晴れ間の彗星

楽しく生きよう!

プレイ

2006年05月29日 | 書庫の中から
マイクル・クラントン「プレイ-獲物-」を読みました。
面白い!そして、恐い!
「ジュラシック・パーク」のナノテク版と言ってしまえばそれまでなのですが。
「復活の日」「アウトブレイク」の現代版か…。
原爆をおもちゃにする大国。PCにウィルスを送り込んで楽しんでいる奴。遺伝子で遊ぶ科学者…。そんな人たちが、人類の敵を今にも作り出そうとしているのだろうか…。
小説の中だけにしていただきたい。

地球を呑む

2006年05月28日 | ひとりごと
テレビで「ザ・ヒット・パレード」を見ていて、初代テレビッ子の私は、
そうそう、あの頃は…と、物思いにふけっていました。
商店街に生まれ育った私は、最初、向かいの食堂に入ったテレビを入り口のガラスごしに眺めていた記憶があります。
家に入ったのは、1年生の頃で、「月光仮面」は、家で見ていました。
父親が新しもの好き、と、プロレス・ファンだったためで、新しもの好きは私に遺伝しています。
で、その番組を見ながら、敗戦後の総て無くした日本人の強さを実感した訳ですが
これは、美空ひばり や 手塚治虫、また、焼け跡派と呼ばれる人たちの話から一様に感じた事でもあります。
また、NHKの大河ドラマで信長を見ていて、一つの時代を壊していく姿を見、次の世界を考え、明治維新を見、その後を考えるとき、学生運動が盛んだった頃、「破壊から総ては始まる…」みたいなことを聞いた事を思い出しました。
そう言えば、あの頃、創刊されたビックコミック。
手塚治虫・石森章太郎・白土三平・さいとうたかお・水木しげる というビックな作家5人が50ページとか80ページとか長編読み切りで始まった中で、ただ一人連載された手塚作品「地球を呑む」のラスト 
いっさいの破壊のあとに あたらしい世紀は始まる… 
とあって、なんだかんだと、物議を醸し出して騒ぐ人がいた事があったっけ。
ほんとうにそうなのだろうか?

郷土史研究家

2006年05月28日 | 生涯学習気分
講座「甲州道中と小仏の関所」を先日開催しました。
樋口豊治先生のお話でしたが、大勢の受講者に聞いていただきました。
郷土を愛し、郷土を研究し、蓄積された知識を伝えてくれる人たちの
地道な研究・作業に感服します。
先生方はもうだいぶ高齢になられていますが、私たちの世代、次の世代の人々が、
あれだけの地道さで研究が出来るのだろうか、と思います。
私の父も、いわゆる「郷土史研究家」みたいなもので、
方言や地名の研究をしていました。著作も7冊刊行されていますが、
家に積まれた文献の山をみるたび、大変な作業をしていたんだと感心します。
父も亡くなって、もう20年近くなりますが、
「八王子の地名や方言」について講座を考えても研究者がみあたりません。
そういう私も、父の後は継いでいないのですが…

ダ.ヴィンチ.コード 下巻

2006年05月22日 | 書庫の中から
「ダ.ヴィンチ.コード」読み終わりました。面白かったです。まさしくRPGという感じです。白土三平「カムイ伝」で家康の出自が…とか、「影武者 徳川家康」で、実は…とぃった風ですが、すごい知識量と感服してしまいます。だけど、これ、映画を字幕で追っていたら、訳わかんなくなってしまいそうです。日本語版ってあるのだろうか?みたい映画ですけれど。

ギャラリー川口 2

2006年05月22日 | 生涯学習気分
公民館の壁面スペースを利用して始めた「ギャラリー川口」も半年が過ぎ、十数人の方の個展・グループ展を開催しました。7.2メートルの狭いギャラリーではありますが、それぞれの作家の方々の熱意で、「ショッパー」「朝日タウンズ」などの情報紙で毎回のように取り上げていただき、多くの観覧者に来ていただきました。私自身、多くの作品に触れ、幾人もの芸術家の方々を知る事が出来てとても勉強になっています。今年度から、ギャラリーをガラスケース部分にも広げ、陶芸などの作品も飾らせていただいています。4月には「創作兜」、5月には「能面」と、地域の隠れた芸術家を捜して作品を展示させていただきました。いま、来月の「創作人形」の作者にお願いしているところですが、八王子の町にもいろいろスゴイ人がいるなあ、と感激しています。地域文化の導火線になれれば、など大それた願いを抱えています。