今井裕一先生にお招きいただき多治見市民病院での研修医セミナーに行ってきました。これは岐阜県医師育成・確保コンソーシアム事業の一環として行われたもので,今井先生と,小山雄太先生,そして私の三人でレクチャーおよび症例検討のセッションでした。
今井裕一先生は腎臓学会主催で10年以上続いている「臨床研修医のための腎臓セミナー」を創設された先生で,私も第1回からお手伝いしてきました。小山先生もずっと一緒にやってきた仲間なので,3時間のセッションはまるで「ミニ腎臓セミナー」のような雰囲気になりました。今井先生が,電解質・酸塩基の基本の導入レクチャーをされて,つづく小山先生のグループセッションで,電解質と酸塩基の2症例を1時間でやるという荒業でしたが,非常にコンパクトにわかりやすくまとめてられたのはさすがです。
私は最初のセッションで「Physical Diagnosis -どこを何のために診るのか考えよう-」と題して,写真・動画を使って60分,100枚超のスライドを一気にやりました。皆さんとても熱心に聞いて下さって反応は上々でした。
その後の懇親会でも元気な研修医達と話ができて楽しい一日になりました。