面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

初メダル

2010年02月18日 | ニュースから
日本メダル!男子五百で長島「銀」、加藤「銅」(読売新聞) - goo ニュース


今回のオリンピックで初のメダルが出た。
日本のお家芸のイメージがあったスピードスケートで、一気に「銀」と「銅」の2つ。
スピードスケートと言えば清水というイメージだったが、スピードスケートでのメダルはその清水以来だとか。

とりもなおさず、まずはめでたいことで。


逮捕せよ!

2010年02月17日 | ニュースから
暴走鉄道ファン、列車止める…線路脇で撮影(読売新聞) - goo ニュース


線路内に立ち入れば列車の運行に支障をきたすことは、誰にでも分かること。
それが鉄道オタクであればなおのことだ。
鉄道の運行を妨害しておいて鉄道ファンなどと、どのツラ下げて言うのか。

運転を停止した快速電車の運転士が「線路から離れるよう求めた際、拒む鉄道ファンがいた」などとは言語道断。
警察は、故意に列車を止める意思が無かったから拘束しなかったというが、何を言っているのか!

営業妨害で即刻逮捕すべきであろうに野放しにするから、またバカ鉄オタどもが増長することになる。
いっそ、カスどもが列車に接触するなり事故に遭ったとしても、鉄道会社は何ら咎めを受けることもなく、またカス野郎どもには何の補償もされないと、鉄道法にでも規定すればいい。


古木二世

2010年02月16日 | 野球
未来の4番に英才教育…筒香“1軍昇格”(スポーツニッポン) - goo ニュース


ベイの新人・ツツゴウは、確かにガタイはゴツくて迫力があり、パンチ力も十分の様子。
将来が楽しみなのは間違いないのだが、横浜はかつて末恐ろしいほどのスラッガーだった古木を育て切れなかった“前科”がある。
くれぐれも古木二世にだけは、してくれるなと頼みたいところ。
村田という見本になりそうな先輩がいるので、まずはそこを目指して頑張ってもらいたい。
とはいえ、タイガース戦では打たないように。
(と言うより、打たせるな!虎投手陣!!)

それにしてもタイガースの若手野手には、いつになったら景気のイイ話が出てくるのだろう。
柴田は手のひら骨折してるし、今年もまた、若手の話題といえば投手陣か!?
桜井は何をしているのか??
ヤツこそ、もしかすると「古木二世」なのかもしれない…


残念…

2010年02月15日 | ニュースから
4位の上村、涙「悔しいけど満足」(読売新聞) - goo ニュース


遅めの昼飯を食べて、更にオヤツしながらライブで見てた女子モーグル。
上村愛子は素人目に見ても会心の滑りだった。
それで2位に食い込んだときは、自分のことのようにうれしかった。

その時点であと4人。
いやらしい話だが後から滑る選手がコケへんかなと期待したら、なんと二人コケた!
あと2人っ!と、甲子園で藤川球児の応援をしているような気分で見ていたのだが…
そこからの2人はスゴい滑りの連続で、一人ずつ順位が下がっていき、あっという間に上位3人が座るソファーから追い出されてしまった。

ニュース記事には「満足」とあるが、テレビでのインタビューでは「満足…満足じゃないですけど、」と言い直したのが印象的だった。
そして夕方のニュースで、「初めて(メダルを取れるこの位置に)残りたいと思った」と言っていたのも、なんとも言えない…

7位6位5位とオリンピックの都度上がってきたが、まるで順番を守るかのような4位。
素晴らしい成果であるが、この流れなら次のオリンピックは3位だ!
どうする上村選手!?個人的には是非出てほしい。
そしてメダルを…!


弱いのか?

2010年02月14日 | ニュースから
日本、韓国に大敗…サッカー東アジア選手権(読売新聞) - goo ニュース


サッカーのことはよく分からないのだが、今のサッカー日本代表チームは、とても弱いのか?
韓国相手でも接戦の試合をしていたイメージがあったのだが、サッカーで3対1などという野球の試合みたいなゲームをやってちゃイカンだろう。
プロチームを作れば競技のレベルが上がるというが、サッカーはどうなのか?
野球に比べてプロ競技としての歴史は浅いとはいえ、かなり厳しいように思うのだが…

サッカーの明日はどっちだ!?


