漕げばロードの日和あり^^

ひねもすポタリポタリかな。
自転車活動や食べた呑んだ等あれこれを行雲流水のように書き綴っています。

板鼻から五料まで 1

2013-02-19 07:18:48 | 中山道 野次馬道中記

寒い寒い日曜日。チームAのエースを誘って、中山道を板鼻から五料までポタってきたのです。

今回は、「寒熱橋供養塔」、「弁慶が書いた額」、「ちゃんころりん石」、「夜泣き地蔵」、「茶釜石」を見物するのが目的です。

 

先ずは板鼻宿の、ちょっと手前(高崎側)にある八幡八幡宮に立ち寄った。

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参道入り口の鳥居に掛けられた弁慶が書いたとされる額や、境内の唐銅燈籠を見物した。

 

 

板鼻宿へ向かう県道に入ってすぐ。板鼻堰用水路脇にある双体道祖神を観察。

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台座に刻まれているという各地への距離を読み取ろうとしたが、この碑(日)もお手上げでありました^^

 

安中宿へ向かい、大泉寺で伝説の「ちゃんころりん石」を見物。

300年近く前の話じゃ。

夜な夜な丑満時に宿内を「チャンコロリン」と奇怪な鳴声を立て転がり廻る石があったそうな。

その面妖さに宿の人々は、早くから雨戸を閉ざし、恐ろしさに震えあがっていたそうな。

腕に覚えのある若侍達が刀や槍、鉄砲をもって立ち向かったが、とんと効果がなかったんじゃ。

そこで困り果てた人々は相談の末、大泉寺の獅絃(しげん)和尚の法力にすがることにしたそうな。

そして、さしもの妖石も和尚の唱える念仏に調伏され、寺の台座の上に封じ込まれたんじゃと。

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エースが撫でさすっているのが件の「ちゃんころりん石」であります。

『夜な夜な繁華街を暴れまわっていたなんて、親近感を覚えるな。』と言ったとか言わなかったとか^^

お寺の庭は、チャリンコロン状態になる程に雪が残っておりました。

こちらには井伊直政の正室のお墓もあるようなので、暖かくなったら再訪したいものであります。

 

 

安中宿を出て原市へと走った。

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昔は700本以上あったといわれる杉並木も、すっかり減っておりました。でも当時の面影を感じることが出来た^^

原市の高札場跡と明治天皇御小休所。火災にあったとニュースで知っていたが、修復はされるのかしら。

 

 

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左に八本木旧立場茶屋、右に延命地蔵尊の御堂を眺め、坂を下って松井田宿へ向かったのです。

 

つづく