Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

例のチョコレート仕入れました

2007年12月07日 07時07分00秒 | Weblog
さて、人生これで変わるかもしれない?

まず、11月のワイン見本市で知り合ったおじさんが連れて行ってくれたワイン屋のワインが本当に美味しいんです。(実は今日も行って飲んできました)オーストリアベスト15に入る賞を取ったワイン屋です。オーストリアにワイン屋何軒あると思いますか?数えたことないけど、ウィーンのグリンツィングだけでも知ってるだけで20軒はある。そんなホイリゲ街がウィーンだけで10箇所くらいあるのだから、オーストリアだけで1000を超えるワイン屋があるはず。その中のベスト15なんだからそりゃ美味しい。

この店のチョコレートに惚れた私。今のところ誰に食べてもらっても美味しいと言ってもらえる。うまちゃんもいきなり10枚買って帰った。こんな田舎のチョコレート、おじさんに連れて行ってもらわなかったら一生出会えなかったと思う。それくらい美味しい。すでに6枚食べたけどまだ美味しい。

「こんなに美味しいチョコレートだから日本に紹介したい。」そう思ってはいたけれど、どうやって?は何にもわからないので、出来ないだろうなぁと思ってました。ところがオーストリアの友人ユタが貿易関係に明るいということと、今日、おじさんとよしこちゃんと、またワイン屋に行くチャンスがあったので、思わずお店の奥さん(この人がまたステキな人です)に「このチョコレート日本で売りたいんですが、お話しするお時間いただけますか?」って言ってしまいました。

2階で奥さんと二人っきりで話をして、まだ私も「どうやって」はまったくわからないし、実際可能なのかどうかも不明だけど、なぜか熱く語っている自分がいる。
私はいったい何をしにウィーンに来たんだろう?なんで急にチョコレートの仕入れをしているんだろう?と疑問に思いながらも、どうしてこのチョコレートが美味しいのか、どれだけこの商品が魅力的か、語っている自分がいました。そして、とにかく数ヶ月間は日本人は私だけと取引してもらえることになりました。(まあ、他に日本人は全く来ないと思われる田舎ですが)

実際、このチョコレートはオーストリア国内の他のチョコと比較して安くないです。どちらかというと高級チョコになります。そして、これを日本に送るだけでかなりの値段になります。もちろん税金もかかると思います。1枚いくらになるのかまだわからないし、いくらなら日本で買ってもらえる、つまり売れる値段の範囲かも想像もつきません。

でもとにかく、今日たくさん仕入れてしまいました。これから思いつくかぎりのお店に興味があるかどうか打診するつもりです。もちろんそれ以外にも関係省庁への連絡もする予定です。

チョコレートは全部で3種類あります。どれもワインを凝縮したものが間に挟まったチョコレートです。「赤ワイン」「白ワインとレッドペッパー」「白ワインとアプリコット」の3種です。「赤ワイン」は甘いものも好きなワイン派、または女性に。「白ワインとレッドペッパー」はお酒も辛口好きの方に。「白ワインとアプリコット」はどなたでも大丈夫な自然な風味です。私は「赤ワイン」「白ワインとレッドペッパー」派です。「アプリコット」も捨てがたいけど…

そして、ここはチョコレート屋ではなく、ワイン屋。そのうちチョコだけでなく、メインのワイン、そしてワインを使ったジャムや蜂蜜なども扱えるといいなぁと思います。蜂蜜はこの前買ったけど濃くって美味しかったです。

そしてお店のロゴって言うのかな?マークがなんともかわいい。お店の名前(Schwarzbock)の通り、黒ヤギさんマークなんです。このロゴも気に入ってもらえると思います。

うまく行けば来年にはみなさんに食べてもらえると思いますし、ダメなら自分で全部食べます!この先どうなるのか、どうぞ楽しみにしておいてください。また詳細きまれば掲載しますので、どうぞ2月のバレンタインに予定しておいてくださいね!
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とんでもないブログの前に

2007年12月07日 06時31分02秒 | Weblog
今日うまちゃんが帰国しました。20日間のオーストリア滞在。予定のフランスにはいけませんでしたが、ブタペスト・トカイ・ザルツブルグとウィーンを満喫して帰っていただけたのではないかと思います。

途中、オーストリアの天気が悪く、またカフェでゆったり出来ないと感じたうまちゃんはあまりウィーンを楽しんでいなさそうでしたが、帰国前には「もう一度来たい」と言ってくれていたので、ほっとしていました。

