晴れ間の彗星

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木枯し紋次郎

2009年05月01日 | 書庫の中から
 ベスト5の折り、この作品「木枯し紋次郎」を入れようかどうか迷っていました。で、結局そのうちに「木枯し紋次郎」シリーズの中のベスト5を選ぼうという事になり外しておきました。
 大学時代、好きで毎月「小説現代」を購入し、読んでいました。市川崑劇場というTV版も毎週見ましたし、DVDもBOXで全作持っています。

 で、今日これを描いているのはTVの2時間ドラマで「木枯し紋次郎」をやっていたからです。見ました。でも、ちょっと…
 話は確かに原作にあったような話です。しかし、紋次郎は、あんなに積極的に関わっていかないし、熱血漢でもないし、もっと泥にまみれてくたびれた格好をしている。
 脚本家や監督が、「木枯し紋次郎」の原作をよく読んでいないのではないだろうか…
 嫌嫌、仕方なく関わってしまい、騙されてしまう。そんな、表情を見せない紋次郎は違うだろう。