昨日と同じ民宿一里木である。21日の宿の国民宿舎古岩屋荘が満室で取れなかった為、変則的な行程となってしまった。途中薬局でリップクリームを買う。唇があれてがさがさ、痛くなってきた。3時30分宿に到着した。本日の歩行数37、297歩、26km。
国民宿舎古岩屋荘の入り口に徳島大学遍路講座のめんめんのお泊りが表示されていた。阿波、土佐路遍路では御一緒させていただいたお仲間である。懐かしさに写真を撮る。吉田先生、田中にはお世話になりました。無事のお遍路をお祈り致します。
11時10分岩屋寺の参拝を終え下の山門を辞する。岩屋寺は字の如く、岩の一部をくり抜き本堂がある。岩場の中にある古びた建物である。駐車場から本堂へ向かうにも100mは登らなければならない。帰りは国道12号をたどり戻ることとした。
八丁坂を過ぎると下り坂になる。岩屋寺の近くになると一気に山を駆け降りる、その道は岩のごつごつした山道となる。途中「南無不動明王像」「逼割行場」などを通過する。 10時17分古びた山門に到着した。こちらの山門は通行する人もまれのようでふるさびたままだ。
7時民宿一里木をでる。昨晩の同宿者は4名、昭和4年生まれの男性一日30~40km歩くそうで喜寿の人とは思え無いような元気な人。33才の男性通し打ち20日目母の位牌をもって巡礼中。同年代の男性二人、車で巡拝している、という人達でした。12号線を45番札所岩屋時を目指す。