楽しみな

2010年02月14日 | 野球
楽天「167キロ男」モリーヨは本物だった(日刊スポーツ) - goo ニュース


楽天の新外国人投手が面白そうだ。
マイナー・リーグながら167km/hの球速を記録したというのはすごい。
しかし160km/h平均の剛速球がノーコンだったら、ただの凶器でしかない状態になるのだろうが、そのあたりは本当に大丈夫なんだろうか。
キャンプでの投球は問題なさそうだが、打者からすれば、ある意味戦々恐々だ。

キャンプを終えて調整ができあがったら、どんなピッチャーになっているのか楽しみ。
ぜひクルーンの日本記録を破ってもらいたいものである。


ヒール

2010年02月14日 | ニュースから
国母の乱れた服装で苦情殺到 JOCに電話やメール(共同通信) - goo ニュース


テレビのニュースで会見の様子を見たが、監督が言うように「深く反省」しているヤツが、ふてくされたように「反省してま~す」とやるワケが無い。
監督の姿が高砂親方とダブって見えたのは気のせいか?

これでメダルに届かなければ、また「本番前にくだらないことを言われてテンション下がった」とか「オリンピックに価値は無い」とか、見苦しく言い訳するのだろうか?
滑るときのカッコは好きにしていても、TPOをわきまえて公式の場ではピシッと決める方が、よっぽど“しぶい”と思うぞ、国母君。

織田信長の例を出すまでもなく、天下を取れる人物というのは、物事をわきまえることのできるもの。
今回の一連の国母選手の行動は、品性下劣なチンピラでしかないと断言させていただく。
信長の例を出したついでに、今の国母を戦国時代で例えるなら、攻めこんだ先で略奪の限りを尽くす足軽でしかない。

橋本聖子に引っ張り出されて、再び会見を開いて謝罪したとのニュースもあるが、本当に反省したとは思えない。
役員連中は日本へ還せ!と言ったとの話もあるが、とりあえず競技での結果は見てみたいので残して正解。
金メダルを獲って再び尊大な態度で会見し、ヒールとして脚光を浴びることができるかどうか見ものだ。

とりあえず国母選手には、メダル獲ってから、また話を聞かせてくださいな。
楽しみにしています。

ポチ

2010年02月13日 | ニュースから
小沢幹事長問題ではっきりした メディアと国家権力の危険な関係【週刊 上杉隆】(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース


映画「ポチの告白」の中で、刑事が記者のことを「ポチ」と呼んでいる場面があったが、検察に対するマスコミの姿勢もまた、犬と化しているのではないだろうか。

しかし、それも記者の立場に立って考えれば、仕方ないことかもしれない。
最強の国家権力である検察に触れる機会の多い記者にとって、検察に盾つくような行動は真の意味で“命に関わる”ことだ、と肌で感じているとすれば、とてもとても検察・警察に睨まれるようなことは書けない。
それだけでなく、逆に検察・警察から「こう書け!」と言われれば、へーこらへーこら言われたとおりのことを書くだろう。

しかし、ジャーナリズムというものは、本来そんなものだったか?
ロシアの記者たちのようになれとは言わないが、少なくともジャーナリストとしての矜持をもっているのだろうか?と尋ねたくはなる。


サントリー

2010年02月12日 | ニュースから
キリンとサントリー、経営統合交渉が決裂(読売新聞) - goo ニュース


サントリーが上場していなかったことを、恥ずかしながら今回初めて知った。
あの規模で同族会社というのは、ある意味すごいように思う。
今回の統合決裂は、キリンとサントリーのそれぞれが持つ企業文化に、あまりにも違いが大きかったからだろう。
株式を上場するかどうかは、各社の方針によるものであり、経営戦略の問題であるので、良い悪いは言えない。

それはともかくとして、このニュースについてのテレビ報道で、サントリーの現社長の姿を見るのだが、この規模にまで大きくなった同族会社のトップとしては、いささか器が小さく見えてしまうのが気にかかって…
(大きなお世話であるが)

