみたら、哲学とか難しそうな本から、普通の英中辞書までいろいろだった。

 

 

メニューは写真付き。

右下はど~んと焼いたお魚風の写真だけど、もちろん肉・魚は一切なし。

 

 

 

お料理が出てくるまでの間・・・。

 

 

 

先にお茶をいただきま~す。

 

 

 

 

この日は(この日も?)空気が悪かったので写真ではよくわからないけど、天井がガラス張りになっているので、昼間は日差しが入ってとっても気持ちが良いのです。

 

 

ま、ガラス汚れてますが。

 

 

さて、お料理が来ました。

 

 

 

こちらは蟹風味のアスパラ炒め。 アスパラ、シャッキシャキ!

どうやって蟹風味を出しているのかわからないけど、お皿までなめたくなっちゃう味でした。

 

 

 

百合根、スナップエンドウ、ビーンズの炒め物。

これまた絶妙の火の通り具合。 味付けもgoodで、お皿までなめたい(←またか)。

 

 

 

どう見てもこってりお肉なんだけど、冬瓜です。

やわらか~く煮込んで薄くスライスした冬瓜に、こってり系のタレがかかっていて、淡泊な冬瓜によく合う。

このタレ・・・はさすがにこってりしていたのでお皿までなめたいと思わなかったけど、どうやってこの味を出してるんやろ。

 

 

 

こちらは辛い麺。

いかにも中国の麺!って感じで、花椒がしびれて辛いんだけど、ついもう一口・・・と食べてしまいます。

上のトッピングはなんやったかな? きのこかな?

 

 

 

この手のひらサイズのハンバーガーがまた可愛い。

バンズは香ばしく、中は全てきのこ。

 

 

 

そしてこちらが2人とも気に入ったかぼちゃスープ。

とろみがついたスープを一口飲んでびっくり。 

口の中がかぼちゃ畑や~!って安っぽい表現しかできない自分ですが、かぼちゃの持つ甘みが存分に引き出されているスープはお腹いっぱいにも関わらず、うめえうめえと飲み干してしまいました。

 

 

 

本でも持ってきて、食後はお茶を飲みながらだらだら~と長居してしまいそうなまったりレストラン。

 

 

 

どうやらワインも置いてあるようなので、今度は夜に来ようかな。

(あ、別に昼に来て昼に飲んでもいいんですけどね)

 

 

 

屋外にもテーブルがあったので、春になったらこっちで昼ワイン・・・ですかね。 うひひ。


学生の街、五道口へGO!

2012-03-05 17:22:25 | 北京暮らし おでかけ編

土曜日。 『五道口』へ行ってきました。ここは大学が多く集まる場所で、留学生の街でもあります。

やっちゃんは前回の北京赴任前に3か月間留学する機会があったので、この辺りには思い入れがあるみたい。 しかも、日本の漫画が読める漫画喫茶まであるので、ほな・・・ということでTAXIで行ってきました。

 

タクシーの窓から見えるあれは、もしや!

 

 

2008年北京オリンピック会場 “鳥の巣”。

こんな汚い空気がバックだとどうもイマイチに見えるけど、もう少し暖かくなったら遊びに行こう。

 

 

この変なビルは・・・?

IBMです。

本当に北京には変なビルが多いので、適当にバスに乗ってわけわからんビルばかり探す旅にいつか出たい。

 

 

五道口に着きました。

 

なんか・・・えらいこじゃれた街になっちゃって。

さて、やっちゃんは漫画を読みに行ったので、私はひとり、ふらふらしようかな。

 

 

以前のブログにも書きましたが、北京に住む韓国人は本当に多い。 もちろん留学生もめちゃめちゃ多い。

というわけで、この辺りには韓国系のお店が色々あります。

 

 

これは服飾市場かな。

 

 

中はこんな感じ。 

右に写っているマニキュアは“Dior”ならぬ“Dier”だった。 なにが韓国や。

そして。

 

