20181208
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記京都ほんのり秋色(6)東華菜館と先斗町、河原町、菊水
10月26日夕刻、アントニオ兄が案内してくださった東華菜館は、関西に数多くの教会や住宅を残したヴォーリズが設計した唯一のレストラン建築です。
南座側から東華菜館を見る(撮影は10/27)
正面入り口ファサード
入り口ファサードの飾り。魚貝や果物が満載
ヴォーリズ建築の説明はこちらに
http://www.tohkasaikan.com/information/vories.html
エレベーターをあがって2階へ。稼働中のエレベーターとしては日本最古のものだそう。
1924年米国で製造、輸入されたOTIS製。
階段
壁面や天井の装飾、ヴォーリスデザインの調度品などを見て回りたかったのですが、私がおのぼりさんとしてちょこまか写真を撮って回るのは、ご飯のために東華菜館に来ている兄には、うっとうしかったかも。ひとくチビールを飲んでは窓からパチリ、ひとくち中華を食べてはパチリ。食べるのは二の次で、うろうろ見て回る春庭、ごめんなさいです。落ち着いて食べるべきでしたね。でも、貧乏性だもんで、次にいつ来るともしれぬヴォーリズレストラン、見るほうが優先でした。
天井
レストラン客席
客席から四条大橋を見る。鴨川対岸を眺めると、レストラン菊水と南座
東華菜館から鴨川四条大橋付近をながめる
<きょうの京ごはん>
東華菜館の北京料理 アントニオ兄、ごちそうさまでした。
<きょうの京わたし>
東華菜館の前で撮影したのは10月27日
兄と翌日のヴォーリス住宅の見学を約束して別れた後、晩の先斗町をのんびりと散歩。
<きょうのひとり散歩>
森鴎外の『高瀬舟』が往来した高瀬川。思ったよりも川幅が小さかった。
<
江戸初期、豪商角倉了以(1554~1614)素庵(1571~1632)父子によって開鑿された高瀬川。舟入(船入)は荷物の積み下ろしと船の方向転換の場所。ここは八番目の舟入。
先斗町路地
ついつい、♪富士の高嶺に 降る雪も 京都先斗町に 降る雪も 雪に変わりは ないじゃなし とけて流れりゃ 皆同じ♪という中学生のころ流行ったお座敷小唄を口ずさみたくなる。
中学生のころは「雪に変わりはないじゃなし」だったら、ないことを否定しているのだから、「変わりはある」と思ったのですが、酔っぱらって歌うには、「あるじゃなし」という日本語より「ないじゃなし=ないったらないんだよ」のほうがいいんでしょうね。
そして今は「先斗町」の「先」を「ぽん」と読むのは、どういうところからか、と思ってチェック。どうやら「ポルトガル語のカルタ用語で先端の意の「ポント」から」という説が有力らしいですが、こういうのは諸説芬々で確実なことはわからないのがおもしろいところ。
中学生のころ先斗町って、どんなところだろうと思ってから、50余年。先斗町には似合わない68歳
<つづく>
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2018十八番日記京都ほんのり秋色(6)東華菜館と先斗町、河原町、菊水
10月26日夕刻、アントニオ兄が案内してくださった東華菜館は、関西に数多くの教会や住宅を残したヴォーリズが設計した唯一のレストラン建築です。
南座側から東華菜館を見る(撮影は10/27)
正面入り口ファサード
入り口ファサードの飾り。魚貝や果物が満載
ヴォーリズ建築の説明はこちらに
http://www.tohkasaikan.com/information/vories.html
エレベーターをあがって2階へ。稼働中のエレベーターとしては日本最古のものだそう。
1924年米国で製造、輸入されたOTIS製。
階段
壁面や天井の装飾、ヴォーリスデザインの調度品などを見て回りたかったのですが、私がおのぼりさんとしてちょこまか写真を撮って回るのは、ご飯のために東華菜館に来ている兄には、うっとうしかったかも。ひとくチビールを飲んでは窓からパチリ、ひとくち中華を食べてはパチリ。食べるのは二の次で、うろうろ見て回る春庭、ごめんなさいです。落ち着いて食べるべきでしたね。でも、貧乏性だもんで、次にいつ来るともしれぬヴォーリズレストラン、見るほうが優先でした。
天井
レストラン客席
客席から四条大橋を見る。鴨川対岸を眺めると、レストラン菊水と南座
東華菜館から鴨川四条大橋付近をながめる
<きょうの京ごはん>
東華菜館の北京料理 アントニオ兄、ごちそうさまでした。
<きょうの京わたし>
東華菜館の前で撮影したのは10月27日
兄と翌日のヴォーリス住宅の見学を約束して別れた後、晩の先斗町をのんびりと散歩。
<きょうのひとり散歩>
森鴎外の『高瀬舟』が往来した高瀬川。思ったよりも川幅が小さかった。
<
江戸初期、豪商角倉了以(1554~1614)素庵(1571~1632)父子によって開鑿された高瀬川。舟入(船入)は荷物の積み下ろしと船の方向転換の場所。ここは八番目の舟入。
先斗町路地
ついつい、♪富士の高嶺に 降る雪も 京都先斗町に 降る雪も 雪に変わりは ないじゃなし とけて流れりゃ 皆同じ♪という中学生のころ流行ったお座敷小唄を口ずさみたくなる。
中学生のころは「雪に変わりはないじゃなし」だったら、ないことを否定しているのだから、「変わりはある」と思ったのですが、酔っぱらって歌うには、「あるじゃなし」という日本語より「ないじゃなし=ないったらないんだよ」のほうがいいんでしょうね。
そして今は「先斗町」の「先」を「ぽん」と読むのは、どういうところからか、と思ってチェック。どうやら「ポルトガル語のカルタ用語で先端の意の「ポント」から」という説が有力らしいですが、こういうのは諸説芬々で確実なことはわからないのがおもしろいところ。
中学生のころ先斗町って、どんなところだろうと思ってから、50余年。先斗町には似合わない68歳
<つづく>