グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

この日の黄色は、落ち葉と若葉

2024年01月21日 | ツアー
昨日は三原山に雲がかかり視界が悪そうだったので、三原山ツアーを裏砂漠に変えて歩いてきました。

いつ雨が降ってもおかしくない空模様だったので、裏砂漠は最小限にすることにして、山に向かう途中で波浮加麻神社に立ち寄り。

地面に黄色くなったイヌビワの葉が散り、そこに椿の赤い花も混ざっていたので、とても綺麗でした。

しかしイヌビワって1月に落葉する木でしたっけ??
暖冬で、落葉が遅くなったのでしょうか??
不思議に思って色々調べたのですが、ネットに出てくるイヌビワの黄色い葉は、みな11月〜12月撮影のものばかり…大島では例年どうなのでしょう??(来年から注意して観察したいと思います)

人が暮らす地域(標高50mぐらい)から、たびたび噴火の影響を受けるカルデラの中(標高500mぐらい)に場所を移すと

想像以上に地面に水が溜まり、緑の木々を映していました。

丸いカタチが可愛いハチジョウイヌツゲが点在する草地を抜け

裏砂漠に到達したら、雨が強くなってきました。

のんびりお茶を飲む感じではなかったので、「森でお茶を飲もう」ということになり、遠くまでは歩かずに折り返しました。

でも森まで戻る前に雨が小降りになったので、イヌツゲ の下で陣取りティータイム。

イヌツゲ に守られている感じで、なかなか良かったです(笑)

お客様が、イヌツゲ の木にポツポツ小さな黄色が混ざっているのを教えてくれたのでよく見たら

若葉が伸びていました!

この日見た黄色は、落ち葉と若葉…。
常に変化を続ける生きもの達の“息使い”を感じました。

(かな)



コメント
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