北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

北京でベジタリアン料理 『百合素食』と『三摩地素食茶芸空間』

2012-03-06 18:17:13 | 北京暮らし もぐもぐ編 いろいろ

なんだか最近北京のよくわからん写真やら不思議ネタばっかりだったので、今日は素敵北京をご紹介します。

中国での楽しみと言えば、やっぱり“食”でしょ~!

 

 

近々中国人の友達とご飯を食べることになっているのだけど、あらびっくり、しばらく会わないうちに彼女はベジタリアンになってた。(どの程度のベジタリアンかはわからないけど)

・・・のでお料理チェックも兼ねて、2軒のベジタリアン料理のお店へ行ってきました。

まずはこちら。

 

 

『三摩地素食茶芸空間』。

入り口からしてすごいです。肉も魚もモリモリ食べる私たちですが、遠慮なく入らせていただきます。

ちなみに素食というのは中国語でベジタリアン料理のこと。

 

 

メニューを見ると、およよ! 日本語が。 (でも店員さんは中国語)

 

 

 

店内は静かで落ち着いた雰囲気。

店名の通り茶館でもあるので、スイーツと一緒にまったり過ごすのも良いかも。

 

 

 

コースターの画。

指で葉っぱをつまんでるんですね。(一瞬、ひっくり返ったうさぎに見えた。 そう見えない??)

 

 

こちらは、野菜のタルタルをパリパリの皮で包んだもの。

これは美味しいんだけど、下にあるのは何故かあま~いポン菓子(だったっけ?)。

 

 

麻婆豆腐。

確かにしびれる辛さだけど、麻婆豆腐を期待して食べたらちょっと違うかな。

 

 

 

大ヒットだったのはこちら。 松茸スープ。

松茸がゴロゴロのぜいたく土瓶蒸しを飲んでるみたい。

 

 

え~と、これは・・・。 きのこと野菜の炒め煮にみたいなやつ。

飛びぬけて美味しいというわけではないけど、安心して食べられる味。

 

 

 

期待して頼んだコーンときゅうりの揚げ物。

きゅうりの揚げ物なんて初めてだったけど、味云々の前に脂っこかった。

 

 

 

シンプルな炒飯。

これが結構おいしくて、あっさりパクパクといただきました。

 

 

というわけで、このお店はメニューによって当たり外れがありました。 誰かを連れて行くなら、何度か通って他のメニューをチェックする必要あり・・・ですね。

 

 

一方こちらは大ヒットのお店でした。

 

 

『百合素食』。

 

 

 

大通りからちょっと入った胡同にひっそりとあるお店。

伝統的な四合院造りの店内には。

 

 

 

可愛いテーブルと。

 

 

 

本! 本! 本!

ベジタリアン関連の本かなと見てみたら、哲学とか難しそうな本から、普通の英中辞書までいろいろだった。

 

 

メニューは写真付き。

右下はど~んと焼いたお魚風の写真だけど、もちろん肉・魚は一切なし。

 

 

 

お料理が出てくるまでの間・・・。

 

 

 

先にお茶をいただきま~す。

 

 

 

 

この日は(この日も?)空気が悪かったので写真ではよくわからないけど、天井がガラス張りになっているので、昼間は日差しが入ってとっても気持ちが良いのです。

 

 

ま、ガラス汚れてますが。

 

 

さて、お料理が来ました。

 

 

 

こちらは蟹風味のアスパラ炒め。 アスパラ、シャッキシャキ!

どうやって蟹風味を出しているのかわからないけど、お皿までなめたくなっちゃう味でした。

 

 

 

百合根、スナップエンドウ、ビーンズの炒め物。

これまた絶妙の火の通り具合。 味付けもgoodで、お皿までなめたい(←またか)。

 

 

 

どう見てもこってりお肉なんだけど、冬瓜です。

やわらか~く煮込んで薄くスライスした冬瓜に、こってり系のタレがかかっていて、淡泊な冬瓜によく合う。

このタレ・・・はさすがにこってりしていたのでお皿までなめたいと思わなかったけど、どうやってこの味を出してるんやろ。

 

 

 

こちらは辛い麺。

いかにも中国の麺!って感じで、花椒がしびれて辛いんだけど、ついもう一口・・・と食べてしまいます。

上のトッピングはなんやったかな? きのこかな?