日本出発前「あなたの胃に寂しい思いはさせないわ」と言ってくれていたうまちゃん。みごとにいろいろな食事に付き合ってくれました。そして20日間に合計150種類ものワインをはじめ、アルコール飲料を飲んで帰ることになるとはまさか思っていなかったことでしょう。

日本から私の頼んだ味噌・醤油ほかたくさんのものが入ったリュックサックより、帰りの方が重いってどういうこと!?それだけお土産をたくさん買ったということです。それも重たいものばかり。これには恐れ入りました。

さて、お互い明日からダイエットです。日本でお疲れでませんように。
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赤ワインガラ「ファルスタッフ」5.12.2007

2007年12月07日 06時21分54秒 | Weblog
5日はとても忙しい一日でした。うまちゃんウィーン滞在最終日、私たちは朝9時半から3人の日本語学科の生徒さんを招待し、私の点てたお茶席で楽しんでもらいました。お菓子はミニどら焼きとお干菓子です。朝から来てもらっているのにお茶だけでは気がすまない私たちは、ご飯を炊き、前日から白菜やナスを塩につけ漬物にして、おにぎり講習会も開いてしまいました。女の子はおにぎりを、かなり上手に作っていましたけど、男の子はなかなか…みなさん初めて作るそうで、手が米粒だらけになっていました。

その後、二人で走って行ったのがグランドホテルの赤ワイン試飲会。これは「ファルスタッフ」という名の会なのですが、オーストリア産のベスト50のワイン屋が自慢のワインを試飲させる会なのです。今年はその中でも2005年産のベストワインを選ぶという趣旨でした。ただ残念なのは、2005年は赤ワインはダメなのです。どれを飲んでもピンと来ない。一緒に出してある2004年や2003年、2006年はいいものが多いのに、2005年産はあかん。この前のおっちゃんと、うまちゃんと3人で、どこのがおいしいか、どれを最後に飲むのかなどなど話をしながら合計70種。2回飲んだのもあるので、80を超えるワインを試飲していました。もちろん味だけ見て吐き出しているものもあるんですが、それでも家に帰り着いたときには立てない状態で、うまちゃんだけ引き続きフォルクスオーパーにバレエを観にいってもらいました。(なんてタフなうまちゃん!)

何度も書きますが、オーストリアはワイン国なんです。ウィーンの近くは白、ブルゲンランド州(ハンガリー近く)に行くと赤ワインが美味しい。シュタイヤーマルク州(中央)には私の好きな変わったワインシルヒャーというルビーないしオレンジのワインが取れる。そしてそのどれも日本人の口に合う味だと思うんですけど、なにしろ売り方が下手だし、自分たちが1年楽しめればいいと思っているので商売っ気がない。←これについては次のブログで詳細に。

なんとか日本にオーストリアのいい物をいれてほしいと思っていても、わけのわからんワインと、モーツァルトチョコレートで終わってしまっているのが現状。だれもしないなら私がするわと、今日立ち上がってしまいました。←これも後のブログで詳細に。

で、話は戻って「ファルスタッフ」。赤ワインは味の見分けがまだよくわからないまでも、「ここがおいしい」「これはだめ」といろいろ文句いいながら回っていました。なんか美味しくないなぁと思ったらすべて「シラー」という種類。私の嫌いなフランスのロワール産ワインに似ている。

そしていろいろな種類のブドウを混ぜるキュベー(クベーとも聞こえる)よりは、同じブドウ100%のほうが好きだったりする。ピノノワールは匂いはいいけど、味は好みでなく、どちらかといえばブラウフレンキッシュとか、ツヴァイゲルトという種類のブドウが好き。

そんなこんなをお店の人に話をして、「でも素人なんです。」って言ってたら「シラーがまじっていると味から判断できたら素人じゃないわよ」と言ってもらえたり、例のおじさんにも「ワインの学校へ行け!」と言われるし、このまま進路を変えてしまいそうになりました。

昨日は昼の12時から飲んでいたのですが、この会は今大人気なのか、3時を過ぎる頃にはぎゅうぎゅうで、ワインを注いでもらうのにも一苦労でした。来年の2006年はよさそうだから、また来たいなぁ…と思いながらの帰宅でした。

実はワインのあと、「美味しいシラーを飲んでみてからまずいといいなさい。」とおじさんにワイン屋に連れて行かれ、シラーはオーストラリア(カンガルーがいる国ね)がいいからと飲ませてもらいました。これはまだいける口でした。シラーは嫌わずに、もう少し飲んでみたいと思います。

この後のブログもそうなんですが、私ウィーンでなにやってるんでしょう?
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