寒い寒い日曜日。チームAのエースを誘って、中山道を板鼻から五料までポタってきたのです。
今回は、「寒熱橋供養塔」、「弁慶が書いた額」、「ちゃんころりん石」、「夜泣き地蔵」、「茶釜石」を見物するのが目的です。
先ずは板鼻宿の、ちょっと手前(高崎側)にある八幡八幡宮に立ち寄った。
参道入り口の鳥居に掛けられた弁慶が書いたとされる額や、境内の唐銅燈籠を見物した。
板鼻宿へ向かう県道に入ってすぐ。板鼻堰用水路脇にある双体道祖神を観察。
台座に刻まれているという各地への距離を読み取ろうとしたが、この碑(日)もお手上げでありました^^
安中宿へ向かい、大泉寺で伝説の「ちゃんころりん石」を見物。
300年近く前の話じゃ。
夜な夜な丑満時に宿内を「チャンコロリン」と奇怪な鳴声を立て転がり廻る石があったそうな。
その面妖さに宿の人々は、早くから雨戸を閉ざし、恐ろしさに震えあがっていたそうな。
腕に覚えのある若侍達が刀や槍、鉄砲をもって立ち向かったが、とんと効果がなかったんじゃ。
そこで困り果てた人々は相談の末、大泉寺の獅絃(しげん)和尚の法力にすがることにしたそうな。
そして、さしもの妖石も和尚の唱える念仏に調伏され、寺の台座の上に封じ込まれたんじゃと。
エースが撫でさすっているのが件の「ちゃんころりん石」であります。
『夜な夜な繁華街を暴れまわっていたなんて、親近感を覚えるな。』と言ったとか言わなかったとか^^
お寺の庭は、チャリンコロン状態になる程に雪が残っておりました。
こちらには井伊直政の正室のお墓もあるようなので、暖かくなったら再訪したいものであります。
安中宿を出て原市へと走った。
昔は700本以上あったといわれる杉並木も、すっかり減っておりました。でも当時の面影を感じることが出来た^^
原市の高札場跡と明治天皇御小休所。火災にあったとニュースで知っていたが、修復はされるのかしら。
左に八本木旧立場茶屋、右に延命地蔵尊の御堂を眺め、坂を下って松井田宿へ向かったのです。
つづく