面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

「お笑い鍋料理」(夢路いとし喜味こいし)

2007年03月22日 | 落語
落語ではないのであるが、同じ芸能ということでカテゴリー「落語」で記事を。

収集している演芸関係MDを整理していて、久しぶりにいとこいの漫才を聞いた。
最近の若手漫才コンビには無い、独特のリズム感。
練りに練られたネタと話術は安定感があり、安心して聞いていられる。

好きなネタの一つである「お笑い鍋料理」。
鍋の具についてこいしが説明するところで、いとしが鶏肉の「かしわ」が分からないとボケるくだりが大好きなネタ。
「生きてるうちがニワトリ!死んだら戒名がかしわ!」
日常生活でもよく引用させてもらうフレーズである。
(そんな日常会話は、もしかしておかしいのか!?)

古典芸能である落語のように、ネタとして残っていく漫才を、今の若手漫才コンビはいくら持っているだろう。
テレビの中で大量消費されていくネタを見るにつけ、テレビの功罪を思う…

最近は世捨て人のような風貌になって、時々テレビ番組に出ているこいし。
まだまだ喋りは達者。
もう10年くらいはやってほしかったコンビである。

合掌



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