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現在圧勝中

2011年07月08日 | 野球
阪神・藤井、正捕手争い真っ向勝負!野村理論で城島に挑戦(夕刊フジ) - goo ニュース


スタンリッジが6月の月間MVPに輝いた。
その記者会見において、ケガで戦列を離れた城島に代わってマスクをかぶっている藤井を賞したという。
藤井とバッテリーを組むようになってから3勝負けなしと、城島と組んでいたときよりもはるかに好成績を残しているのだから当然だ。

スタンリッジだけでなく、タイガースの大方の投手が同じ思いではないだろうか。
素人目に見ても、タイガースの正捕手に藤井が座ってからというもの、投手陣の安定ぶりはめざましい。
城島とはひと味違うリードもさることながら、パスボールや投手の暴投が格段に減ったように思うのは気のせいではなかろう。
城島なら後逸していたのではないかと思うようなワンバウンドの投球を、藤井の場合はキャッチングできないまでも後ろに逸らすことはほとんどない。
イメージでは、必ず体で止めて全て前へ落としている。
これが投手陣に対して大きな安心感となり、投球に好影響を及ぼしていることは間違いない。
スタンリッジが「MVPは藤井だ」というのも納得できるというもの。
現在のところ正捕手争いは、ケガを差し引いても藤井の圧勝中だ。

藤井の活躍について、特にディフェンス面でのチームへの貢献度を我が身に置き換えて考え、優れた面を謙虚に学んで自分のものとすれば、城島も更なる成長を遂げられるだろうが、果たしてそんなことができるか。
これまでの城島の言動からは到底考えられない。
まずは城島には、このまま今季は復帰せずに治療に専念してもらいたい。
そのうえでチームの動向を見守ってみたいものだ。