H's monologue

動き始めた未来の地図は君の中にある

使命の道に怖れなく どれほどの闇が覆い尽くそうと
信じた道を歩こう

熊本の先生方は熱かった。

2019-11-02 | 臨床研修

腎臓内科の松下芳雄先生にお声をかけていただき熊本中央病院で「SpPinな所見」のお話をたっぷり3時間させていただきました。院内の研修医向けとのことでしたが,外部から沢山の問い合わせがあり何と60名を超える参加者があったそうです。

90分ずつ,前半と後半の2コマでの話でしたが時間に余裕があったので,以前使ってしばらく出すことがなかったネタも引っ張り出すことができました。でも最終的には,病歴が大事,患者さんから積極的に話を聞き出すこと,病歴を掘り起こすことが重要というところに行き着きます。フィジカルは大切だけど,どこを探しにゆくかはまず病歴から・・というところを強調しました。そして,どうやって学ぶか・・これは結局のところ,自分で学び続ける「覚悟」かなあ〜なんて感じていることが最後のまとめになりました。

会場では,徳洲会時代の同窓生と思いがけない再会がありました。何と30年ぶり!あちこちで呼んでいただいて伺うことの楽しみの一つでもあります。学生や研修医の頃にレクチャーを聞いてくれた先生が,まったく別の土地で成長して活躍しているところを見せてもらうのは本当に嬉しいです。最近モノ忘れがひどいので「前に会ったのはどこだっけ?」となるのはご愛嬌ですが。

 

 

懇親会では,研修医の皆さんだけでなく同年代のスタッフの先生方とえらく話が盛り上がってしまいました。自分が着ていた紺ブレの話から始まって,同じ「ポパイ世代」ということから,服装の話やら,自動車,音楽,万年筆など趣味の話で,気がつけば日付が変わる頃になってしまいました(若い人たちはちょっと引いてたかも?)。松下先生や先生方,遅くまでありがとうございました。

 

熊本に到着する直前は,天気に恵まれ阿蘇山がよく見えました。あらためてその雄大さに感動。

 

翌日は,熊本城の周辺を歩いてみました。2年前の地震で大きな被害を受けた天守閣が,一部修復されて幸運なことに見ることができました。しかし多くの石垣などはまだまだ手つかずの状態で残されており心が痛みます。頑張れ熊本!

 

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