晴れ間の彗星

楽しく生きよう!

【140】プレデターズ

2010年12月30日 | 映画って本当に…
シュワルツネッガーの「プレデター」があって

その後「2」「vsエイリアン」を見たから、これ4作目なのだろうか?

これは結構おもしろい。

プレデターが地球から、軍人・やくざ・変質者を、とある惑星に落とし

人間狩りを楽しむという作品。

主人公がシュワちゃんのような、いかにも無敵といった風貌でなく

できのいい傭兵という風貌でプレデターに反撃していく。

本当にあの惑星から地球に帰れるのかどうか問題だが

地球で人間狩りをしていた軍人達が、狩られる立場になり相手の行動が推測できる。

見応えのあるえいがです。「vsエイリアン」よりよくできている。

【139】相棒 劇場版Ⅱ

2010年12月27日 | 映画って本当に…
1作目の方がよくできていた。

まず、相棒は変えるべきではなかった。

頭脳派の杉下と行動派の亀山のギャップが生かされたストーリー。

過去や自分の人生を語らない杉下と

いつも恋人の新聞記者ともめていて人間性を強く押し出していた亀山。

その二人のかけあいの楽しさが大きな魅力となっていた。

今度のミッチーは頭脳派にも行動派にもなれきれないし

人間味を醸し出しているわけでもない。

これだったら、正月特番でやった女性相棒の方が話に人間味を出せたかもしれない。

また、今回の話はTVシリーズの本編とつながっているのでTV版も見ましたが

各登場人物が、TVの終わりの通り、紅茶を飲んでいる・剣道の試合をしている

うちあげをやっている。

官房長との過去のいきさつもTVでやってしまった。

映画の導入をTVでやってしまったようなもので、

TVの特別版でやれば済む程度の話だし

そもそも、各シーズンのラストで扱ってきた内容で、すっぱり犯人は捕まらない。

今回の映画は失敗だろう。

これを作るんなら、スピンオフで

異動した亀山を中心に、時折右京さんに相談を…という方がよかったのではないか。

【138】オーケストラ!

2010年12月24日 | 映画って本当に…
これ好きです。見てない人にはぜひと勧めたい作品です。

実はメガネなしで、タイトルとカバーの女性を見て

「オーケストラの少女」のリメイクかと思って借りたのですが。

間違えてよかった!

30年前、ボリショイ・オーケストラの指揮者で

ユダヤ人に演奏させるなという共産党本部からの命令に逆らい

演奏会を開き、その時のメンバーは解散され、指揮者も劇場の清掃員にされていた。

その主人公が支配人の部屋を掃除しているとき、パリの劇場から

ボリショイ・オーケストラに出演依頼のFAXが…

ついそのFAXを盗み、昔のメンバーを集めて偽のオーケストラを結成。

ユダヤ人も含まれているそのメンバーは、共産党の楽団よりも実力はあった…

そして、劇場に指名した女性バイオニストのソロは、実は…

「オーケストラの少女」も大好きな作品ですが、

この作品もすばらしい。

病院のベットで寝ながら見ましたが、

後半のチャイコフスキーの演奏シーンでは涙が止まりませんでした。


卒論編

2010年12月19日 | 60の旋律
「60の旋律」は
第一部 新作編
第二部 卒論編
第三部 創刊号・復刊編

の予定で作成を進めています。
「卒論編」は
私が大学の卒業論文に「文章心理学」をテーマとし
『性格と文章』というタイトルで
クレッチマーの性格類型によって、文章に差が出るのか?という研究をしました。

 その時に
大学の友人・高校の文芸部の後輩を対象に性格テストを行い
「分裂気質」「粘着気質」の顕著な結果の出た人に
「愛」「誕生」「旅立ち」「別れ」「死」の5つのテーマで小文を書いてもらいました。

大学の友人分は、当初から、中で一番気に入った作品をまとめて本にしようと
SF同人誌のタイプ担当の人に前金1万円を渡して、原稿を託したのですが、
その後行方不明になって、本は出来ないお金は戻らないという事になってしまいました。

それをずっと負い目に思っていたのですが、
平成17年 A5版188ページ限定10部「いわゆるうっていちがん」という、当時の教授の口癖をタイトルとして本を作り、大学の友人には一応お礼が出来ました。

で、高校の後輩の分が残っているのですが、
すぐに返却したものもあるようで、手元に残っているものは何人分かかけています。
とりあえず、残っているものを掲載する予定で入力しています。

現在は、4期生の秋山知子のものを入力中です。

《8》時の地図 上巻

2010年12月14日 | 読書録
スペインのSFって、詠むのは初めてではないだろうか。

19世紀末、タイムトラベルをテーマにいくつかのストーリーが展開する。

一つは、切り裂きジャックに恋人を殺された男が、過去へ恋人を助けに行く。

ロンドンを舞台に当然、「タイムマシン」を書いた「H・G・ウェルズ」も登場する。

そして、時の割れ目を見つけて、西暦2000年に人類対機械人形の最終戦争を見に行くという

タイムトラベル会社と、未来の英雄にあこがれる、金持ちの娘の話となっていく。しかし、そのトラベルは…