グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

いいものいっぱい

2020年03月08日 | ツアー
森林インストラクターの先輩・Kさんが、2日間ツアーに参加してくれました。

1日目(昨日)は三原山〜裏砂漠〜樹海コースへ。

三原山に雲がかかっていて見えなかったので「山に登るかどうかは麓まで行ってから決めましょう」と言いつつ、歩き始めました。

時々このブログに登場しているヤブツバキに、花が増えていました!

クリスマスツリーのような形のてっぺんに、赤い花が咲いています。

樹高が伸びたので、もう近づいて花を撮ることはできません。

下から見上げて撮影しました😀

Kさんも私も驚いたのが、地面スレスレを這って成長しているクロマツの実の大きさでした!


指と比べると、大きさがわかるでしょうか?

普通のマツボックリの1.5倍ぐらいありそうな感じです。

上に伸びている枝先の実は、普通のサイズなのに…

なんで横に這っている枝にある物だけ、こんなに大きくなったのでしょうか?!
2人で、その理由を考えながら歩きましたが、謎は解けませんでした(^◇^;)

この時点で三原山にはまだ雲がかかったままでしたが、とりあえず登ってから裏砂漠へ下ることになりました。

山の上で、霧と溶岩が作る墨絵のような風景に「晴れている時よりいいかも!」と写真を撮るKさん。

(大いに共感😀)

裏砂漠は、霞んだ景色が遠方まで見渡せる程度の霧でした。


作年9月の台風で、突然地上に現れた「ちかこ」の文字には「地下から現れただけに、ちか…」と、オモシロイ発言😂

私が喜んでいたら「今度(ガイドで)使ってください」と、提案してくれました😀

この後、フツーは立ち寄らない場所へ“台風で樹皮が剥がされた木々の様子”を見に行きました。


剥がれた樹皮から一度再生し、その後、何も無くなった木の幹からは…

再び再生が始まっていました!

根元からも!


もちろん激写!…?


樹海では、硬い溶岩の上に生きる木々の様子を、観察しながら歩きました。

他にも、心トキメク「いいもの」がいっぱい見つかりました!

たとえば、伸び始めたツヤツヤのガクアジサイの若葉とか…


打ち上げ花火みたいな、アシタバの若葉たちとか…


メチャメチャ美人の、カジイチゴの若葉とか…

植物(特に樹木)が好きというKさんは、驚きどころが私と同じ(もしくは、お付き合いいただいていたのかも??)で、とても楽しかったです😀

歩き終わったら、短時間だけ青空が見えました!

で、撮り直し!(笑)

夕日でうっすらとピンク色に染まった雲が、幸せな気分にさせてくれました。
火口は見えませんでしたが、楽しい1日でした。

Kさん、ツアーご参加ありがとうございました!

(かな)



コメント
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