 

 

 

この手のひらサイズのハンバーガーがまた可愛い。

バンズは香ばしく、中は全てきのこ。

 

 

 

そしてこちらが2人とも気に入ったかぼちゃスープ。

とろみがついたスープを一口飲んでびっくり。 

口の中がかぼちゃ畑や~!って安っぽい表現しかできない自分ですが、かぼちゃの持つ甘みが存分に引き出されているスープはお腹いっぱいにも関わらず、うめえうめえと飲み干してしまいました。

 

 

 

本でも持ってきて、食後はお茶を飲みながらだらだら~と長居してしまいそうなまったりレストラン。

 

 

 

どうやらワインも置いてあるようなので、今度は夜に来ようかな。

(あ、別に昼に来て昼に飲んでもいいんですけどね)

 

 

 

屋外にもテーブルがあったので、春になったらこっちで昼ワイン・・・ですかね。 うひひ。



13 コメント

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Unknown (amesyo)
2012-03-06 21:42:04
お~大あたりのお食事だったようですな~
期待したガッカリは全く無くこちらがちょこし残念な気分(笑)
冬瓜は夏に煮て葛をかけ冷やして生姜で頂きますが・・どう見ても・豚肉のように煮込んでありますね~冬瓜を煮豚の汁で煮込むのかなぁ?
今度挑戦します
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コレは うまそぉ (王子のばあや)
2012-03-07 06:18:11
導入部でいきなり「三多摩地区素食」って
読んじゃって混乱しました。

コースターの絵は確かにしっぽに葉っぱを
くっつけたウサギさんに見えます、うんうん。
百合素食の方が美味しそうに見えるし、
店内の雰囲気もいい感じ。椅子も赤いカバーが
かかっている席はダイニングって感じで、
籐の椅子とクッションは、カジュアルなカフェ
みたいな感じかなぁ。あ、レトロな青い照明も
いけてます。行ってみたいなぁ。。。

動物性の出汁や調味料を一切使わない素食って
ものすご~い手間がかかるらしいっすよ。
かっちゃんさんの写真見るとソレが伝わって来る。
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Unknown (あめぶら)
2012-03-07 08:38:01
よ、よかった・・・
意味不明じゃない、普通のお店も、ちゃんとある!(笑)

いや、しかし、キュウリを揚げてるんですか(汗)
あんな水分ばかりのモノ、よく揚げられるな~~~。
油が、めっちゃめちゃ、はねそうで、コワい(笑)
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昼ワインしてください (りっちゃん)
2012-03-07 11:34:30
かっちゃんさん、こんにちは。

ベジタリアンの店だなんてさすが北京は都会なんだぁ。
すごいおいしそうだけれど、
ワイン飲むんだったらお肉ちょっと欲しいです
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Unknown (ふちゃみん)
2012-03-07 14:50:20
二軒目のお店美味しそうだね~。

屋外でワイン?

春になると空気がキレイになるのぉ?

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コメント有難うございます! (かっちゃん)
2012-03-07 18:17:53
amesyoさん

一軒目はちょっとイマイチな部分もありましたが、2軒目は大ヒットでした。

がっかり無しも日もたまにはね~。

冬瓜のお料理、本当に煮豚に見えますよね。 味もこってりだったのですが、ソースにも一切肉・魚、そのエキス等々を使っていないはず。
すごいですね~。
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コメント有難うございます! (かっちゃん)
2012-03-07 18:21:53
王子のばあやさん

読み間違えで、一気になんだか日本っぽい店名になっちゃいましたね~。

百合素食は店員さんも穏やかな感じで、まったり長居したい雰囲気でした。
やはりかなり手間をかけて作っているのですね。
たくさん食べても、おなかに負担がかからない感じでした。
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コメント有難うございます! (かっちゃん)
2012-03-07 18:23:19
あめぶらさん

もちろんですよ~!
普通の店もないと、やっていけませんわ・・・。

きゅうりの揚げ物ってびっくりですよね。
でもやっぱり、揚げたてこそパリッとしているのですが、すぐにくったりした食感になってしまいました。
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コメント有難うございます! (かっちゃん)
2012-03-07 18:25:15
りっちゃんさん

私も北京にベジタリアンのお店があると聞いた時はびっくりしました。
探してみると他にも何店舗もあって、やっぱり都会だわ~と感じました。
中国人、外国人問わずベジタリアン人口も増えてきているのでしょうか?

早く暖かくならないかな~。 昼ワインが楽しみでいまからうずうずしています。
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コメント有難うございます! (かっちゃん)
2012-03-07 18:26:42
ふちゃみんさん

す、するどい!

春になっても残念ながら空気は綺麗にならないと思います。
しかも、黄砂が飛んだり、柳の綿毛が飛んだり・・・と今以上にいろんなものが飛び交うかも?


でもでもやっぱり、二軒目のお店で昼ワイン、実行してしまいそうです。
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