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バッシング

2014年03月13日 | ニュースから
小保方さん博士論文、20ページ酷似 米サイトの文章と(朝日新聞) - goo ニュース


「STAP細胞」で一躍時の人となった小保方さんが、一転してバッシングの嵐にさらされている。
女性研究者が脚光を浴びると、男性研究者からの妬み嫉みや嫌がらせがあるという話は昔から聞くが、今回もその類のように思えてならない。
「STAP細胞」の論文に対して、正に重箱の隅を突き倒して、どんどん穴を開けまくっているように感じるのだが…。

世界中に星の数ほどもあるであろう論文の中から、小保方さんの論文と酷似しているという部分を見つけ出すなど、彼女の論文のほころびを必死に血眼になって探すという偏執狂的な行為を根気よく続けない限り無理だろう。
少なくとも、同じジャンルの論文を片っ端から読み漁って見つけ出す、あるいは今回酷似しているという論文を読んだことがある人間からの指摘といった、何らかの恣意的な行動の結果から巻き起こった“パクリ論争”なにではないのだろうか。

ニュースにあるように、本人が本当に他の論文をコピペしたなら言語道断ではある。
しかし今回の騒動は、まず共著者が論文撤回要請をするという異例の行動をとったことが引き金となって大騒ぎへと進展した。
そもそも論文を世に出す前に、共著者や小保方さんの上司は、ほころびが無いかチェックにチェックを重ねなければならなかったはず。
ひとり彼女にだけ全面的に非を押しつけ、自分達の責任は回避しているように見えて仕方がない。
「これは評判が取れる!」と踏んで彼女を利用し、見切り発車したというのが事の真相ではなかろうか。
彼女は、周囲の男共の“名誉欲”の犠牲者ではないのだろうか。

こんなことを書けば、「かわいい女性やからって肩を持ちやがって」「何をフェミニストぶってるねん!?」「女性から人気を得ようとするな!」などと言われか。
しかし単純に、脚光を浴びる人物に対して、よってたかってその足を引っ張りたがり、アラを探して悪評を並べ立てたがる人間の卑しさがイヤなだけだ。


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