 

“ちびまるこちゃん文具店”まであって、改めて一体何が韓国なんだかよくわからない。

 

 

 

服飾市場は???な部分が多かったけど、こちら24時間営業の韓国系コンビニは。

 

 

 

中はずら~っと韓国商品。

 

 

 

そして棚一杯のキムチやナムル。

 

 

 

床にもキムチ。

日本食でいうなら、ぬか漬けがずら~っと並んでいるような感じか? すごいな・・・。

 

 

大通り沿いを歩いていると、目の前に何やら行列が。

 

 

なつめケーキやさん。

しばらくしてまたこの近くに来てみたら、列は倍になっていた。 すごい人気やん。

しかも1斤(500g)買ったら半斤(250g)プレゼント!なんていうびっくりのサービスまで。120円くらいでモリモリ食べられるこのケーキ。 並んで買えばよかったとちょっと後悔。

 

 

学生の街だけあって、気軽に食べられるお店がいっぱい。

よく目にする吉野家もあるんだけど。

 

朝ごはんは、もはや吉野家とは全く別物。

 

 

 

吉野家のとなりは”xiabu xiabu しゃぶしゃぶ” と読みます。そう、1人しゃぶしゃぶが出来るチェーン店なのです。 まだ行ったことないけど、いつかチェックしてみよう。

 

 

・・・と、色々食べ物の店は充実してるけど、どうもファッション系となると。

 

 

 

入り口でぐったりしてる方もいて、どうも入りにくい店もちらほら。

 

 

ところが。

 

 

 

こんなショッピングモールが出来ていたんですね~。

 

 

が、やっぱりなぜか入り口に。

 

 

 

こんな赤くて素っ裸のに~ちゃんがいて入りにくい。

真正面から見るとえげつない状態だったので、斜めから撮ってみました。

 

 

店内にはユニクロとか、可愛い系とか、どちらかというと学生向きの店が多いのだけど、その中でも気になったのはこちら。

 

 

 

アトムだ!

服から靴、雑貨に至るまで、とにかく何から何までアトムだらけ。

 

 

アトム好きで賑わっていた店内。 ちなみにお値段は日本並みです。

 

 

さて、このファッションビルで私が思わず二度見してしまったのがこちら。

 

 

 

『綿のあめ』

・・・わたあめってことか?

ピンクで統一されたフリフリ、らぶり~な洋服がずらり。 店員さんももちろん真っピンク。

ふと横に書かれたキャッチコピーらしきものを見ると。

 

 

 

『あなたは可愛いお女王さんのように寵愛されている。加護されている。』

日本語と中国語が中途半端に入り混じってわけわからんけど、とっても大事にされてるお女王のあなたにはこんなピンクがお似合いよってことか。

お女王のみなさん。是非お試しください。

 

 

それにしても街を歩いていて閉口したのが、美容室の客引き。

 

 

この狭い通りを歩くと、4~5人が寄ってたかって「髪切らへん? 髪染めへん?」とうるさいうるさい。中には「なあ、おしゃべりし~ひん?」って、あんたそれ、違うやろ。

 

実はこの客引きがいた辺りのある絵を見て私は目が点になったのだけど、写真を撮りたくても彼らがうろうろしているので近づけない。

というわけで、遠くからそっと撮ってみました。

画質が荒いけど、一言いいたい。

 

 

 

キティちゃんに、あやまれ~。


北京でもぐもぐ ラーメン編

2012-03-04 17:48:20 | 北京暮らし もぐもぐ編 日本料理

数年ぶりの北京、ずいぶんラーメン屋さんが増えました

あ、こってりこてこて 『天下一品』はありませんが。

以前ぶらぶらと歩いていた時にやっちゃんが、「かっちゃん! 天下一品があるよ!」というので、嬉々として振り返ったところ。

 

 

