晴れ間の彗星

楽しく生きよう!

35周年記念誌・校正

2012年02月27日 | 子ども会応援団
 校正に入り、いくつも凡ミスがあることを発見。

データーをそのまま写しているのだから

私の間違いなんですけれど。

和文タイプを打っていた頃が、ウソのようです。

そういえば、今日、庭の倉庫を整理していて

謄写版と原紙をみつけ、へーっと懐かしがりました。

《2》果てしなき流れのはてに

2012年02月20日 | 読書録
本年まだ2冊目の小説です。

小松左京「果てしなき流れの果てに」

中学生の頃「日本SFシリーズ」の1巻として読んでいるはずだし

いくつかの場面には想い出がありました。

でも、こんなにすごい話だったとは…

中学生では理解できなかったのか

量産体制で読み飛ばしていたのか。

時間とは何だろう?そして宇宙とは?

とてつもなく大きなテーマです。

タイムマシンが発明されたとき、

歴史をもっと効率的に進化させようというグループが現れる。

しかし、さらに先の未来からは時間管理者が登場し

二つのグループの戦いになる。

たまたま、現時点で古墳調査に来ていた主人公が巻き込まれてしまう。

流れとして理解されていた時間がもっと高次の世界では…

読み直さなければならない作品がまだまだります。

[5]さそり 第1集(ビクコミック別冊)

2012年02月12日 | マンガ
先日の映画で持ち出した「さそり」を読んでしまいました。

面白い、というか

息を止めて読んでしまうような、緊迫感がすごいです。

連載していたビックコミックも創刊から10年分くらい

保存していたのですが。

結婚して引っ越したときに、破棄してしまいました。

月刊誌当時の1年分はそのまま保存してあるのですが

まあ、どう考えても20年30年と保存しておけるものでもないですしね。

【3】化石の森

2012年02月12日 | 映画って本当に…
「化石の森」というタイトルはかなり評判になった

石原都知事の小説です。

今回その映画化されたものを見ました。

1973年篠田正浩監督 主演萩原健一 というものです。

母親が不倫した現場を見た息子が、母と絶縁状態で

病理学の勉強をしている。

病院では、幼い子供が腫瘍かなんかの手術で聴力を失うが

主人公は親に同情して回復の望みのないことを伝えてしまう。

病院外では中学の幼なじみと巡り会うが、が勤務先のマスターの女にされ

恨みを抱いていることを知り、まだ名前もない浸透性の毒薬を都合し

女に殺させてしまう。

主人公の前に現れた年老いた母親は、一緒に住みたいというし、

毒殺した女は勝手にアパートに越してきてしまい、主人公は二で出してしまう。

怒った女は彼の母親に彼が人殺しであることを告げてしまう。

二人から逃げている主人公は、手術で子供の聴力が失われ

DVとなった夫から逃げている母子と出会う。

そこで、母親と肉体関係になってしまう現場を子供に見られてしまう。

自分の母親と同じ立場に立ってしまうのだ。

なんだ、この映画は。

からみシーンでなんとか観客を引きつけておこうなんて、姑息な作り。

昔の日活ロマンポルノ程度の作品だ。

いや、ロマンポルノの方が娯楽に徹していて良いかもしれない。

脱ぐ女優だってもっと上だった。

だいたい、石原慎太郎ってこんな小説家なの?

面白くも何ともないずらずらした話だし…

杉村春子って、あんな大根役者だっけ…

篠田正浩って有名な監督だが、ダメだね。