面白き 事も無き世を 面白く
住みなすものは 心なりけり

「アポロ18」

2012年05月02日 | 映画
1961年に始まり、1969年には人類を初めて月面に送り込んだ「アポロ計画」は、1972年のアポロ17号による月面着陸を最後に、突如中止された。
ところが、それから40年を経た今、インターネットの片隅で、ある映像が発見された。
そこに映し出されていたのは、アポロ17号で終了したとされていた「アポロ計画」に18号が存在して月面着陸を果たしていたということだけでなく、決して表に出ることのなかった月世界の真実だったのである!


NASAが極秘裏に進めたこの「最後のアポロ計画」は、軍事目的によるものだった。
月へと送り込まれた3人の宇宙飛行士に与えられたミッションは、当時のソ連を監視するための“装置”を月面に設置すること。
比較的簡単なミッションに取りかかったとき、月面に自分達以外の「足あと」を発見する。
なぜ、こんなところに足あとがあるのか…?
その謎を追った彼らは、明らかにアメリカのそれとはことなる月面探査機を発見して愕然とする。
なんと、月面着陸を達成したのはアメリカだけとされていたが、実はソ連も成功していたのだ。

世界に誇るべき偉業を達成したはずのソ連が、なぜこの事実を公表していないのか。
そしてNASAはその情報をつかんでいたと思われるのに、アポロ18号の乗組員達には隠されていたのはなぜか。
彼らが記録した映像には、軍事目的は表向きのもので、真の目的が存在していたことを物語っていた。
そこには、人類の想像を絶する、衝撃の事実が隠されていたのだ……!


アメリカの威信をかけた世紀のプロジェクトであった「アポロ計画」が、なぜ突如中止となったのか。
表向きは予算の都合によるものとされたが、その裏には隠された真実があるとして様々な「都市伝説」も生まれているが、その憶測に対するひとつの回答を描いたサスペンス・ドキュメンタリー。


アポロ18
2011年/アメリカ=カナダ  監督:ゴンサーロ・ロペス=ギャレゴ
出演:ウォーレン・クリスティー、ロイド・オーウェン、ライアン・ロビンス