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日々のあれこれ

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【祖国 世界航海デーに】NO 485作詞作曲:すず #オリジナル曲 鶴見太郎著 『イスラエルの起源』

2025-06-09 06:04:50 | Electone & Piano

【祖国 世界航海デーに】NO 485作詞作曲:すず #オリジナル曲 #エレクトーン演奏 #sionisme #peace #反戦 #帆船 #即興作曲

鶴見太郎 著【ロシア・シオニズムの想像力 東京大学出版】を読み終え、今は一般向けに優しく書かれたと思われる【イスラエルの起源】を読み始めたところです。シオニズムの想像力を読み終えてからブログ記事に書いた、自分の疑問点が、序章に書かれてありました!!! そうそう、そこなのよ!被害者であるユダヤ人が心の故郷を求めてイスラエル建国、しかもホロコーストから1世紀も前から入植準備を進め、一部はアラブ人社会の中で結構上手くやっていた。それがなぜ、あのような武力行使を平気で行っているようにしか見えない国に??? 少しずつ分かってきた気がします。シンドラーのリストのような単純な構図ではないことも、あれで簡単に理解した気になってはいけないことも… 自分が想い出していたのは、子供の頃に見たプリンプリン物語です。海外で暮らしていると、故郷=帰る場所がある、ってことは生きる意味にもなります。それほど重要なことです。

 

1つだけ、勘違いしないで欲しいことは、イスラエル建国前、何世紀にも渡り、苦しめられてきたユダヤ人が建設したイスラエルだから、イスラエルがやっていることを全て支持しているとか、ユダヤよりだとか、そういう意図では全く無い!ということです。何故、争いごとが無くならないのか、ユダヤ人建国に至るまで、その後も続く今日までの紛争… 解決の糸口はないのか?探りたくて、図書館だけを頼りに(裏をとらず発信できるネットは、歴史等についへは誤情報も多いから見たくない💦)調べている最中です…

【イスラエルの起源】の序章が、自分が数日前に書いた記事の中で投げかけた疑問と同じでした!【ロシア・シオニズムの想像力 東京大学出版】大学の研究者を対象に書かれたと思われる著書は論文形式で書かれてあり、かなり難しく専門的でしたが、著者と出発点(ユダヤの歴史を探る意味)は似ていたのかもしれません… 

この本に書かれていた印象的な説明がふと、今、浮かびました。手元に本がないので、(返却済)引用は出来ませんが、大体こんなことが書かれていました:

二人が漂流し、外から来た人々に好意的でオープンな村人が暮らす島に打ち上げられたケースと、

閉鎖的で外から来た人々を受け入れられない気質の村人が暮らす島に辿り着いたケース。

同じ人間でも、受け入れる側の社会的環境がどうであったか?によって、旅人が暮らす社会的な環境によって、その後の生活は変わってくるし、全く同じではない。

ロシアは比較的、ユダヤ人が溶け込んで暮らせる社会だった。(だから、多くのユダヤ人が残った。)

一方でドイツは、そうではなかった(皆さん、ご存知の通り!)

これが 『社会的な考察』 社会学、ですね。文化・コミュニケーション専攻科では、こういった研究が最近、進んでいるそうです。自分も約30年前、オーストラリアの白豪主義、同化主義、そしてマルチカルチャリズムを学びました…(大学院で)それでも理解が難しい【ロシア・シオニズムの想像力 東京大学出版】 ドイツとロシアでは、まるで違っていたのだ、ということだけは分かりましたが… 

 

そして出来た曲です。お時間があれば、お聴き下さいませ。

【イスラエルの起源】は読み終えた時点でまた、新たに書きます。

仕事へ行ってきます。

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2 Comments(10/1 コメント投稿終了予定)

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被害者から加害者(?)へ・・ (fumiel-shima)
2025-06-09 22:30:20
すずさん、こんばんは。

先日のすずさんの記事をきっかけに、シオニズムについてWikipediaなどを見て、宗教や人種などの面で差別されてきたユダヤ人が、かっての故郷であるパレスチナに国家の再建を目的とした運動だということがほんのちょっとわかりましたが、同じユダヤ系でありながらシオニズムに賛同しないユダヤ人の動きがその後どういう形で表れたのか・・なども少しずつ知りたいと思いました。

持ちろん、私には詳しいことはわかりませんが、イギリスの曖昧(?)外交やドイツのユダヤ人迫害、パレスチナの分断などを経てその後のイスラエルの建国・・・

イスラエルの建国で故郷を追われたという、パレスチナ人の悲劇が世界各国にはどのように映るのか・・国にはなれないまま、イスラエルの占領下におかれているわけですね。

元々パレスチナの地にあったユダヤ教を信じるユダヤ人の王国はローマ帝国に滅ぼされてユダヤ人はパレスチナを追い出され、世界に散り散りになったわけですね。

ユダヤ教の国で新しい教えを広めたイエス・キリストがユダヤ教の聖職者たちと対立し、十字架にかけられ、のちにヨーロッパでキリスト教が広がると、ユダヤ人はキリスト教の敵と見られ、差別や迫害の対象になっていったのでしょうか

長い長い中東の歴史にまで詳しいすずさんが、過日語ったローマの歴史の塩野七生先生の姿に重なりました。
私も機会あるごとに少しずつ学んでいきたいと思いました。

そういう歴史のことを考えながら聴くと、この曲も地中海を航行する帆船が頭に浮かぶようです。
6月8日は「世界海洋デー」だったのですね。
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Unknown (すず)
2025-06-12 23:24:22
>fumiel-shima さんへ
>被害者から加害者(?)へ・・... への返信

まだ、読み終えていないので、
何とも言えず…

読み終えたら記事にします
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