ガンへのビタミンC療法は、点滴と経口投与とそれらの併用投与があります。Nw YorkのNewbold医師は、患者AにビタミンCナトリウムを点滴で女性ガン患者に点滴で投与を始めました。 なぜかと言うと、大量のビタミンCの経口摂取により、吐き気を訴えたためです。従って、最近では、医師はビタミンCナトリウムの点滴に加えて、酸性の強いビタミンCより胃に優しいタイプのバッファードビタミンCを併用しているようです。これらの併用により、ガン患者は、副作用の害から逃れられるようです。
オーストラリアのLent医師によると、ガン患者のB婦人は、45g/日のビタミンCを経口摂取し、続いて60g/日のビタミンCナトリウムの静脈点滴を受けました。3ヶ月で総計9kg摂取しました。なお、1リッターの乳酸リンゲル液にビタミンCを溶かし、点滴しました。結果は、患者の肺がんは増殖を停止し、胸痛も観られなくなった。
なお、Newbold医師やLent医師らの点滴療法と経口投与併用療法では、明らかな副作用は、経口投与での吐き気と胃部の不快感以外、確認されず、患者も点滴と経口投与を併用する方が、お互いのデメリットを相殺できるので、体の負担が軽減できると、報告しています。更なる症例の積み重ねが望まれます。
References
H.L. Newbold, M.D. VitaminC against Cancer. STEiN anD DAY/Publishers. 1979
L.Pauling and E.cameron. Cancer and VitaminC.Linus Pauling Institute of Science and Medicine. 1979