同じ名前の中華やった。 (ぬか喜びさせやがって・・・)

 

 

というわけで、美味しいラーメンを探して数軒行ってみました。

まずはこちら。

  

 

評判の良い『一強堂』。

元祖渋谷ラーメンということだけど、渋谷ラーメン自体がどんなものか知らないので、まっさらな気持ちでラーメンと向かい合いたいと思います。

 

とその前に、まずネックなのが場所。 ちょっと不便なところにあるんです。

行きはタクシー、帰りはバスを利用したけど、う~ん、もうちょっと通いやすい場所だったらいいのに。

 

 

 

テーブルにはトッピングが色々。 ビールと一緒につまむも良し。

 

 

 

餃子。 ニラが多すぎの気もしたけど、あぁ、日本の餃子!って感じで美味しかった。

 

 

さて、このお店の売りは“鴨ガララーメン”。 鶏ガラではなく、鴨ガラ!

 

・・って、どんなの?

よくわからないし、最初だからまあ、王道でいきますか。

 

 

やっちゃん注文。味噌とんこつ。

曰く、「ようやくちゃんとした味噌ラーメンを食べたという感じ」だそう。

スープを飲ませてもらったけど、私はもうちょっとコクが欲しいかな。

 

 

で、こちらが私注文のとんこつ魚介ラーメン。

 

 

麺は美味しい。

・・・のだけど、スープは何かが足りない。なんか忘れてるような味。

濃厚なこってり味が魚介の味に勝ちすぎてるのかな。 

個人的には、“味噌とんこつ”と、“とんこつ魚介”を足して2で割ったら好みの味になるんじゃないかと思ったけど、気づいた時にはやっちゃん、味噌スープ全部飲み干してるやん。 

 

 

ところでこのお店。

 

 

壁に落書きOKとのこと。

なんだか自由でワイルドなニオイがするぞ。  そういえば、フリーペーパーに乗っていた店主のお写真も、なんだか「男は背中で語る」風のワイルドな感じだった。

 

 

・・・のですが。

お店に入った時も、お勘定を済ませて出る時も、店主の声はものすご~~~く小さい。

バイトの女の子の声だけが元気に「ありがとうございました~」と響いたのでした。

ま、声の大きさとラーメンの味は何ら関係がないので、やはり一度、ウリの鴨ガララーメンをチェックするべきか。

 

 

さて、お次はこちら。

 

 

 

『豊泉』。

店内に入ってまずびびったのは。

 

 

犬がいた。

それも、放し飼い。

 

 

飲食店やろ? なんで犬なん?

もしかしたらここは、ドッグカフェなのかもしれない。

 

 

ま、犬のことはひとまず置いておいて。

店内には。

 

 

梅酒、ずらっとね。

これは・・・いただけるのかしら?

 

 

さて、肝心のラーメンです。 

やっちゃんは塩ラーメン。 スープを分けてもらうとなかなかgood。

で、私が注文したのは。

 

 

こちら。醤油ラーメン。

チャーシューとろっとろ。 いい感じですね~!

それでは、スープを一口。

 

 

・・・・・ん?

なにかしら? この味は?

 

 

ラーメンというより。

 

 

お蕎麦?

 

麺つゆの味ですね。

この店はうどん、蕎麦をウリにしているそうなので、まぁわからなくもない。
スープそのものの味もまあまあ美味しいし。

 

・・・が、私はラーメンを食べに来ているんです。 蕎麦つゆ風のスープとラーメンの麺を一緒に食べると、口の中がかなり混乱するのでした。

このお店、3月中は土日のラーメンが半額だけど、通常なら45元。 ちょっと高いなあ。

 

 

というわけで、あえて記載するまでもない残念なラーメン屋さんも含めて、今のところ私の中では先日のブログでご紹介しました、

 

 

『大無限』のラーメンがわりと好みです。

 

 

