面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

「有料」な落とし穴

2009年10月12日 | ニュースから
「無料で遊べる」携帯ゲーム高額請求相次ぐ(読売新聞) - goo ニュース


こんなトラブルはごまんとあるのだろう。
ゲームを楽しむこと自体は無料でも、そこにオプションな楽しみ方をする場合には有料になるというのは、常識の範囲内。

しかしこれが、ゲームを楽しんでいるのが子供となると話が違う。
自分の遊びが有料か無料かなど考えてゲームをしていないわけで、単純にもっとゲームを楽しみたいという欲に駆られてオプションサービスにアクセスするのは当然と言える。
この落とし穴が怖い。

それにしても面白いのは、ゲームのオプションの購入方法について、ドコモやauでは有料サービスを受ける際に暗証番号の入力が求められるが、ソフトバンクは入力を省略しているというところ。
各社の姿勢がよく出ている。
さすがは名うての金満家が率いるSB。
少しでも金になりやすいように、子供でも簡単に有料サービスを購入できるようにしてある。
さらにソフトバンクは、このニュースに掲載されたケースで、当初「請求通り支払ってほしい」として相談に応じなかったというから、さすが。
母親が地元の消費生活センターを経由して再度連絡を取ったところ、ようやく全額返還されたとのこと。
数千円くらいのことであれば、手間をかけるよりも面倒だから払っておいて子供を叱って済ませようという親もいるだろうから、そうなれば丸儲け。

お金を稼ぐ人というのは、これくらい貪欲にならなければいけないということを、あの丸い顔の御仁が教えてくれる。
相手が困ろうがなんだろうが、そんなことは知ったこっちゃないという潔い姿勢が垣間見えて見事。

こりゃ、自分は貧乏なままのはずだわな♪


程度と度量

2009年10月11日 | ニュースから
反論メールの職員を処分 橋下知事「物言い非常識」(朝日新聞) - goo ニュース


知事に対してメールで「物申した」職員に対して、橋下知事が激怒したという。

職員のメールの内容もまあ、確かに行き過ぎた物言いがあるとは思うが、それに対して言い方(この場合「書き方」とするべきか)が悪いと激怒する知事も大人げなさ過ぎる。
世間一般的な“常識”がない人間というのは、どんな組織にも存在するもの。
ましてや、大阪府という巨大組織において、多少なりとも常識はずれなメールが来ることは十分想定できること。

橋下知事自身、どの程度の考えをもって職員にメールを送るよう言ったのか。
覚悟の程が窺い知れてしまうというもの。
このくらいの表現のメールでキレたような態度をとるところは、エリート街道を歩んできた人物にありがちな狭量さが出ているようで見苦しい。

橋下知事は、“無礼な”メールを送った職員に、
「上司に対する物言いを考えること。トップとして厳重に注意します。言い分があるなら知事室に来るように」
と送信したとのこと。
職員も返信で
「公務をどけてでもお邪魔します」
と応酬したというのは面白いが、果たして知事室での対談は実現したのだろうか。
相手には平気でボロクソ言うくせに、自分がちょっとでも悪く言われるとムキになって怒りまくる、昔小学校のクラスにいた良く勉強ができるヤツみたいなことだけはないようにいてほしいもの…


今季終了。

2009年10月10日 | 野球
虎5年ぶりBクラス…送りバント失敗がすべて(スポーツニッポン) - goo ニュース


当たり前のことを当たり前にできずに終わった今季最終戦。
今年のタイガースを象徴するような敗戦で、2009年は幕を閉じた。

決してパワーヒッターではなく、見るからに小技が利きそうな平野だが、実は送りバントは苦手だとは知らなかった。
それでは、最近すっかり控えとしても目立つことのなくなった、“フライヤー”藤本と変わらない。

このヤクルト最終決戦、新井の悪送球でコケて、平野の送りバント失敗でとどめをさしたようなもの。
これに、後半戦の快進撃に水を差し続けた安藤が絡んで、ほとんど自滅で終わったのはなんとも無様。

