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ぽかぽか春庭「どくだみとあじさいの庭」

2021-06-17 00:00:01 | エッセイ、コラム
20210617
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2021二十一世紀日記梅空(2)どくだみとあじさいの庭

 私が現在住んでいる夫の両親が建てた家は、庭はほったらかしの「勝手に適当に植わっている」という存在で、猫の額ほどの庭に、カエデの木が一本、ツツジが数本。すみっこに茗荷。
 カエデはあまり美しい赤にはならず、赤茶色の枯れ色になる。ツツジは年によって、花がぎっしり咲くときと、ちらほら申し訳程度に咲く年と。ことしはちらほらで終わりました。要するにあまりパッとしない庭です。

 どくだみは、葉を乾燥させてお茶にするため、姑が植えたもので、今では猫の額の一面に蔓延っています。
 健康オタクだった姑は、タマネギの皮などいろいろなお茶を試していました。2015年暮れに姑が90歳で亡くなって、2019年夏に私が住むようになり、私も姑に倣って2019年にはドクダミ茶を作りました。作ったというほどのことでもなく、葉を洗って新聞紙の上で乾かしただけです。
 たまに飲んできたのがようやく飲みきりました。

 2020年夏のドクダミ茶は作りませんでした。年に2回、夫が依頼してきた庭師さんが、私がドクダミを取り入れる前に全部始末したからです。庭の手入れをする人にとっては、ドクダミは雑草です。

 一面のドクダミ


 2021年は、5月末にドクダミを取り入れて、一部を干すことができました。一部干しただけで、疲れたからあとはあとで、と思ってほったらかしていたら、だめになってしまいました。

 ドクダミのほか、イヤにになるほど咲くのが紫陽花。北側の玄関前には白と紫、南側の庭には青と紫。土壌のせいだと思うけれど赤やピンクは咲きません。
 玄関前の紫陽花はやたら大きく、ぎっしり咲きます。

、花の直径25cmもあります。


 玄関前


 庭の紫陽花は、玄関前のほど花が大きくありませんが、色が深くてすきです。
 

 干せたのは一部だけ。


 干したドクダミはお茶に。ウイスキーに入れた花は何に使うかまだわかりません。そろそろ茗荷を引っこ抜こうかと思います。
  
 2020年のステイホーム中にもくろんだ庭の畑化計画は、「野菜作り」という本を2冊買っただけで、わずか1ヶ月で頓挫してしまいました。そのとき植えた藜(アカザ)は、虫食いだらけの姿になって勝手に生えています。何本かは完全に丸坊主。よくもこんなに完璧に食べ尽くすもんだというくらいきれいに葉っぱがなくなっています。虫が羽化して飛んでいった後に生えたらしい幾本かのアカザを茹でて食べました。

 庭の畑化、道なかばにしてはるか遠し。

<おわり>
コメント (2)
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