【２８】アメージング・スパイダーマン

今のところ今年の１番押しの映画です。スゴイ！

３Ｄで見ましたが、これこそ３Ｄ映画です。

特に３Ｄにする必要も無いのに３Ｄにしていた作品などくそ食らえ！

摩天楼を飛び回るスパイダーマンにこそ３Ｄは似合っています。

今回のスパイダーマン

まず、シナリオがいい！

設定も無理が無く、スパイダーマンへの変身も

トカゲ男の変身もそれなりの説明がなされています。

そして、弱かった男の子が力を手に入れ

その力の有頂天に成り

ちょっとしたことから身内を無くす羽目となってしまい

力の正しい使い方を身につけていく

その家庭も丁寧に描かれている。

そして監督、迫力のある映像と編集の巧みさ

ジェットコースターに乗せられた様に

引き込まれてしまった。

前回のスパイダーマン三部作と比べても

こんなにスゴイ映画は無い。

「昭和版ガメラ」が

「平成版ガメラ」にリメークされた時のあの感動です。

《１０》ケーキ ケーキ ケーキ

　対談集を読んで、萩尾望都の作品を読みたくなり、

まず最初に手塚治虫氏との対談で出てきた「ケーキ ケーキ　ケーキ」を読んで見ることにしました。

といって、すぐに現物が書庫から出てくるところが凄い！

と、自分で感心しています。

　三十数年前に出版された「萩尾望都作品集」を購入していたのです。

「ポーの一族」ぐらいしか知らなかった時代です。

しかし、今読んでみると

絵はきれいだし、コマ割りもしっかりしています。

しかし、これって

「ミスター味っ子」とか、その他料理マンガの先駆者なのでは無いでしょうか？

お菓子好きの少女が、たまたま食べた

「本当のフランス菓子の味」を作って見せたアルベールをしたい。

是非弟子になって、本当の菓子を作りたいとフランスに渡る。

しかし、アルベールは日本で交通事故に遭い亡くなっていた。

そこで、跡継ぎ息子を亡くして酒の溺れた父親に弟子入り志願。

ようやく弟子入りが認められてまもなく。

女好きのパリジャン　クレマンが日本でアルベールが菓子を作る場面に出くわしていて

アルベールの家に伝わる伝統の菓子の作り方を盗み、

自分の店の伝統菓子として売り出した。

彼女はクレームを付けるが、アルベールのその菓子は、日本で食べた彼女だけしか知らない。

その菓子をコンクールに出品するというので

本家アルベールの店でも参加することに。

しかし、そんな最中、親父さんが腕を怪我し、菓子が作れない状態に

そこで、負けん気のヒロイン「カナ」は、

自らケーキを作ることにした…

少女漫画なんですけれど、すっきりしたストーリーで安心して読めます。

《９》マンガのあなた・ＳＦのあたし

萩尾望都の対談集です。

１９７０年代のもので、まだ手塚治虫さんや、石森章太郎さんも

健在で楽しく放されています。

７０年代だとモトちゃんも３０代にはいったころでしょうか。

ＳＦが描ける数少ない女性漫画家です。

「百億の昼と千億の夜」の連載がはじまる頃のようです。

あのころからでしょうか、文章が増えなかなか読みにくくなったのは、

しかし一コマ一コマの、構図・アングル・セリフ等をしっかり考えて

描いているのを読み、感心してしまいました。

作品を読んでみたい、と想わせられます。

八王子市シニアリーダー連絡会の誕生

　記憶が失われてしまわないうちにと

「八王子の子ども会史」に手を付けていますが

７月にシニアリーダーの同窓会が開かれているので

「シニア連絡会の誕生」だけを先に書いてみました。

多くの資料が焼却・廃棄されてしまっているので

写真などもかなり残っていませんが、

入り王冊子にはなる程度の原稿が出来ました。

印刷入稿しましたのであとは仕上がりを待つだけです。

【２７】三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船

おっもしれー

と叫びたくなります。

三銃士とダルタニアンと言えば、おなじみのメンバー

その、王妃の首飾り事件をこんな解釈が…

ダビンチの秘密兵器を探すインディジョーンズばりの活躍

忍者を想わせるスタイル。

あんないい加減な、見取り図だけで作り上げてしまう飛行船

それも、クィーンエメラルダスのような…

あれは、エメラルダスのパクリなのだろうな。

熱気球でもないし、水素でもないし（炎上しても爆発はしない）

どんな原理で浮いているのだろうか？

マリーアントワネットは、もっと美人で無くては…