「おとうと」

2010年02月12日 | 映画
早くに夫を亡くした吟子(吉永小百合)は、女手一つで小さな薬局を切り盛りしながら娘の小春(蒼井優)を育て、義母の絹代(加藤治子)と3人で暮らしていた。
一人娘の小春は、エリート医師との結婚を決め、一家はまさに幸せの絶頂だった。
そして結婚式当日。
和やかに始まった披露宴だったが、突然雲行きが怪しくなる。
吟子の夫の13回忌で、酒を飲んで大暴れしたのを最後に音信不通になっていた吟子の弟・鉄郎(笑福亭鶴瓶)が、紋付き袴姿で式場に現れたのだ…

優秀な兄、姉と、どうしようもない「ごんたくれ」で鼻つまみ者の弟。
姪の結婚式でさえメチャクチャにしてしまった鉄郎に対して、兄は絶縁を宣言するが吟子はどうしても見捨てられない。
それは、幼い頃から鉄郎の面倒を見てきたこともあるが、亡くなった夫の一言も大きく影響していた。
「弟さんは、優秀な兄と姉の踏み台にされてきたんじゃないか。」
上の二人が優秀だった分、デキの悪い弟は誰からも誉められることなく、いつも疎外されてきたんじゃないだろうか。
だからこそ、娘の名付け親として花を持たせてやりたいという夫の言葉に、吟子は弟を慈しむ気持ちを更に強めていったのだ。
血のつながりという、決して切れるものではない“縁”で親子・兄弟姉妹は繋がっている。
その「どうしようもない縁」の大切さについて、客観的に温かい言葉でヒントを与えるセリフが秀逸。
まさに山田洋次作品の真骨頂だ。

エリート医師と結婚した小春は、しばらくすると実家に戻ってきてしまう。
何とかよりを戻してほしい吟子は、小春に内緒で義理の息子に会いに行く。
仕事は忙しいのだろうが、二人で話をする時間を持つように諭す彼女に、何を話せばいいのか分からないと小春の夫は言い放つ。
「言いたいことがあるなら、それを箇条書きにしてくれれば、それに回答しますよ!」
何気ない会話でさえ交わせない、典型的なコミュニケーション不全の姿を通して、いまどきの家族が抱える問題点をさりげなく活写する。
「イイとこのおウチ」に育ったお坊ちゃまの人間味の薄さと対照的に、貧しいながらも豊かなコミュニケーションが溢れる下町の人々の温かさ。
傷ついて帰ってきた小春は、そんな人々に見守られながら癒されていく…。
山田洋次作品の温かさは人間社会の原点に根ざしていて、それは本作にも余すところなく描かれている。
だから最後まで心地よく観られるのだろう。

また今回は、終末医療の現状にも一石を投じている。
長らく行方不明となっていた鉄郎が見つかったのは、大阪のドヤ街にある民間のホスピス。
身寄りもなく、まともな医療も受けられないまま死期が迫った人々を受け入れ、見守る施設の様子が描かれるが、そんな慈悲に溢れた仏様が運営するような施設が本当にあると知って驚いた。
東京の台東区に実在する民間ホスピスをモデルにしたとのことだが、ホームレスも増え続ける昨今、このような施設の需要は高いだろう。
そうなれば公費で充実を!と、なりそうな気がするが、このような施設は民間の志を持った人々による運営でなければ成り立たないのではないか。
「給料もろてるから、やってる」という意識では、とてもその施設が持つ目的は達せられない。
素晴らしい事実に感動しながらも、そんな篤志家が果たして日本にどれほどいるのかと考えたとき、暗澹たる気持ちにもなる。
(そない言うんやったらお前がやれ!というご意見はまた別の問題…)

約10年ぶりになるという山田洋次監督の現代劇は、2008年に逝去した市川崑監督の『おとうと』に対するオマージュでもある。
今回もまた、「家族の絆」をメインテーマに昨今の社会的諸問題もピックアップされていて、いろんな角度から観客の心の琴線に触れていく秀作。


おとうと
2010年/日本  監督・脚本:山田洋次
脚本:平松恵美子
出演:吉永小百合、笑福亭鶴瓶、蒼井優、加瀬亮、小林稔侍