水戸のセミナー後に大洗の民宿白浜荘で「開催された」セミナー。ここでも沢山のパールがお互いに披露された。とっても刺激的な時間であった。さらに別の部屋に移動して二次会でも,お~っという話が沢山。第2回目もこちらの方がもっと楽しみかもしれない。
小林俊幸先生がとてもいいことを教えて下さった。頭痛や胸痛・背部痛が突然発症だったかどうかを確認するときの質問の仕方。
これは大震災のあと説明しやすくなったとのこと。「地震のときに何してましたか?」という質問だと,どこか地名を例にあげる方もいるが,「地震が_始まった時に_何をしていましたか?」と訊ねると,例えば玄関で靴を履こうとしているとか,何か作業をしているとか,ほとんどの人がはっきりとイメージとして覚えているという。つまりそれだけ強烈な瞬間として記憶に刻まれているわけで,頭痛の時にも同じ訊ね方をすればよい。
「頭痛があったとき,何をしていました?」と聞くよりも,「頭痛が始まったとき,何をしていましたか?」と訊ねて,はっきりとそれが答えられる時には,間違いなく突然発症であると言える。突然発症でない場合には,その質問に対して答えられないという。
ちょっとした言葉づかいの違いだが,突然発症かどうかを判断する際に正確さが飛躍的に上がるそうで,このパールは素晴らしいと思う。