ところで昨日の桃の節句。 ひなまつり。

白酒とかひなあられとか、そういう可愛らしいもんはお子ちゃま達におまかせして、私たちは。

 

 

ビールと熱燗でかんぱいです。

 

 

お刺身でちびちび。 ごちそうさまでした。


北京でコスプレのみなさんに出会った~

2012-03-03 18:36:24 | 北京暮らし おでかけ編

先週末のお話を。

特に目的もなく、ただぶらぶらした週末でした。

先日のブログで紹介しましたラーメン『大無限』へ行ってみようと、北京の中心部、国貿へ向かってタクシーでGO。

 

 

何度見てもようわからんCCTV(中央電視台)の新社屋。

 

 

 

 

北京でもかつて大地震があったのに、怖くないんやろか??

 

 

家から国貿までは車で15分ほど。

たったその間に・・・。

 

 

2件の交通事故を目撃。うち1件は、5台を巻き込む追突事故。

 

 

日本だとある程度の現場検証が済むと車を道路わきに寄せて、通行の邪魔にならないように作業を続けるのだけど、こちらは見る限りず~っと事故発生現場に車が止まっている。 で、渋滞がさらにひどくなる → 次の事故が起きる。

・・・と悪循環。

交通事故を目にするのは日常茶飯事の北京。 車も人も自由すぎるので、事故が起きて当然なのかも。

 

 

さて、目的のラーメン屋さんは残念ながら定休日だったので。

 

 

台湾系の中国茶カフェ 『一茶一座』で軽くランチ。

軽い食事もあるけど、ここはやっぱり一人でゆっくりお茶を楽しむ場所なのかな。

(と言っても場所柄、そう静かではありません・・・)

 

 

 

こちらはワンタン麺。

ワンタン、ぷりっぷりで、スープも優しいお味。

 

 

こちらは、サクラエビのビビンバ・・・ではなく、チャーハンです。

石鍋に入ってるけど味はチャーハン。
ミックスベジタブルが入ったご飯に、ついてきた溶き卵やサクラエビ、お漬物を混ぜて食べるのだけど、これ、なかなかヒットでした。

 

 

ところでこの日、国貿のビルを歩いているとなんだか不思議な方々とやたらすれ違う。

その不思議な方々は、猫の耳をつけていらっしゃったり、メイド服を着用されていたり、ううむ、これは日本でも見たことがある光景だぞ・・・と思いながら彼らが歩いてきた方向をたどっていくと、そこには。

 

 

 

 

不思議な世界が広がっていた。

 

 

 

赤いのと黒いの。 トランプか。

 

 

 

そして、みどり色。

 

 

これはあれですね。いわゆる、コスプレの皆さんですね。

 

 

 

中国でも目にするとは、コスプレに国境なし。

 

 

 

ちなみにネットで調べてみたところ。

  

 

 

こういうイベントだったみたいです。

 

 

ところで今日は3月3日。 桃の節句。

 

 

 

おひなまつりを祝って、熱燗で乾杯したいと思います。 


韓国スーパーでお買い物

2012-03-02 17:39:42 | 北京暮らし いろいろ

北京に住む日本人は、今はどれくらいなんだろう? 1万5千人くらいいるのかな?
一方、北京に住む韓国人はそれよりはるかに多く、10万人とも15万人ともいわれています。

韓国の人が多く住む『望京』という地区があるのですが、先日そこのスーパーへ行ってきました。

 

 

せっかくなので。

 

 

気になっていたこちらのバスでGO!

はてさて、本当にバスは来るのか・・・と思っていたら、ちゃんと来ました。

ボロッボロのバスです。

 

 

最近の北京のバスは、英語・中国語両方の車内アナウンスがあったり、バス停名を表示する電光掲示板があったりするのだけど、乗ったバスにはなぜかそのどちらもない。

しかも運転手は機嫌が悪いのか、単にイラチなのか、怒鳴るわクラクション鳴らしまくるわで、あぁうるさいうるさい。

 

 

なんとか目的地に着いてぐるりと辺りを見回すと。

 

 

おぉ~! ハングル表記が!

