グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

香川県からお越しのお客様と(後編)

2024年01月10日 | ツアー
香川県からお越しの女性とのツアー、2日目です。

三原山を下山後は、噴火でできた彫刻のような岩を、近くで鑑賞してから

裏砂漠を目指しました。

この日も、足元には美しい青いキラキラが、たくさん見つかりました。
中でも、一番綺麗だったのがこちら。

「ここが(国立公園の)特別保護地区でなかったら、みんな持って行ってしまいますね!」とお客様。(確かに!)

この日は灰色の雲が低くたれこめ、裏砂漠の黒い地面にくっつきそうでした。

雲の隙間から延びた光が、海を照らし、

とても綺麗でした!

風は弱かったのですが、夕方から強くなる予報で、時々ビューッと吹き始めたので、昨年もらった「裏砂漠手拭い」を吹き流しにしてみたのですが…

持続的に強風が吹いているわけではなかったので、手拭いはアチコチ動いて丸まって、あまり綺麗には、たなびかなかったです(笑)

それでも風速計で測ったら、一瞬だけ25mを記録しました!(さすが裏砂漠)

この数字を見て、お客様が暮らしている地域(瀬戸内)では、瀬戸大橋を走る電車が、最大瞬間風速25mを超えると運転停止になると教えてくれました。慣れている地元の人たちは、スマホなどで情報をチェックし、運転停止が予測される時は、船などに乗り換えて移動するとのこと。
「電車の代わりに船を使う」という、伊豆大島と全く異なる暮らしに驚きました。

ジオロックガーデンに入った時は、ちょうど夕日が外輪山の影に沈んでいくところでした。

太陽が眩しかったので、手で隠したら、わずかに残ったススキの種子がキラキラ輝き「綺麗〜!」と2人で感動しました。

逆光の時、太陽を遮る方法、おすすめです😊

溶岩の上では、アズマノイバラの葉の真っ赤な色の葉が、鮮やかで目を引きました。


そして「いつか森になる道」では…

人間が手を入れないことで見ることができる、植物たちのありのままの再生の姿を眺めました。

ツアー終了後の夕日。

まるで夜の海に浮かぶ船の灯りのような、不思議な夕日が印象的でした。

お客様と、いろいろなお話をさせていただいたおかげで、瀬戸内の暮らしを身近に感じられるようになりました。
楽しい時間を一緒に作っていただいたお客様に感謝です。

ありがとうございました!!

(かな)
コメント
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