晴れ間の彗星

楽しく生きよう!

良いも悪いも編集者

2010年01月31日 | 手塚治虫全集
 マンガリストを作っていて、新文庫全集版アトムの8巻が無いことに気が付きました。

今日買ってみると、「青騎士の巻」でした。いつの時からは、この巻には解説が付いて、

学生運動が盛んな折「手塚は古い」と編集者に「悪いアトム」を描けと言われしかたなく人間の敵になってしまうアトム描いた。

そのため、なおさらアトムから読者が離れてしまったが、当の編集者は知らん顔。

一方、NHKのプロデューサーが熱心に、時間を止める話をドラマにしたいので、と原作を書いて貰うと、原作もドラマも大人気。

私も子どもの頃見ていた「不思議な少年」の「時間よ止まれ!」のかけ声。

アレがあったから「ス-パージェッター」の「タイムストッパー」があるのだろうか?

そのときのプロデューサーが、その後のSF作家 辻真先さっbだとのこと。

編集者の作者を見る目、マンガに対する愛情が、良い作家、良い作品を作る!

と言っても過言ではないか?

[7・8] ダスト8  1・2

2010年01月30日 | 手塚治虫全集
「ダスト8」 私は好きな作品です。

飛行機事故で墜落した機から10名が奇跡の帰還。

飛行機が冥界に迷い込み「生命の山」にぶつかり山の破片が飛び散り

偶然体の上に破片を受けたモノが生き返ったのだ。

最後に生きを吹き返した2人の少年少女に、彼らの命を助ける代わりに、残りの8人から石の回収を命じるが、二人は石を捨てそれをこばむ。

結局、使い魔みたいのが2人の体を借り地上に現れる。

最初「ダスト18」というタイトルではじまり、18エピソードあったはずなのですが、

人気が無いと途中で切られたモノです。

そのため、2巻目はかなり手を入れたらしく、1巻が出てから2年掛かっています。

ハガキなど出さないが、静香に楽しんでいる愛読者がいることを忘れて貰っては困ります。


彗星

2010年01月30日 | ひとりごと
私の部屋の「日本軍機」が10機となった。

ガンダムを見ていて、ジオン軍が、ザク・グフ・ドム…と新型を繰り出して変じゃないかと思ったモノだ。

しかし「隼」「疾風」「97式」「零式」「紫電改」「雷電」…と並んでいるのっを見ると

最後まで「ガンダム」で闘っている連邦軍は何をしているのだという気にもなります。

ジオンの方が正しい!

常に新型機を送り出すべきだった。「ガンダム」も「ガンダム改」くらいになっていても良かったのでは。

予定通りあと10話あったら新型ができていたのかも。

と言うことで今回「彗星」が編隊に加わった。これも少年時代プラモを持っていたなあ。

[6] アラバスター 2

2010年01月29日 | 手塚治虫全集
「アラバスター」読み終わる。

アラバスターという名前は、物語の最初に、犯人が懐から取り出したカップに

酒をつがせて「美しいだろう、アラバスターでできた杯だ」というような事をいうだけ。

辞書では「アラバスター」は、美しい白色の鉱物。古代では方解石を、現代では雪化石灰石を言うらしい。

美しいモノを嫌い続けて復讐をしているのに 、あの最初のシーンはなんだったのあろうか?

美しさを憎んでいる奴の言葉とも思えない。

さすがに、「アラバスター」という鉱石が登場するのはその場面だけ。

主人公だろう、透明人間 亜美 の苦悩の話になっている

同じ、透明人間をテーマに据えても、時期がちがえば,楽しい話にもなっていてだろうに…

しかし、特殊な能力は消してありがたい事ではないのかも知れない。

今、ビデオでは「ヤングスーパーマン」を見ていますが、

その力を隠し、「普通の人間ならいいのに。といつもかんがえています。」

正義のヒーローも思春期にはその力になやみつづけていたのです。