晴れ間の彗星

楽しく生きよう!

[4] 長い酷暑/ニッキー・ヒート シリーズ①

2015年05月26日 | 読書録
リチャード・キャッスルの新シリーズ

ニッキー・ヒートの第1作。

知っている人は大喜びという「名作(?)」です。


私の大好きなTVドラマ「キャッスル」で

ミステリー作家リチャード・キャッスルが

新作のリサーチと言う名目で

ニューヨーク市警のベケット刑事という

魅力的な刑事に同行し、事件解決にからみます。

そして、ベケットをモデルに書き上げた新作

それが、「長い酷暑」。

原題は「HEAT WAVE」ですから「熱波」ですけど、

同じタイトルの「87分署シリーズ」がありますから

あれもまあニューヨーク舞台ですし、

ドラマの中で、「熱波」というより「長い酷暑」のほうがらしいですものね。

で、ドラマの中でのキャッスルとベケットの掛け合いが

小説中「ルークとニッキー」に変わっているだけで

雰囲気はドラマのままという愉しさ。



当然 ゴースト・ライター ですけれど。

15~20 ジパング⑦~⑫

2015年05月22日 | マンガ
話は、満州に、ドイツにと広がっていきます。

戦争の早期終結を願い

南方戦線の縮小

満州からの撤収

それに、アメリカに原爆をなどとも考えている。

政治向きの話しがめんめんと続き、よみずらいぶぶんです。

一つには

その時代のことを知らないということです。

授業でもやった事が無いし。

やはり、日本の歴史の授業でちゃんとした現代史を教えるべきです。

日本が、なぜ戦争に引き込まれたのか!

ABCD包囲網とは

戦争の功罪とは

アジアに席巻し、植民地を広げていた白人を

いかにして追い出し

それぞれの国の独立にどれだけ貢献したのか。

共産中国のできるのにどれだけ貢献したのか

西洋諸国の植民地政策と

日本の宥和政策がどれだけ違うのか?

【22】七瀬ふたたび

2015年05月22日 | 映画って本当に…
筒井康隆の七瀬シリーズ2「七瀬ふたたび」の劇場映画版。

過去、何度もドラマ化されているので…劇場版です。

私、原作は「家族八景」しか読んでいないのですが…

三冊まとめて読んでみたいと思わせる映画でした。

しかし、あのラストは原作と同じなのだろうか?

映画版でなおしたものだろうか?

読んでみないとわかりません。

筒井康隆全集も読まなきゃ死ねない!

【21】 セーラー服と機関銃

2015年05月16日 | 映画って本当に…
薬師丸ひろ子の歌を聴いて

たまらなく見たくなり、DVDを借りてきました。

カワイイ  いまやおばさんだが

ニューフェースの角川映画 そうそう 見るのは初めて

そうそう次は「二代目はクリスチャン」を見たいな…なんて

赤川次郎ですから

話しは、えらく軽いのですが

たのしかったです。

取材旅行 2 山梨市

2015年05月14日 | SF作家モード
「小説:松姫」の後半の舞台となる

開桃寺・向嶽寺・景徳院を見て

塩山図書館で資料あさりをしてきました。

大久保長安の資料が八王子に無いように

松姫の資料は山梨にあまりないようです。

やはり、歴史は

戦争に勝った者がち。

敗者の歴史は消されてしまっているようです。


今年は、戦後70年だそうで

敗者の歴史をしっかり掘り返して

あの戦争は、何だったのか…を

しっかり考えるべきなのでしょう。


今、「ジパング」を読み返しながら

少し考えています。