晴れ間の彗星

楽しく生きよう!

〈9〉 関ヶ原

2018年02月24日 | 映画って本当に…
「関ヶ原」を見ました。

3時間近い大作です。

以前、原作の司馬遼太郎「関ヶ原」を読んでいますが、

映画の雰囲気が原作と違うような違和感があります。

司馬遼太郎って淡々とした文章なのでなかなか主人公に感情移入できないのですが、

原作は、リーダーのあり方についての講演を聴いたような読後感だったのを覚えています。

そのなかで、自分自身がリーダー的には石田三成派だなと分析していました。

「AはBである。BはCである。したがって CはA出なければならない。」

「恩は恩で返すのが正義である。秀吉に恩顧を受けた者達は、秀吉の子秀頼に恩を返すのが正義である。

ゆえに、秀頼を軽んじ天下を狙う家康を叩く事こそ正義である。」

わたしも、この論法で間違えることが多々ある。

しかし、理を消して迎合などしたくない。損な性分です。

「関ヶ原」の他の司馬作品は「播磨灘物語」をよんでおり

双方「岡田准一」主演なのもなにかの縁か。


≪4≫ SAS モンテビデオの天使

2018年02月22日 | 読書録
1980年と言うから、40年近く書庫に眠っていたこととなる。

紙がだいぶ黄ばんできている。しかし、この本が日本でまた出版される事は無いだろう。

SFの名作など、新訳版なで出て、

新しい本として、活字大きめでよめるのだが、

再版されることのない、面白い本もいっぱいある。

創元社が出版したシリーズものの呼んでいなかったものを

もう読まないと間に合わなくなってしまう、

ということで

「プリンス・マルコ・シリーズ」20巻「モンテビデオの天使」を持ち出しました。

この時も、確か毎月1巻出版されていたんだったろうか?

原作は年4巻ペースで出版されていたようなので

本当に、プロの作家の筆の速さには驚かされる。

モンテビデオ 聞いただけではどこにあるかも見当が付かない

そんな町、国での反政府テロ組織と闘う話。

魅力的な主人公と脇役。

そう、知らない国の内政問題に絡む活劇…ゴルゴ13を思い起こします。

007と比較されていたようですが、架空の悪の組織と闘う007は

日本で言えば仮面ライダーだろうか…

濡れ場・拷問シーン・危機に陥る主人公…

私の小説にも、必要なシーンなんだよな、となんとなく納得。



〈8〉ディストピア パンドラの少女

2018年02月10日 | 映画って本当に…
つい、レンタルしてしまったが

これは、苦手なゾンビ映画だった。

未知の細菌によりゾンビ(ハングリーズ)となった人間の中で

感染しながらも知性を持ち続けている、妊娠中に感染し

母を食い破って出生したハイブリッドから

ワクチンを作ろうとする軍人と

実験動物とされた、主人公の少女が、ゾンビの町を逃げ惑う。

その中で人間との交流が生まれるのだが、

少女は、自分の命を捧げて人類のワクチンになるか、自分が活きるかの選択を迫られ

世界を人類ではなく、自分たちハイブリッドの物とすべく

細菌の実をつけた樹に火をつけ、実を割って世界に細菌をばらまく。

救いのない映画で、見終わっての印象は暗い。

 最初、少女達が実験動物として扱われているのを見て、少女側に立って軍人達の酷さを思い

少女に味方する方に向くが、

「デビルマン」が美樹ちゃんを殺されて、人類に愛想を尽かした思いほど

人類を抹殺する思いが伝わってこない。

「デビルマン」と同系列のテーマなのだろうが。「デビルマン」には及ばない。


〈3~7〉ダイ・ハード1~5

2018年02月09日 | 映画って本当に…
このところ、疲れがたまっているのか

透析中に寝てしまうことが多い

映画を見ていても、気がつくと終わっていて

3回くらい見直して、やっと1本見れるといったとこ

難しい映画は見られない

で、ダイハード・シリーズを見返すことにした。

何回見直しても面白いし

時間が来て途中で止めても、次の透析の日にそこから見直しても十分理解できる。

そもそも、ストーリーを知っているのですから…

①ビル占拠事件

②空港閉鎖事件

③ニューヨーク近海強奪事件

④全米コンピューター制御テロ事件

⑤ロシア侵入作戦

≪3≫ ローダンNEO 7 エスケイプ

2018年02月06日 | 読書録
テラニア建設編 ともいうべき

ローダンNEO 第1シーズン も佳境入った

人類の新しい道を求めて「テラニア」を宣言したローダンが

中国政府の陰謀による核爆弾の脅威から、ローダンを求めてある待った群衆を守るため

テラニアからの脱出をよぎなくされた中で

中央政府に裏切られ、核爆弾で殺されかけた、テラニア包囲軍のバイ・ジュン将軍とその軍隊が

ローダン支持を宣言。

ミュータントたちも集結してきた。

金星で遭難したトーラも、旧アルコン人の基地をみつけ、クレスト救援を決意する。

あと1冊で長編小説が読み終わる。

しかし、この長編小説はまだ、プロローグなんですよね。

今回は、どこまで付き合えるのでしょうか?