Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

クリスマスカードとどきました

2007年12月28日 22時09分02秒 | Weblog


写真のようなクリスマスカードが唱歌教室のみなさんから届きました。ありがとうございます。たぶんドイツに一緒に行ったN先生の企画だと思います。そして、たぶんそうしてくださいという意味だと思いますが、みなさんからの一言コメントは中の手紙に書いてあったので、カードそのものは何も書かれていなくてきれいなままなです。こっちで現地人の皆さん向けに使わせてもらいます。ありがとうございます。私がオーストリアのワインを飲みすぎて、なくなるんじゃないか?というコメントもありましたが、まだ大丈夫そうです。短いコメントでしたが、みなさんの顔を思い出すのには充分でした。(朱雀新人のみなさんにもよろしくお伝えください)

さて、今年もあと数日。日本をたって4ヶ月ですが、パソコンを持っていない人は仕方ないにしても、コメントを書いてくださる方が、限定されているので、みなさんはそちらから「はにゅうす」を読んでいるので、私の状態がわかると思いますが、私からはみなさんのようすがわかりません。なんにも見えませ~ん!

もちろん、こっそりメールを下さったり、「はにゅうす」ではなく、みなさんの方でブログを持っていらっしゃる場合は、私もコメント書いていますし、お互い一歩通行だけど状態がわかっている人も何人かいたりします。たいちくんは最近動画を送ってくれています。(そんなこともできるんです)まだ2歳なのにクラシックの発声練習をしているところが携帯の動画で送られてきました。おみせできないのが残念です。

でも、メールアドレスまで教えているはずなのに、「今、この曲のここの部分で行き詰っているんですが」とか「この歌詞がどうしても解釈できない」という質問さえ来ないのは、練習してないということですかね?シュリッテのみなさん!

歌の先生は酒ばっかり飲んでいるようだからと、安心していてはいけません。気がつけば夏だったなんてことがないように、歌にも時間をとってください。

前にも、観光でウィーンに遊びに来る人は勝手に来てくださいと書きました。でも勉強に来る人はバックアップしますし、反対にウィーンにこれなくても、私がこっちにいる間に役立ちそうなことは使ってください。(シュリッテの生徒さんに限らずです)日本にいるより、ずっと私より良く知っている人がたくさんいるのだから、私がわからなくても聞いて確認するチャンスが山ほどあると思うんですけど。

と、ちょっとぐちりましたけど、年末の大掃除でお忙しいと思いますが、その隙間をぬって、ぜひ楽譜をひろげ、練習していただきますよう、お願い申し上げます。




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3月のコンサートが載ってます!

2007年12月28日 07時37分54秒 | Weblog
今、なにげにコンサート会場のホームページを見ていたら載ってます!3月のコンサート情報が!それもいつもの詐欺写真付きで。びっくりしました。

ハウス・ホフマンシュタール

ホームページが開いたら、左にいろいろあるタブの中の、上から2番目のプログラムと書いてある所をクリックします。次に真ん中のミュージックとあるところをクリックします。するといろいろな演奏会の案内が出てきますが、今のところ一番したが私の案内です。

内容はドイツ語ですみません。文章は日本語学科の生徒さん他、3人の助けを借りて作りました。タイトルが「さくらさくら」下の案内文は、「歌手だけじゃなくって、いろいろやるおもろいやっちゃで~。日本語わからん人でも、日本の世界にトリップできまっせ~!」と書いてあります。

3月に入る前くらいに掲載かなぁと思ってたんですが、いきなり来たのでびっくり。でもちょっとうれしかったりします。見てね~!

詳細は、3月7日(金)19時~20時30分
ハウス・ホフマンシュタールにてです。


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フォルクスオパー「ヘンゼルとグレーテル」27.12.2007

2007年12月28日 05時03分03秒 | Weblog
今日は、おなかが空いていたので、朝一番にスーパーに行きました。朝8時開店なんですが、昔は6時半からだったのです。早寝早起きの国も、だんだん遅寝遅起きになってきたようです。(私はもっとひどいですけど)

で、商品はそろっていないだろうなぁと思ったら、意外とそろっていました。でも、油断はできません。クリスマス前からずっとそこにあった可能性もあります。特に「Aktion」なんて書いてある物はよくよく見ないといけない。(というより怖くて買えない。)久しぶりに食べたパンはおいしかったです。

そして午後。同時に音楽家映画が2本放送されていたので、最初「どっちにしようかなぁ」なんて迷いながら、チャンネルプチプチしてみていました。どっちもどっちで、一つは「いかにもアメリカが作りました風ヨハンシュトラウス恋物語」シュトラウスの友人はホーフブルグに住んでいるのか?その書き物机はシシィーの机ではないのか?一般人が普通の食事をシェーンブルンでするのか?それはドナウ川ではなく、ザルツブルグ奥にあるハルシュタット湖観光船だろ!そして極めつけは、「美しき青きドナウ」を含めて、全部英語で歌うな~!だんだん腹が立ってきました。救いは唯一吹き替えのドイツ語がじゃっかんウィーン風だったこと。

もう一つは、「オタッキーな脚本家と演出家が組んで作った、神経症で病的な部分を思いっきりクローズアップしたシューベルト物語」ドイツの作品なので、ドイツ語なのはいいのですがシューベルトだけでなく、まわりの人間みんなどこかおかしい。いったい1時間半でシューベルトは何言葉しゃべったのか?と思われるくらい、くら~い話。

どっちにしようと思いながら、1分ごとにチャンネルプチプチしてしまい、でも決められなくて、気がつけば1時間過ぎてました。そこで見るのをやめました。こんなの見てるより、練習したほうがためになる。

さて、夜はまた「ヘングレ」に行ってきました。今日は「こんな日もあるわさ。だってオーストリア人だし、休日後だし。きっとクリスマスにはめはずして、酒飲み過ぎたのよ。」と思いました。

その1:魔女がヘンゼルに向かって「グレーテル」と叫んでいました。
その2:魔女のアリア前、下手袖でスタンバっている「魔法のほうき」さんが、
   フライングしそうになって、見えてました。(ちなみに私は下手にいました。なので相当フライングしたと思われます。)
その3:焼きたての魔女クッキーが出てきた時には割れてました。合唱が必死に押さえていました。
その4:舞台をはけさすために引っ張っている紐が今日は丸見えでした。
その5:魔女クッキーをかまどに入れるスタッフのおじさんも見えてました。

ま、そんなところです。なんとも…愛嬌があるということで…かたづけて…いいのかどうか…まぁオーストリアだし…ってところでしょうか?ははは…

ところでフォルクスを知っている人はお母さんみてください。シュタインスキーです。色気のある役で昔主役張ってたはず。お母さんまでこなしてました。意外とよかったですよ。この人、2月にチャルダッシュの女王でも歌うということで話題になっています。(すでに25年現役みたい。すごいですね。)


指揮Leopold Hager
お母さんUlrike Steinsky
ヘンゼルIsabel Seebacher
グレーテルAndrea Bogner
砂の精Elisabeth Musger
露の精Lidia Peski
お父さんMorten Frank Larsen
魔女Kurt Schreibmayer
子どもたちHochschulchor











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