しかしこれこそがタイガースの現状であり、この現状を改めたいと真剣に考えることができるかどうかに、来季はかかっている。
12球団随一の高給取りになったとたんのこのテイタラク。
給料分働いていない連中は最低でも半額返上して、来季はそれを倍にして取り戻す気概を持って、シーズンオフを過ごしてもらいたいものだ。


waisetsu

2009年10月09日 | 映画
映画「無防備」 映倫「わいせつ性ない」無修正公開 出産シーンOK(産経新聞) - goo ニュース


出産シーンのどこが猥褻にあたるのか?
出産シーンを見て欲情する人間は、かなり少ない…というか、ほとんどいないと思うのだが、どうだろう。
かなりの変態性を持ってすれば、自慰行為にふけることもできると思われるが、そんなヤカラは一般的でないことは、火を見るよりも明らかではなかろうか。

性器が見えれば、何でもかんでもわいせつにあたるとでも言うのか?
いわゆるAVに代表されるような、扇情的な性行為の表現として露出しているなら猥褻と言えるが、単に体の一部分が見えているだけのものを猥褻と言えるだろうか。
ヘタにモザイクなんぞがかかっている方が、かえって扇情的ではなかろうか。

出産に立ち会った経験が無い、あるいはこれからもそのような経験をすることは無いと想定される自分のような人間にとっては、この映画における出産シーンは、猥褻表現としての興味など無く、人間の尊厳について衝撃を受けるかもしれない…などという思いが湧き上がるだけ。
映倫の判断は至極真っ当。
公開が待たれる。


まだ会ってないのに!

2009年10月08日 | ニュースから
「座敷わらし」老舗旅館炎上…宿泊客ら無事(読売新聞) - goo ニュース


旅館「緑風荘」を知ったのは、小学生のとき。
水曜スペシャルだか木曜スペシャルだか、昔よくあった「○○スペシャル」という名の1時間半の番組で、心霊現象を取り上げたときだったと思う。
「座敷わらし」という子供の妖怪が現れる部屋があり、その姿を見た人は幸運が巡ってくるという言い伝えがあるとのことで、女性レポーターが実際にその部屋に泊まって体験するというコーナーだった。

テレビカメラをセットして3泊する企画だったと記憶しているが、二日目の夜まで何事もなく過ぎ、いよいよ最後というその夜、夜中に「バシッ!」と生木を裂くような音がして、気付いたレポーターが起き上がると、うっすらと青いような影がスーッと画面を横切った。
驚いたレポーターが「きゃーっ」と悲鳴をあげたが、それが子供の姿をしていたかどうかまでは定かならず。

結局、番組としては「座敷わらしに会えたのではないだろうか」という、なんともうやむやなオチをつけていたが、それ以来、ぜひその旅館に泊まりたいと念じてきて早やン十年!?
最近では、座敷わらしが出るという部屋は、何年も先まで予約がいっぱいで、そこに宿泊するのは至難の業となっていた。
しかし、いずれは泊まりに…!と密かに燃えていたというのに、よもや旅館が先に燃えてしまうとは!

ここ数年来、全国から大勢の人間が「幸せをくれ!」「幸運をくれ!」と押し寄せてきたことから、さすがの座敷わらしも疲れ果てていたのではないだろうか。
宿泊客の中には欲に取り付かれた者もいただろうし、このご時世、
「座敷わらしに会えなかった!金は払わない!」
とゴネる客もいたのではないだろうか。
住み着いた家に幸福をもたらすという座敷わらしがいるにも関わらず、全焼してしまったという事実は、近年の強欲にまみれた人間に対する、座敷わらしからの警告ではないだろうか。

長年に渡って暮らしてきた“棲家”を無くしてしまった座敷わらし。
今、どこでどうしているのだろう。
その心境を思うと気の毒でならない。
どこかに安住の棲家を見つけてくれていることを願うばかり…


