虚空を観じて

今感じたことを書くことは、年取った脳みそにいいんじゃないかと考えて認めています。日常の風景から、過去の記憶まで。

シクラメン

2007年01月25日 | Weblog
そのまんま東が当選して、

田中前知事のことがテレビで流れた。

田中知事が、当選当時、県の職員(?)に名刺を渡して、受け取ったほうがそれを二つに折った場面だった。

欲しくなければ、あるいは渡す行為を咎めるのであれば、返却すれば充分足りる。

どこか、おかしい、・・・・はっきり言えば、いい大人が愚かな、と思う。


民主主義は話し合いではなく、数の論理だ。つまり、もともと話し合いは成立しない、という前提に立つ。だから時に、間違う。そのために選挙がある。

話し合いが、いままで成立した例があるだろうか。

日常生活での、些細なことでも、話し合いが成立して、双方万々歳なんてことは、滅多にありはしない。

政治の世界なら、なおさら成立しない。

知事の権限は、小さいように思う。

当選してきた知事が、渡した名刺を、目の前で否定されたら、我々がが否定されたのも同じだ。だから、すぐ解雇を宣言できるくらいの権限が無ければ、国政も、県政もよくならない。

我々は、選挙権があるだけで、実は、なにも出来ないのだから。



今朝の東京は素晴らしい、さわやかな天気だ。

洗濯物がよく乾く。ベランダの草木にも水をやろう。

いただいたシクラメンを陽の当たる場所に移動しよう。自分で動けないから。

シクラメンが太陽光を浴びている。まるで、喜んでいるようだ。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 舶来品 | トップ | 医者の宣告 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (このは)
2007-01-25 23:56:32
そういうことありましたねー。今回はどうなんでしょう。県議会議長も何となくうさん臭そうな感じの人で、この先、東さんがどういう風に県政を動かしていくのか楽しみです。
最近よく「民度」という言葉を耳にするのですが、今の日本は。。あらゆる面で民度の低い国民になっているような気がします。悲しいかな、私自身もその中の一員です。
基本となる教育の改革は必須と思います。
返信する
ありがとう (eres)
2007-01-26 09:07:06
民主主義は、実際、民度の低い国では機能しません。強力なリーダーがコントロールするしか、ありません。この言い方は、大半の批判を浴びますが、事実はそうですね。ただ、独裁者国家でも、歴史を見るまでも無く、やはり国民が犠牲になります。
どちらがいいとか、悪いとかではなく、人間の本性として、両方ともうまく機能はしませんね。

民主主義は日本では、バックボーンがないまま、取り入れましたので、日本人にはまだ熟していないと思います。たとえば基本的人権一つとっても、それを根源から説明できる人は少ないと思います。

給食費を平気で払わない親が、今朝のニュースで報道されていましたが、この<平気>ということが鍵だと思いますね。つまり<恥ずかしい>ということを感じない人が多くなっていることの一つの証拠だと思います。
恥ずかしいことを知らないのは、政治家の言い訳などは顕著ですね。それが一般国民にまで蔓延してきたということですね。

コメントありがとうござました。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事