面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

程度と度量

2009年10月11日 | ニュースから
反論メールの職員を処分 橋下知事「物言い非常識」(朝日新聞) - goo ニュース


知事に対してメールで「物申した」職員に対して、橋下知事が激怒したという。

職員のメールの内容もまあ、確かに行き過ぎた物言いがあるとは思うが、それに対して言い方(この場合「書き方」とするべきか)が悪いと激怒する知事も大人げなさ過ぎる。
世間一般的な“常識”がない人間というのは、どんな組織にも存在するもの。
ましてや、大阪府という巨大組織において、多少なりとも常識はずれなメールが来ることは十分想定できること。

橋下知事自身、どの程度の考えをもって職員にメールを送るよう言ったのか。
覚悟の程が窺い知れてしまうというもの。
このくらいの表現のメールでキレたような態度をとるところは、エリート街道を歩んできた人物にありがちな狭量さが出ているようで見苦しい。

橋下知事は、“無礼な”メールを送った職員に、
「上司に対する物言いを考えること。トップとして厳重に注意します。言い分があるなら知事室に来るように」
と送信したとのこと。
職員も返信で
「公務をどけてでもお邪魔します」
と応酬したというのは面白いが、果たして知事室での対談は実現したのだろうか。
相手には平気でボロクソ言うくせに、自分がちょっとでも悪く言われるとムキになって怒りまくる、昔小学校のクラスにいた良く勉強ができるヤツみたいなことだけはないようにいてほしいもの…



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