H's monologue

動き始めた未来の地図は君の中にある

使命の道に怖れなく どれほどの闇が覆い尽くそうと
信じた道を歩こう

恒例の静岡赤十字病院

2018-09-26 | 臨床研修

もうかれこれ伺うようになって10年位になるでしょうか。恒例の静岡赤十字病院に伺いました。

総合内科部長の久保田英司先生の「今度も新ネタを?」という毎回の無茶振りのおかげで、毎年頑張って新しいネタを披露します。今年は『輸液大盤解説』というようやく形になってきたネタ(じゃない、レクチャーだ)と相なりました。サブタイトルは。「輸液の臨床推論 脳みその中をみせます」ということで、症例に基づいて輸液をどのように組み立てるか、経過で変えてゆくかという内容でした。福島FACEでネタおろしをしてから改良を加えてきました。

もともとは、あるDKAの患者さんの治療経過について、データを入力したエクセルのシートに手書きでいろいろ記入しながら、ここではこう考える、だから次はこのデータを見て、それに対して輸液はこのように変えてゆく・・・といったことをレジデントに説明したことがきっかけでした。そこでふと思い浮かんだ言葉が「大盤解説」でした。そうか,これを輸液の説明に応用すればいいんだ,と気づきました。今回のレクチャーでは,簡単な総論に続いて4症例の解説をしましたが,もう少し時間をかけたほうが皆さんの理解が深まるなあというのが反省でした。全体との時間の兼ね合いで難しいところです。

準備の段階で「大盤解説」で検索するうちに見つけたのが、この動画。将棋にことはよく分かりませんが,面白くて何度見ても爆笑もんです。輸液の解説で,こんな感じに笑いをとれるようになるのが次の目標だなあ(そんなことできるのか?)。まだまだ道は遠い!

カンファレンス終了後の懇親会では研修の先生達と楽しいお話でした。さらには久保田先生を始めとする少数精鋭で,土砂降りの雨の中おでん横丁になだれこみました。気がつくと日付が変わるほど・・・楽しかったです。





店を出たときには、横丁の電気も消えていました(笑)久保田先生,静岡の先生方ありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする