第０１話 復活のイデオン
第０２話 ニューロピア炎上
第０３話 激震の大地
第０４話 ソロ星脱出せよ
第０５話 無限力・イデ伝説
第０６話 裏切りの白い旗
第０７話 亜空間脱走
第０８話 対決・大砂塵
第０９話 燃える亜空間
第１０話 奇襲・バジン作戦
第１１話 追撃・遺跡の星
第１２話 白刃の敵中突破
第１３話 異星人を撃て
第１４話 撃破・ドク戦法
第１５話 イデオン奪回作戦
第１６話 必殺のダミド戦法
第１７話 激闘・猿人の星
第１８話 アジアンの裏切り
第１９話 ギャムス特攻指令
第２０話 追撃・双子の悪魔
第２１話 敵戦艦を撃沈せよ
第２２話 甦る伝説
第２３話 戦慄・囮の星
第２４話 潜入ゲリラを叩け
第２５話 逆襲のイデオン
第２６話 死闘・ゲルの恐怖
第２７話 緊迫の月基地潜行
第２８話 波動ガンの怒り
第２９話 閃光の剣
第３０話 捨て身の狙撃者
第３１話 故郷は燃えて
第３２話 運命の炎の中で
第３３話 ワフト空域の賭け
第３４話 流星おちる果て
第３５話 暗黒からの浮上
第３６話 さらばソロシップ
第３７話 憎しみの植民星
第３８話 宇宙の逃亡者
第３９話 コスモスに君と
「伝説巨人イデオン」ＴＶ版３９話、見終わりました。
悲しい話です。地球の植民星で発見された遺跡、宇宙船と巨人ロボット。
反地球とも言えるような、宇宙の対局にある「バッフクランという地球」に伝えられる「イデの伝説」と関係がありそうということで、バッフクランは遺跡を手に入れようと植民星を襲うが、宇宙船はロボットと地球人を載せ脱出してしまう。
そこで始まる追跡劇。２６話まで、母星地球の位置をバッフクランに特定させまいと宇宙を逃げ回る。しかし、途中立ち寄る植民星では疫病神扱いをされる。
やっとの思いで地球にたどり着いても、疫病神扱いは変わらず、果ては地球人に裏切られ、地球軍とバッフクランが手を結び彼らの宇宙船とロボット（ソロシップ・イデオン）を狙ってくる。
最終的には、無限力「イデ」が、地球人とバッフクラン人を試していたが両者とも共に救いようがない存在としてそれぞれの命を銀河中に振りまいてしまう。そして新しい歴史がそこからはじまる…というような話。
地球人が存在に値するものかどうか？というテーマでは、手塚治虫「Ｗ３（ワンダー・スリー）」「火の鳥」。平井和正「エリート」「ゾンビーハンター」などを彷彿させます。「イデ」を不老不死の「火の鳥」としても、それを押さえることが権力者の夢として、同じ話ができるか…
イデオンは、もともと人形（ひとがた）でよかったのに、わざわざトラックを変形合体させる必要は無かったんではないか、提供の関係でオモチャにせざるを得なかった富田監督の葛藤が感じられます。嫌だったろうなぁと思います。
