科博屋上のハーブ園に咲くハーブの花
20240601
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2024二十四節季日記五月(3)やっちゃんと上野科学博物館
4月29日の受診で、内科定期健診、眼科念のため検診、足小指骨折検診。結果、内科の持病はやや悪化ながらそう変化なし。眼科異常なし。骨折、完治はあと一か月ほどかかるが、もう足をかばわなくても、普通に歩いて大丈夫。とりあえず、満身創痍感からは脱出。で、30日木曜日に、やっちゃんと上野で遊ぶ約束をしました。
4月30日、上野駅公園口10時の約束だったのに、やっちゃんから電話。上野行だと思って終点で起きればいいやと思っていた電車で寝込んでしまい、目が覚めたら池袋だった。湘南行き電車だったので、あのまま寝ていたら、湘南方面へ行ってしまうところだった、とにかく上野へ山手線で向かう、といいます。あはは、いつも失敗して遅れるのは私のほうなのに、たまにはやっちゃんの失敗も、お互い高貴幸齢者同士という気分になります。女子高校で16歳で出会って以来の気の置けない友達。
やっちゃんにしてみると、女子高クラスメートはみな裕福な暮らし。元パイロットの奥様だったり、元芸大教授の奥様だったり。夫婦の年金を合わせると一か月80万。退職金の合計は1億円、という話。うらやましいこと。この金持ちのヒサちゃんから東京で遊ぼう、という話が出ると、新幹線で行こうと言われるので、やっちゃんは乗り気になれない。今回もローカル線アーバン快速で上京。特急代は節約しないと。貧乏話ができるハルちゃんが一番気楽につきあえる。やっちゃんは未亡人、私は「ほぼ母子家庭」で子供を育ててきた苦労仲間なので、わかりあえる部分があります。
今回の上野は、科学博物館のほ乳類展を見るのがメイン。やっちゃんは高校の理科教師を定年まで勤めて、今も動物植物に多方面に興味を持っています。
哺乳類展も開幕してすぐにいっしょに見にいこうという約束ができていたのですが、私が歩くのが不自由になったので、足骨折がよくならないううちは、でかけないでいました。
常設展の映像コーナーなどを眺めてまっていると、20分ほどでやっちゃん科博到着。いっしょにほ乳類展へ。チケットは、先に着いた私が買い、やっちゃんに、2階のレストランでランチをおごって、と頼む。
やっちゃんは、いつもは展示品だけ見て、パネルの文字は読まないのだが、今回はパネルもしっかり読んだ、とゆっくり見て歩きました。
こどもといっしょに楽しんだ「わくわく動物ランド 」からはじまって、今はワイルドライフとかダーウィンが来たなどもときたま見ており、動物の名前はいろいろ知っているつもりでしたが、見知らぬ動物名がたくさんありました。やっちゃんも、「大学時代に実習で牛の解剖とかやったのに、ぬるぬるぐちゃとっとした胃袋はとりだしたけれど、こんなふうに実物大で示されると、ぜんぜん見たものと違う」と目を見張っていました。哺乳類の心臓比較、胃袋比較、骨格比較など、興味深かったです。
ランチは、ほ乳類展記念スペシャルランチをいただく。2200円でちょっと高かったけれど、やっちゃんのおごり。
食後は屋上のハーブガーデンでのんびり。やっちゃんはハーブを見ながらベンチで昼寝。いつも大学馬術部の指導のため朝は早起き、お昼は昼寝、という生活リズムなので、おひるご飯後は眠くなる。
科博を出た後、上野公園噴水前のベンチで、やっちゃん持参のところてんなどのおやつを食べ、のんびりすごしました。5時に上野駅でバイバイ。次は7月はじめに遊ぶ約束。やっちゃんには山友達や馬術ともだちなどたくさんの知り合いがいるけれど、友達少ない私には貴重なおでかけ友達です。
哺乳類展見学記録は次回。
<つづく>
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