ヨシ坊の山歩記

東海地区(愛知、三重、岐阜)の四季折々山歩きの記録

2015年8月23日(日)  柿其渓谷(長野県南木曽町)

2015年08月24日 | Weblog

愛知H会の8月例会で柿其渓谷へ行く。JR十二兼駅から柿其ハイキングコースをJR野尻駅まで約9km歩く。金山駅でJRキップは青空フリーパス2570円を買う。普通で買えば十二兼往復3880なのでかなり得する。塩尻行快速で南木曽まで行き松本行き普通に乗り換える。十二兼駅着10:25。他にハイカーは老若男女10人ほど。10:30出発。今日も一日暑くなりそうだ。線路伝いに木曽川を下り柿其橋で木曽川を渡る。渡ってすぐ右手にある八剣神社で安全祈願す。境内の大杉は樹齢600年の熊野杉。4本の杉が一体になっていることから「よすぎ」とも呼ばれている。炎天下緩やかな登り道を日陰を探しながら歩く。立派な水路橋をくぐる。現存する戦前の水路橋の中では最大級とのこと。コンクリート製なので熊本の通潤橋とはだいぶ趣が異なる。ポツンポツンと民家が続く村の道を歩く。日陰が全くなくて苦しい。この暑さの中でも畑作業の人達がいる。ご苦労様です。12:15恋路橋に着いた。駐車場は満車。そうだこんなに暑いなか歩いて来る人はなくてみんな車で来るんだ。川沿いの木陰でやっているバーベキューの匂いがたまらない。吊り橋の恋路橋を渡り川沿いに牛ヶ滝を目指す。途中河原に下りて昼飯にする。水は長く手をつけておれないほど冷たい。12:40出発。崖に取り付いた木の階段を登る。水はコバルトブルーできれいに透き通っている。13:00牛ヶ滝展望台に着。水量も豊富で落差の大きい立派な滝だ。長年の浸食で花崗岩がきれいに抉られている。展望台裏から恋路峠へ向かう。ブナ林の涼しい木陰道を歩く。林道に出て標識を見落としたため先ほど通った恋路橋の近くまで来てしまった。間違いに気づき戻る。20分ほどロスしてしまった。恋路峠からの眺めは素晴らしい。中央アルプス(木曽駒ヶ岳、宝剣岳、空木岳など)が間近にはっきりと見える。アルプスが雪を被ったころにまた来たいものだ。ここから下界のフォレスパ木曽まで一気に下る。ここから野尻駅まで3kmと標識があった。急げば14:31に間に合うかもしれないので必死に歩く。暑い中ふらふらしながら駅近くまできたが2分差で間に合わなかった。次の電車は16:22。約2時間の待ち時間がある。途中道に迷ってなければ余裕で間に合たのに残念だが終わったことは仕方ない。涼しい待合室で今日の反省会を開くため冷たいビールを調達しようと酒屋へいったが村に一軒しかない酒屋のシャッターは閉まっていた。自販機もない。今日はつくづくついてない。冷たいお茶で我慢しよう。