Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

フォルクスオパー「魔笛」1.12.2007

2007年12月02日 09時13分05秒 | Weblog
その前に、今日うまちゃんは一人で私のタンデム相手クリスチャンとデートしてきたのですが、(この前はソニアと)日本語学科の彼らの日本語の練習にもなるし、私は寝坊できるし、うまちゃんにしても現地人との交流はおもしろいかなと思ってセッティングしましたが、なかなか楽しい時間のようでした。

途中から私が合流して、通じなかった文章はないか?など確認するのですが、グラーベンを「堀り割り」と訳してきたので、そこだけはまったく通じていないようでしたが、他は大丈夫だったそうです。グラーベンとはある道の名前なのですが、穴を掘るとか、お墓の意味もあります。古くはローマ時代に堀の前に穴を掘ったのが始まりらしいのですが、ペストが流行った時にたくさんの遺体を埋めた場所でもあります。これらを説明する一言が「堀り割り」でした。そりゃわからんわ。

彼の行きつけだという日本のお店でお昼を食べました。「茶の間」という名前の小さなお店で、アジアショップと日本屋の間に出来ていました。日本茶とおにぎり、大福や人形焼をだす店です。私は煎茶とおにぎり2個を頼みましたが、6ユーロ少し。お茶とおにぎりに2個で1,000円は痛い。

オーストリアはサンタクロースは来ないらしく、かわりに12月6日にニコラウスがいい子にはお菓子などを持ってきてくれるとか。反対に悪い子には赤い(なまはげみたいな)鬼がお菓子を持ってくる。「グランポス」って聞こえるんだけど詳細は不明。

夜はフォルクスで「魔笛」。前回と役者が変われば内容も違う。そして演出も若干変化がありました。それに対応している歌手もすごいと思いますし、完成しているしていないの問題ではなく、手入れができる舞台って好きです。

また、今日12月1日は世界エイズデーらしく、開演前に支配人からその説明と、休憩時間の寄付のお願いをしていました。そして休憩時間には3人の侍女役や合唱の人らが客席で呼びかけていました。次すぐに出番なのにすごいなぁと思いました。

その後、カフェ・ワイマールで念願「モアイムヘムトMohr im Hemd」を食べました。チョコケーキに生クリームそしてチョコソースのケーキです。見るからに「黒人の白シャツ」という感じのケーキ。「震えの来る甘さ」「頭の先から足の先まで甘い」そしてオーストリアでは「耳から出るくらい甘い」どれもが当てはまるくらい甘かった!

指揮Ernst Märzendorfer
夜の女王Ekaterina Lekhina
パミーナJessica Muirhead
ダーメ1Elisabeth Flechl
ダーメ2Sulie Girardi
ダーメ3Andrea Bönig
パパゲーナJohanna Arrouas
ザラストロLars Woldt
タミーノMatthias Klink
パパゲーノDaniel Schmutzhard
モノスタトスChristian Drescher
コメント (2)
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