からさわぎ

2009年10月07日 | ニュースから
「新型インフル」は空騒ぎ 根拠のある危機管理を! 【インタビュー】外岡立人氏(医学博士・前小樽市保健所長)(ファクタ) - goo ニュース


「恋」なら他愛無いが、インフルエンザに関する根拠の無い大騒ぎは困りもの。
9月に入って新学期が始まったとたん、あちこちで学級閉鎖が実施されて多少騒ぎになっていたが、気がつけば潮が引くように最近は静かになっている。

春のインフルエンザ騒動が、結局はあまり大したことがなかったことも影響していると思われるが、あれを教訓として、メディアにも冷静な報道を頼みたいもの。
いわんや政府をやであるが、怖いのは、本当に警戒すべき感染症が襲ってきたときに誰も信じない状況に陥ることだ。

マスコミや政府が「オオカミ少年」になってしまっては、シャレにならない。


ダム

2009年10月06日 | ニュースから
ダム中止は公約至上主義=石破自民政調会長(時事通信) - goo ニュース


せっかくの政権交代がダム問題で行き詰ったりしては、こんなつまらないことはない。
もうちょっと“軽い”ダムから、さっさと手をつけて片付けていってはどうか。

などと、こちらが心配することはないのかもしれないが、他にもいろいろ為すべきことは山積みなのであり、ダムばかりに関わっている場合ではない。
あるいは、ダムの話題を前面に押し出しながら、知られないところで着々と政策が進められているのかもしれない…!?


急逝

2009年10月05日 | ニュースから
中川昭一元財務相が自宅で死去 循環器系持病の可能性(共同通信) - goo ニュース


このニュースは驚いた。
最初はやはり、父親がそうだったように自殺ではないかと疑念を抱いたが、どうやらその線は無い様子という。

不眠がちで睡眠薬を常用していたようだし、しかも遺体からアルコール反応が出たとくれば、これはある種「事故死」と言えるかもしれない。
しかし、睡眠薬を飲んで酒をあおるなんぞ、まさに自殺行為。
となれば、ある意味やはり自殺とも言えるかも。

しかし、循環器系の持病があり、更に不眠に悩まされて睡眠薬を飲み、そのうえアルコールもやめていなかったというのは、自己管理としてはいかがなものか。
死人に鞭打つ話になるが、あまりにも無防備で軽率と言わざるをえない。
かの“酩酊記者会見”も、さもありなん…

合掌。


うちゅうせんかんやまと

2009年10月04日 | 映画
キムタク・古代進で初の実写版ヤマト発進!(サンケイスポーツ) - goo ニュース


古代進が36歳て、歳行きすぎちゃうん!?
などという疑問や意見を差し挟んではいけない(のだろう)。
これは、かつて自分もハマった「宇宙戦艦ヤマト」では無い、似たタイトルの別モノと考えるべき映画なのだから。
確か「生活班」のリーダーだったはずの森雪が、「戦闘班」に所属するのみならず、ブラックタイガーに乗るなどという事態に陥っている時点で、原型をとどめていない。
だから、
「実写にする意味があるのか?」
というのも愚問である。

これでデスラー総統に伊武雅刀が起用されたら、何がなにやらだが。


順当。

2009年10月03日 | ニュースから
2016年五輪はリオデジャネイロ…南米初(読売新聞) - goo ニュース


至極真っ当な結果だろう。
なにせ南米ではまだ開催されたことがなかったのだから。
4年前に一度落選しながら、その後復活を果たすべく様々に努力を重ねてきたというブラジルの姿勢も、大きな要因だったに違いない。

東京なんて、前回が北京だったのに、それからあまり間をおかずに再びアジアで開催される、などという結果になるわけがなく、またしても石原知事の自己満足を満たすために莫大な税金が雲散霧消した。
石原知事個人のポケットマネーをはたいて招致活動を展開したなら何も文句は言わないが、貴重な血税を湯水の如くつぎ込んだのだから、その罪は軽からず。
重き罪科に行うべきところ、格別の憐憫をもってさし許すとするか。
日本国民は。