晴れ間の彗星

楽しく生きよう!

【142】宇宙戦艦ヤマト・復活編

2009年12月29日 | 映画って本当に…
 前回の「アバター」が、期待はずれに終わったので、

今回は期待していなかった「宇宙戦艦ヤマト」を見に行きました。

ヤマトは、最初の映画が出来た時は社会現象にもなり、徹夜組も出たとか…、

そんなんで大きな期待を持って見に行ったら、ただのTVの総集編だったり。

2作目・3作目も似たり寄ったりで…

 しかし、今回「面白かったです」。良い方に期待を裏切られました。

もう一度映画版を各作品見直そうかと思っています。

ツッコミ処はいっぱいあるのですが、全体として許してしまいます。

まず、第1作より20年経っているのに、なんでまた外見そのままのヤマトなのだ!

朝鮮戦争をゼロ戦で闘うようなモノ


ではないか!

でも、水上に浮かぶヤマトはかっこいいんですよね。

前大戦中「戦艦大和」をみた人たちはどれだけ感動しただろうなんて思ったりもしてしまいます。

新兵器の六連リボルバー波動砲には、ニヤリものです。

しかし、搭載艦「信濃」は大きすぎないか!

それより、最初に「原案 石原慎太郎」ってなんで?

松本零士の名前が出てきませんけれど、なんかあったのは聞いていますが、

あのリボルバー波動砲を、銃把を握って発射するのは、いかにも

松本零士らしいはっそうなんですけれど。

【141】仮面ライダー電王

2009年12月29日 | 映画って本当に…
 おもしろかった。

歴代「仮面ライダー」の中ではお笑いに走った方だろうか?

ライダーに変身しても、イマジン「モモタロス」「キンタロス」「ウラタロス」

「リュウタロス」の誰かがとりつかないと戦えない。

途中からも最初からも、なぜイマジンが願いをかねてやった者の過去へとび

街を壊しているのかもハッキリ判りませんでした。

日本SF全集 第1巻

2009年12月27日 | 蔵書リスト
ハヤカワ書房刊「日本SF全集・総解説」に触発されて、実際に手をつけた人がいるようだ。

この第1巻には、「総解説」第1期15巻がまとめられている。

なにぶん1冊にまとめたので、各作家1作しかっていない。

それでも、私がSFにどっぷり漬かっていたあの時代の匂いで溢れています。

あの頃は…良かった…

などという年寄りになってしまったのか?

あの全盛期の作品を読み返す時間はあるのだろうか?

「読まずに死ねるか!」という気ではいるのですが。

【140】ターミネーター4

2009年12月26日 | 映画って本当に…
これはあたり、というか

今までの積み重ねの勝利なのだろうか?

ターミネーター1・2

サラ・コナーズクロニクル

登場人物の説明が一切無くとも、その関係は知悉している。

途中で出てくるシュワ・ターミネーターも自然です。

ただ、最初に出てきた死刑囚の意味がわからないまま進んでいく。

西洋のロボットは、フランケンシュタインにはじまり怪物のイメージです。

日本では「アトム」のお陰で、ロボット=悪というイメージはありません。

ターミネーター まだまだ続きそうです。

クリスマス劇場【1】

2009年12月25日 | 魔法の鏡
美少女仮面ポワトリン
 『ジングルベルをかえして!』


ナレーター『やァ、こんにちは!みんな元気かな?
      みんなは、お歌は好きですか?
      歌を聞いたり、歌ったり。楽しいですよね!
      これからはじまる、みんなのお父さんやお母さんたちの劇は、
      もし歌が無くなっちゃったら、どうなっちゃうのかな?
      というお話です。
      それでは、ゆっくり楽しんで下さいね。
      知っているお歌が出てきたらいっしょに歌って下さいね。
      さァはじまりです!』



シーン1〔お金持ちの家〕
      金ピカのかっこをしたお金持ちが、部屋の中で「サンタが町にやって来た」を歌っている。

お金持ち 『クリスマスだ。クリスマスだ。なんかこう胸がワクワクするな。
     もうすぐクリスマスだな。「クリスマス・ソング」を歌っている
     と、クリスマスが来る!って感じになっていいな。
     さあ、みんなで「きよしこの夜」をうたおう!
     1・2・3…き~よし~

      (お金持ち、だんだん渋い顔になって)

     いや!駄目だ。駄目だ。やっぱりこの歌は、わたし一人で歌ったほうがいいのだ。
     クリスマスもわたし一人が楽しければいいのだ。
     みんなが楽しくったて、わたしはちっとも楽しくない。
     ウーン。この歌を一人占めする、良い考えは、何かないかなァ……。』

      ライトを消して、暗い中で、黒装束の悪魔登場。

悪魔   『聞いたぞ、聞いたぞ!なになに、クリスマスの歌を一人占めしたいって。』

お金持ち 『だ、だれだ!』

悪魔   『俺か?俺は悪魔だよ。あんたの望みをかなえにやって来たのさ。』お

金持ち  『あ、悪魔だって!』

悪魔   『俺は、クリスマスの歌なんて大嫌いなんだ。
      12月になると、あっちでもこっちでもクリスマスの歌ばかりで、頭が痛くなってしかたがないんだ。
      あんたが、クリスマスの歌を一人占めしてくれたら、
      この家の近くにだけ来なければ、もうクリスマスの歌なんか聞かなくてもいいわけだ。
      こいつは、俺たち悪魔には願ったりだ!』

お金持ち 『本当か。本当にあのクリスマス・ソングを一人占めさせてくれるのか?』

悪魔   『本当だとも。さァ、あんたに良いものをやろう。これは悪魔の宝物『ドラゴンのかばん』ていうんだ。
      なんでも好きなものを出すことができる、魔法のカバンなんだ。』お

金持ち  『それで、どうするんだ?』

悪魔   『歌を歌っている子どもたちの好きなものを出して、歌と取り替えっこするのさ。
      このカバンから出した物と取り替えっこした歌は、
      みんな、あんた一人のものになってしまうのさ。』

お金持ち 『本当か?…このカバンがあれば、もうクリスマスの歌は、わたし一人の物なんだな!
      あの子も、もう『きよしこのよる』を歌えないんだ!
      この子だって、もう『赤鼻のトナカイ』を歌えないんだ!ははははは』
      
      悪魔、無言で去っていく。
      お金持ちも舞台を降りる。