北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

不思議でおもろい中医の世界にはまるの巻

2012-03-15 17:41:20 | 北京暮らし いろいろ

突然ですが、我が家に新しく加わった愉快な仲間をご紹介します。

 

 

「みなさん、初めまして。ボク、けいら君です」

 

 

経絡が一目でわかる人形ということで、けいら君と名付けました。

 

 

こういう人形が好きなんですかぁ~・・・みたいな誤解を受けてはいけないので、はっきり言います。

 

好きではありません。 むしろ苦手です。 

夜は絶対に目が合いたくないので。

 

 

そっと箱にしまっておきます。

 

 

で、なんでけいら君が我が家にいるかと言いますと、実は先週から中医の全身按摩を習い始めたんですよ。

最初にもらった道具一式が、けいら君と。

 

 

 

教材。 

右に写っているのは“かっさ”、中国語でぐあしゃぁ~!と読み、なんとなくその響きが好き。

昨日も授業でゴリゴリやってきました。

 

 

そして。

 

 

 

こっ、これは、カッピング!

背中とかにポッコポッコくっつけて、取り外した後に紫っぽい跡がつく、あれですね。

これを家でやる日が来るんやろうか・・・?

 

 

 

実は前回の滞在時に中国漢方を習ったことがあり面白かったので、今回はより実用的な(?)全身按摩のクラスに参加することにしました。 マッサージ好きにはたまらない授業であります。

 

長年中医を専門にしてこられた先生が、理論と実践の両方を教えてくださるんだけど、その先生。 私の親指の爪を見てひとこと。

 

 

「身内に心臓が悪い人がいるでしょう?」

 

 

 

・・・占い師ですか?

 

おっしゃる通り、母方の祖父は心臓が悪く、これまで3度手術を受けました。

さらに私の手のひらをまじまじと見て。

 

 

「手相にも出ている・・・」

 

 

は?

どうやら一般的に“感情線”と呼ばれる線が鎖状になっている人は、心臓要注意らしい。

『感情線を見ると、感情豊か、愛情あふれる方ですね』などと以前(素人に)言われ気を良くしていたというのに、なんということだ!

 

 

 

・・・とまあ、不思議でおもろい中医なのであります。

足マッサージ等にいくと、足裏と体の各部位に関係があるというような図がはってありますが、足裏だけでなく。

 

 

手も体の各部位と連携してるそうな。

 

 

この絵なんて、手の上に人体がのっかちゃってますからね~。

 

 

授業は先生の用意してくれた教材を使って進めていくのだけど、気になるのが挿絵。

 

 

 

薄ら笑いが怖い。

 

 

無表情が怖い。

 

 

一通り全身按摩を学んだあかつきには、無料で実験台を募集したいと思います。

勇気のある方は、ど~んと私にぶつかってきてください。