 

 

 

さて、こちらが韓国スーパー『来故郷超市』です。

それほど広くない店内にはずらりとハングル文字の商品が並び、ほとんどが輸入品。すごすぎる・・・。

 

・・・が。

 

 

 

ハングルさっぱりわからん。

 

 

この店では、みりんが安く買えるというので、わざわざハングルで“みりん”とメモしてやって来たのに。

 

 

 

みりんの棚だけからっぽ。

誰やっ!? ごっそり買い占めたやつはっ!!!

 

 

 

まあ、お目当てのみりんは買えなかったけど、思いがけず欲しかった物が手に入りました。

韓国料理の食材や、自家製キムチ(?)らしきものも売っていて、見てるだけで楽しいスーパー。

行くのはちょっと面倒だけど、しばらく通ってしまいそう。

 

 

さて、行きのバスはボロボロだったので、帰りは別の路線にしようかな・・・とバス停で待っていたのだけど。

 

 

 

バス停前になぐり書きされた携帯番号と思われる数字。

これ、よく見るんだけど、一体何のためやろ?

っていうか、なんで地面に落書きするねん。

 

 

 

さて、バスが来ました。

が。

 

 

 

今度もボロボロだった。

しかも座った椅子のネジが1個取れてて、ガタガタ怖い。

更に後ろのおっちゃんが私の椅子の背もたれを掴んで支えにしてるから、余計に揺れるやないか。 

おっちゃん、いいからその手を放してくれ。

 

 

とまあこんな感じで、無事(?)お買い物は終了。

今回買ってきたものは。

 

 

韓国のりに、ラーメン&冷麺(青い袋)。

丸いのはレトルトのおかゆ。

ちなみに、表示はオールハングルなので、作り方がよくわからないものは、いちいち店員さんに聞いて来ました。

 

 

こちらはコチュジャン。

コチュジャンの中国語がわからなかったので、ひたすら

 

「こちゅじゃん! こちゅじゃん!」

 

と連呼したら、これを持ってきてくれた。

 

 

他にはお菓子とか缶詰とか。

 

 

ん? 変なイキモノがいる?

 

 

 

こんな頭にされて、ここまで明るい笑顔を見せる彼はすごい。

 

 

 

あとはゆず茶。

ドヤ顔のおばちゃんはいただけませんが、お味はgoodです。

 

 

そしてもちろん。

 

 

生マッコリ!

 

・・・って、これ。

 

 

日本で飲んだことあるし、日本語が表記されてるし・・・。

でもなぜか、日本で飲んだものよりもずっと美味しかった。

 

 

さて、今回いちばんのヒットはこちら。

 

 

ファブリーズだっ!

 

 

それがどうしたと言われそうだけど、北京で暮らしていると色んなニオイが服についてしまい、だんだん自分自身が臭くなっていくような気すらします。

ドラッグストアとかスーパーをまわってみたけど、喉から手が出るほど欲しているファブリーズは見当たらない。  次回の一時帰国の際はファブリーズ買わないとな~、でも重いしな~とか色々考えていたほど。

 

それがなんと、韓国スーパーでは数種類、詰め替え用までごろごろ売っていて、いやあ、これは有難いです! 次回はまとめ買いしてこよう。

 

 

というわけで、この日のごはんはもちろん。

 

 

冷麺とマッコリ!

 

そして翌日のごはんは。

 

 

韓国粥。

(天一のれんげは気にしない)

 

 

さて、この数日後ヨーカドーへ行ったら、そこにも結構韓国食材がそろっていて、わざわざ遠くまで行く必要なかったんかいとちょっとがっかり。

なんだけど、やっぱりファブリーズはなかったので、韓国スーパーはありがた~い味方には違いないのでした。