今年もDr.George Meyer(カリフォルニア大学デービス校内科臨床教授)を招聘し,研修医,若手医師,医学生向けの教育セッションを開催いたします。
Meyer先生は米国消化器病学会最高栄誉会員(MACG)、米国内科学会最高栄誉会員(MACP)の称号を持つ高名な消化器内科専門医ですが,専門分野に偏らない広い知識を有する真の内科医で,過去には米国内科学会北カリフォルニア支部長を務められておりました。
特に基本的臨床技能を重視した患者の診かたの指導に長け,これまでに日本全国の有数の臨床研修施設での指導実績があります。当院においでいただくようになって,もう10年になります。毎年3月に再会するのが楽しみです。基本的には,月曜午前に病棟回診を行って,その後は午前・午後にCase discussionを1例時間をかけて行います。レクチャーが行われる場合もありますが,基本的には症例をもとにしたdiscussionで当院でいつも行っているMorning Reportと同じ形式です。毎年,初期研修医が汗をかきつつ英語で頑張ってプレゼンします。1週間でどんどん変わってゆくのをみるのも,我々にとっても楽しみの一つでもあります。
オープンセッションとなっておりますので、研修医、若手医師、医学生で興味をお持ちの方はお気軽にご連絡ください。
日程:2019年3月11日(月)~15日(金)
対象:研修医,若手医師,医学生など
内容:症例検討による基本臨床技能を重視した問題解決のための思考過程の指導,講義
問い合わせ先:研修管理委員会事務局 jimu@ofunachuohp.net
個人的には,最近読み漁っているDr.Fredやその時代の有名な指導医の話なんかを今年は聞いてみたいなあ,なんて考えています。